概要
彼の名はアカネ。森に住まう古代エルフと古代の王との間に生まれた半エルフ
森の奥で、半エルフのアカネは戦いの狩りにのぞんだ。
古代ロムレス王が建てた国が、2000年も続く異世界。
アカネは長い時を過ごすすべを心得ている。
ひとに仇なす者を焼きつくすため、今日も彼は、燃え上がる。
古代ロムレス王が建てた国が、2000年も続く異世界。
アカネは長い時を過ごすすべを心得ている。
ひとに仇なす者を焼きつくすため、今日も彼は、燃え上がる。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!真紅のエルフの一端
詩的とも言える、描き方に震えました。エルフという主題を独自の世界観で見事に描かれております。
エルフに火を組み合わせる発想は、もちろんその温かな心も見て取れて、激情に駆られるだけでなく、様々な火を見えているようでした。死霊魔術も登場し、火と見事に対比を成していて、この点がとても興味深いです。
単なる魔術関連の物語ではなく、ただならぬ拘りを感じます。一番好きなのは、呪文についての一文。載せられないのが、辛いところですが、とても惹かれるような表現をなさっております。
浅い表現では満足出来ない、もっと深い世界を軽く触れてみたい。そんな方にお勧めです。軽く読むはずが、しっかりと余韻まで楽しん…続きを読む