いい感じのスライド、作るのむずいので、「Azusa Colors」っていうKeynoteテンプレートを作った。下記のサイトからダウンロードできる。
解説
デモも兼ねた解説スライドを作った。
Azusa Colorsとは
Azusa Colorsとは、大体いい感じになるKeynoteテンプレート「Azusa」に、新しいカラーバリエーションを加えたもの。
Azusaとは僕が1年前に作ったKeynoteテンプレートで、「SpeakerDeckにある “なんとなくいい感じのスライド” は大体1ページあたり3色以内で構成されている」という法則にもとづき作成した。
使われている様子を観察すると、主にエンジニアの勉強会やライトニングトークで使われてるようです。
- 趣味開発のためのVPS/クラウド活用術 // Speaker Deck
- 月刊ライトニングトーク2014年8月号: MEAN 祭り資料 // Speaker Deck
- TDD(Twitter Driven Datsu-Syoshinsya) / Twitter駆動脱初心者 #yapcasia // Speaker Deck
- エンジニア3人で支える月間10億PV // Speaker Deck
- ぼくの考えたさいきょうの開発フロー - PHP編 // Speaker Deck
- Node.js のセキュリティの話 // Speaker Deck
- Go駆動開発で超速Pushエンジンを作った話 // Speaker Deck
- 実践Go ツールの作成から配布まで
Azusaの問題点
多くの方に使っていただいているのは有難いことだけど、それに伴った問題があって、それは「他の人と被る」ということだと思う。Azusaは「緑,アイボリー,ネイビー」の3色を組み合わせることでなんとなくいい感じに見せる、というコンセプトだったので、どのスライドも印象が似てしまっていた。
Azusa Colors
そこで、Azusaに新色6色を加えたAzusa Colorsを作った。
色の変更は「マスターの変更」から行える。色は、好きな1色(紫のだけとか)を使ってもよいし、ひとつのトピックを話し終えて次のトピックに移るときに、あわせて色を変える、みたいな使い方もできる。
また、マスタースライドには見出し色/背景色を入れ替えたバージョンも用意した。お好みで選んでください。
その他のマスタースライドとして、Azusaに引き続き「ソースコードを貼り付けるためのスライド」を用意したほか、「背景にちょっと暗めの画像を敷いて、その上から文字を表示する」ためのスライドも作った。スライドの背景におもしろ画像貼り付けるみたいなの、よく作るけど意外と面倒なので簡単に作れるようにした。
書体は、Azusaに引き続きAvenir Nextを使用した。最近のMacには標準でインストールされている書体で、ヒラギノ角ゴと組み合わせたときに相性がよい。プレゼン時の可読性を重視して、ゴシック体と大きめのフォントサイズを指定してある。
そのほかの要素は Azusa v1をほぼ踏襲した。
FAQ
Q: もっといい色ないの
- 例えばこのへんを参考に、お好みで選びましょう
- Color - Style - Google design guidelines
- ぶっちゃけAzusaの新色もここから選びました…
Q: プロジェクターだとコントラスト強い色のほうが見やすいのでは
- 会場の雰囲気見て見づらそうだったら色変えましょう
ご利用ください
プレゼンの良し悪しはスライドだけで決まるものではないが、もしスライドをすばやく簡単に良い感じに作り終えることができたら、余った時間を使って発表の練習をしたり、余計な心配をせず発表に集中できると思う。そういう助けになればと思って作った。
もし気に入ったら使ってみてください。
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