通信交換 (GO)
Pokémon GOにおける通信交換は、フレンドとポケモンを交換できる機能。
概要
所定のほしのすなを消費することで、100m以内にいるフレンドとポケモンを交換することができる。
交換機能を利用するためにはトレーナーレベルが10に到達している必要がある。
仕様
制限
以下のポケモンは交換できない。
- メルタン及びメルメタルを除く幻のポケモン
- お気に入り登録しているポケモン[注 1]
- 相棒にしているポケモン
- 過去に相棒にしたことがあるポケモンは交換決定時に警告が表示されるが交換可能。
- HPが減っているポケモン
- ジムを防衛中のポケモン
- シャドウポケモン
- 交換で受け取ったポケモン
- そのため本編と違い、通信進化を手伝ってもらって送り返してもらうということは不可。
- タマゴ
アメの入手
交換するときに、交換する2匹のポケモンが捕まえられた場所の距離に応じて、交換に出したポケモンのアメが得られる。トレーナーレベル40以上の場合は一定確率でアメXLも得られ、この確率も距離に応じて増える。
交換する2匹のポケモンが 捕まえられた場所の距離 |
入手できるアメの数 | アメXL入手確率 |
---|---|---|
10km未満 | 1個 | 10% |
10km以上、100km未満 | 2個 | 25% |
100km以上 | 3個 | 100% |
交換後のポケモン
ポケモンは交換されると、個体値(とそれに従って計算されるCP)がランダムに変更される。ただし、変更される攻撃・防御・HPの各個体値には下限が設けられ、仲良し度が進行するにつれ、その下限が上昇する。また、交換で受け取るポケモンの強化レベルがトレーナーレベルを上回るときは、そのトレーナーレベルで捕獲できるポケモンの強化レベル上限値(トレーナーレベル+2)まで下げられる。相棒レベルは0にリセットされる。覚えているわざは変わらない。メガシンカしたことがあるポケモンは交換後もメガシンカに必要なメガエナジーが少ないままとなる。原作シリーズと異なり、交換したポケモンのニックネームは変更できる。
特別な交換
次に挙げるポケモンが含まれる交換は特別な交換として扱われ、必要なほしのすなが増えるほか、一日一回に制限されている。交換する相手を変えても不可。
- ポケモン図鑑に登録されていないポケモン(アンノーンや花飾りを付けたピカチュウなど複数のフォルムを持つポケモンはそれぞれを別のポケモンとして扱う)
- 伝説のポケモン
- メルタン・メルメタル
- 色違いのポケモン
- ライトポケモン
仲良し度の影響
以下の表において、交換に出されるポケモンの片方でも図鑑未登録等であると、ポケモンを交換する双方が所定のほしのすなを消費する。色違いのポケモンは色違いを図鑑登録しているかどうかで必要なほしのすなの量が決まる。
交換の種類/仲良し度 | 必要なほしのすな・最低個体値 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
知り合い | 友達 | 仲良し | 親友 | 大親友 | ||
図鑑登録済ポケモン | 伝説のポケモン メルタン・メルメタル 色違い |
交換不可 | 20,000 | 16,000 | 1,600 | 800 |
それ以外 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | |
図鑑未登録ポケモン | 伝説のポケモン メルタン・メルメタル 色違い |
交換不可 | 1,000,000 | 800,000 | 80,000 | 40,000 |
それ以外 | 20,000 | 20,000 | 16,000 | 1,600 | 800 | |
保証される最低個体値 | 0 | 1 | 2 | 3 | 5 |
一部のイベントでは1日あたりの交換回数上限、特別な交換の回数上限が増やされることがある。また交換に出したポケモンのアメを多くもらえるイベントや、交換に必要なほしのすなが低減するイベントが開催されることもある。
2019年4月4日(Ver.1.107.2)の更新以降、大親友のフレンドと仲良し度を上げる行動を行うと、一定確率でキラフレンド (Lucky Friend)という状態になるようになった。キラフレンドと行う次の交換はキラ交換と呼ばれ、必ずキラポケモンになる。キラフレンド状態は交換して消化するまで維持される。キラ交換自体は特別な交換ではなく、お互いに特別な交換に該当しないポケモンを出す場合は回数制限なし、ほしのすな100が適用される。
キラポケモン
交換で受け取るポケモンは、キラポケモン (Lucky Pokémon) になる可能性がある。
→詳細はキラポケモンの記事を参照。
通信進化
2020年1月11日に行われた交換による進化登場のアップデート以降、以下のポケモンは交換で手に入れている場合のみアメを消費せずに進化できるようになった。2020年1月よりも前に交換したポケモンも対象になる。また、例えば交換で手に入れたケーシィをユンゲラーに進化させた場合もアメを消費せずフーディンに進化させられる。
- ユンゲラー→フーディン(通常はケーシィのアメが100個必要)
- ゴーリキー→カイリキー(通常はワンリキーのアメが100個必要)
- ゴローン→ゴローニャ(通常はイシツブテのアメが100個必要)
- アローラのすがたのゴローンも同様
- ゴースト→ゲンガー(通常はゴースのアメが100個必要)
- ガントル→ギガイアス(通常はダンゴロのアメが200個必要)
- ドテッコツ→ローブシン(通常はドッコラーのアメが200個必要)
- カブルモ→シュバルゴ(通常はカブルモのアメが200個必要)
- 交換相手はチョボマキでなくても良い
- チョボマキ→アギルダー(通常はチョボマキのアメが200個必要)
- 交換相手はカブルモでなくても良い
- ボクレー→オーロット(通常はボクレーのアメが200個必要)
- バケッチャ→パンプジン(通常はバケッチャのアメが200個必要)
2020年1月24日(Ver.0.131.0)の更新以降、ポケモンボックスの検索機能で「こうかんしんか」と入力すると、交換による進化の対象ポケモンを検索できるようになった。
遠くにいるフレンドとの交換
通常は100m以内にいるフレンドとしか交換できないが、イベント時などに交換できる距離が延長されることがある。
- 2020年11月13日7時半から11月16日まで、期間限定で遠くにいるフレンドとポケモン交換が可能になるテストが行われた。最大12km離れたフレンドと交換できた[1]。
- 2020年11月19日早朝から11月24日9時まで、期間限定でより遠くにいるフレンドとポケモン交換が可能になるテストが行われた[2]。このテストは11月30日まで延長された[3]。
- 2021年1月16日4時から1月19日4時まで、ワンリキーのコミュニティ・デイに合わせて期間限定でより遠くにいるフレンドとポケモン交換が可能になった。最大40km離れたフレンドと交換できた[4]。
- 2021年2月9日から2月18日まで、旧正月イベント・バレンタインの開催期間に合わせて期間限定で最大40km離れたフレンドとのポケモン交換ができた[5][6]。
- 2021年4月24日のフレンドシップ・デイ開催に合わせて期間限定で最大40km離れたフレンドとのポケモン交換ができた[7]。
- 2021年12月25日3時から12月28日3時まで、「ウィンターワンダーランド」イベント (ウィンターイベント期間中のミニイベント)の開催に合わせて、最大40km離れたフレンドとのポケモン交換ができた[8]。
外部リンク
- 『Pokémon GO』 開発チームより:フレンド機能とポケモン交換の考え方について - Pokémon GO、2018年6月20日投稿。
脚注
注釈
- ↑ 交換の画面で提示したタイミングでお気に入りの解除は可能。
出典
- ↑ 期間限定テスト:日本時間11月16日(月)まで、以前よりも遠くにいるフレンドとポケモン交換が可能に - Pokémon GO、2020年11月12日投稿。
- ↑ Pokémon GO Japan - 公式Twitterアカウント、2020年11月19日投稿。
- ↑ Pokémon GO Japan - 公式Twitterアカウント、2020年11月24日投稿。
- ↑ 1月の「Pokémon GO コミュニティ・デイ」で「ワンリキー」が登場! - Pokémon GO、2021年1月14日投稿。
- ↑ 『Pokémon GO』で旧正月をお祝いしよう! - Pokémon GO、2021年2月2日投稿。
- ↑ 「Pokémon GO バレンタイン」開催! - Pokémon GO、2021年2月8日投稿。
- ↑ 「フレンドシップ・デイ」でフレンドと一緒にポケモンをつかまえよう! - Pokémon GO、2021年4月21日投稿。
- ↑ ウィンターイベント:「カチコール」が『Pokémon GO』に新登場、新しい着せ替えアイテム、その他いろいろ! - Pokémon GO、2021年12月9日投稿。