mysqld
常駐プログラム(デーモン)だよ
MySQLだよ
簡単に書くよ
mysqld(読:マイエスキューエルディー)とは
Linuxとかにおける常駐プログラム(常に(見えない所で)動いているプログラム)(デーモン)のひとつ
であり
MySQL(Webシステムで使われることが多いデータベース)としてのお仕事をしているデーモンさん
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・データベース
・MySQL
・デーモン
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
データベースは「データを入れておく箱」です。
突っ込んで考えると混乱するかもしれません。
何となくのフィーリングで理解してください。
MySQLは「Webシステム(インターネットを使うシステム)で、よく使われるデータベース」です。
正確には「データベースマネジメントシステム(DBMS)」と呼ばれるやつですが、気にしなくて結構です。
歴戦のプロたちも「今回はデータベースにMySQLを使います」とか普通に言います。
深く考えずに「MySQL=データベース」と解釈してください。
デーモンは「UNIX系OS(Linuxとか)における常駐プログラムの呼び名」です。
デーモンさんは、メモリ上でお仕事が来るのをぼーっと待っていて、お仕事が来るとささっと実行し、終わるとまた待機状態に戻ります。
休みなんてありゃしない、常に戦闘態勢を維持することが求められているプログラムです。
Windowsの方が得意な方は、Windowsにおける「サービス」がUNIX系OSにおける「デーモン」だと思ってください。
以上を踏まえて
MySQLとしてのお仕事をしているデーモンさん
が「mysqld」です。
データベースはデータをしまっておく箱です。
ただの箱なのです。
使う人は、その箱にデータを投げ入れたり、逆に箱からデータを引っ張り出したりします。
ただし、使う人自身が直接箱の中身を漁っているわけではありません。
使う人は「ちょっと、このデータをしまっておいてよ」や「こんな条件でデータを取り出してよ」と指示を出しているだけです。
その指示を受け付けて、指示の通りにあれやこれやとやって、結果を返してやる代理プログラムがいます。
MySQLにおける代理プログラムがmysqldさんです。
少し話がそれますが、データを入れておく箱が「データベース」です。
データを入れておく箱とそれを管理している代理プログラムを一緒くたにしたものが「データベースマネジメントシステム」です。
上の方で「MySQL=データベース」と解釈してくださいと書きました。
それは話を単純化するためです。
実際には、MySQLはデータベースマネジメントシステムです。
そして、MySQLというデータベースマネジメントシステムにおいて、データを入れておく箱を管理している代理プログラムがmysqldです。
一言でまとめるよ
まぁ「mysqld」って単語が出てきたら「MySQL(Webシステムで使われることが多いデータベース)のデーモン(Linuxとかにおける常駐プログラム)なんだな~」と、お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「mysql」はデータベースの「MySQL」のことです。
「d」は多分「daemon(デーモン)」の略です。
「daemon(デーモン)」の意味は「守護神」とかです。
何となくくっつけると
MySQLの守護神
となります。