概要
その小屋に様々な者が自然に導かれて訪れる。お次はどなたでしょう?
森の中で一つ取り残されたように建てられている小さな小さな小屋。そこには様々な者が導かれる。客人たちは僕にもてなされ、僕は話を楽しむ。これが僕の毎日。あなたもいかがでしょう?
読者様によって、色を変える物語となっておりますので、どうぞお楽しみください。
読者様によって、色を変える物語となっておりますので、どうぞお楽しみください。
読んでくださってありがとうございます
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人間の本質をついたちょっぴりビターな物語
とある森の中の小屋に訪れた人と、主人公が会話をする。
そして友人が噂話を持ってくる。
基本的スタンスは変わりません。
でもね、でも!
このお話が面白いのはその最後の友人が笑顔でかるーく話す噂話なんです!!
何人かの来客の時点ではまだよくわかりません。あれ……?これってもしかして??と、推察しながら読み進めていきます。そして最後に友人が答え合わせをしてくれる。
自分の推理が当たっていたら、よっしゃ!となるし、逆になるほどね〜ともなる。
友人さんはいつきてくれるかな?って楽しみにしながらページをめくる私がいました。
ちょっぴり後ろ暗い、人間の怖さや本質の部分。馬鹿だなぁ、愚かだなぁ、でも…続きを読む - ★★★ Excellent!!!少し不思議な、されど疑問に持たなければならない。そんな話。
読めば読むほど謎が深まり、謎が解け、考えさせられる物語です。
中々謎は解けませんが、推理力が鍛えられるだけではなく、当たり前のようなことに疑問を持たせてくれる。本来このような作品がなくとも、知をもった人間が考えなければならないものですが、その切っ掛けをくださいます。
さて、野ウサギのように動物さんの訪問もありましたが、主人は人同様に接していたのが印象的です。
そして、一つの話の区切りがくると、決まって友人と呼ばれる来客が現れる。
客人とはどこか違う彼。少し異質な主人。
何かしら事件を裏に抱える客人。
読み返せば読み返すほど奥が深くなる不思議なお話を皆さんも紅茶片手に堪能してみましょう。