PlayStation 3 250GB チャコール・ブラック (CECH-4000B)
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2012/10/04
- メディア: Video Game
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PlayStation 3 250GB クラシック・ホワイト (CECH-4000B LW)
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 2012/11/22
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お客様から修理のご依頼をいただいた製品に、稀に電子レンジやドライヤー等を用いた外部からの加熱が原因と思われる本体外装の変形、および本体内部部品の破損・焼損痕が見受けられます。
これに関して、どういう状況で電子レンジやドライヤーを使うのがわからないという人が多く、ユーザーを責める声もあるが、理由は下記のはてブコメントにある通り。
id:magi00 PS3自体の熱で基盤が膨張と収縮を繰り返すため、長く使用しているとはんだの接触不良が起こりPS3が使用できなくなる。そして起動しないとセーブデータを移すことも不可能。熱を加えるのは溶かして再癒着させるため。
※追記 ドライヤーの温度でハンダは溶けないから、基盤が膨張して接触が復活することがある、という方が正しいと思われる
PS3では赤ランプが点滅して起動しなくなるという故障があり、YLODとも呼ばれている。自分はPS3を持ってないのだが、ネット上ではかなり情報があり、かなりポピュラーな故障らしい。Xbox360のRRoDといわれる故障も、同じくハンダの接触不良だそうだ。
YLOD(赤ランプ点滅故障)と応急処置方法 - PS3故障についてのまとめwiki
この故障で修理を依頼すると基盤交換になるのだが、基盤が交換されると別のPS3となるため、HDDにあるデータは使えず、再度フォーマットするしかなくなってしまう。そのため、一回でもいいから起動してHDDのバックアップをする必要があるため、このドライヤーで加熱するというノウハウが広まっている。PS3のHDDが個別のPS3と紐漬けされているために起きる問題なのだ。
という訳で、本来ならソニーがPS3でこんな故障をさせないようにするべきだし、HDDも修理したらデータが使えないなんて仕様にするのも悪い訳で、これはユーザーの問題ではなく、ソニーの問題である。
しかし、ドライヤーを使う解説はネットでよく見かけるが、電子レンジという解説は見たことないのに、なんで使う人が…。まあ、「電子レンジ」というのは、あくまでソニー側の推測か。