WS-Routing
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WS-RoutingないしSOAP Routing Protocol (SOAP-RP) とは、マイクロソフトが提唱するSOAPを用いて複数の仲介者(大抵の場合はルータが該当する)を介してメッセージを送信する通信プロトコルである。
マイクロソフトがMSDN上で示すところ[1]によれば、「SOAPメッセージをTCP、UDP、およびHTTPなどの多様なトランスポート上で非同期的にルーティングするための、単純なステートレスのSOAPベースのプロトコル」であるという。
SOAPに欠けている伝送経路の指定に関する仕様を補完するものである。本プロトコルを用いることで他のアプリケーション層のプロトコルを用いなくてもよいが、品質およびセキュリティにかかわる仕様が含まれていないゆえに、信頼性が要求されるケースでは他のSOAPにかかるプロトコルを用いる必要がある(たとえば伝送経路をHTTPSでカプセル化して信頼性を確保するなど)。
WS-Addressingが後継である[1]。
出典
[編集]- ^ “Web Services Routing Protocol (WS-Routing)”. Microsoft Docs (2007年10月8日). 2021年12月12日閲覧。 “Note This specification is superseded by WS-Addressing.”