STARS (B'zの曲)
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「STARS」 | ||||
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B'z の シングル | ||||
B面 |
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リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
作詞 | 稲葉浩志 | |||
作曲 | 松本孝弘 | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
チャート最高順位 | ||||
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B'z シングル 年表 | ||||
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「STARS」(スターズ)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。2023年7月12日にVERMILLION RECORDSより54作目のシングルとして発売された[11][12][13][14]。
概要
[編集]シングルCDとしては、前作『声明/Still Alive』から約6年ぶりのリリース(ただし、この期間内ではオリジナル・アルバム3枚[注 1]、ミニ・アルバム1枚[注 2]、配信シングル3曲[注 3]をリリースしている)。
初週売上は11.8万枚を記録し、オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。また、5thシングル『太陽のKomachi Angel』から50作連続首位獲得となった[1]。
2023年9月21日よりダウンロードおよびストリーミング配信が開始された[15]。
アメリカンレストラン『ハードロックカフェ』で開催されたB'zのデビュー35周年を祝うイベントで、「STARS」にちなんだカクテルが提供された[16][17][18]。
リリース形態
[編集]「通常盤」「初回限定盤」「数量限定STARS盤」の3種の形態でリリースされる。
- 通常盤
- CDのみの形態。
- 初回限定盤
- 「CD+DVD」もしくは「CD+Blu-ray」の仕様。付属の映像ディスクには、「B'z Live From TOKYO FM HALL」として行われた収録曲3曲のスタジオライブの映像を収録。このライブは、2022年のリリース作品との連動応募特典『Present X』[注 4][19]の当選者200名を招いて、2023年3月にTOKYO FM HALLで開催された[11][12][13][14]。
- 数量限定STARS盤
- 「CD+B'zバランスゲーム」の仕様。54本のスティックには、歴代シングル全54作品のタイトルロゴがデザイン(レーザー刻印)されている[11][12][13][14]。
収録曲
[編集]全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「STARS」 | 松本孝弘・稲葉浩志・Yukihide"YT"Takiyama | |
2. | 「Dark Rainbow」 | 松本孝弘・稲葉浩志・Yukihide"YT"Takiyama | |
3. | 「ペインキラー」 | 松本孝弘・稲葉浩志・寺地秀行 | |
4. | 「君の中で踊りたい 2023」 | 松本孝弘・稲葉浩志・Yukihide"YT"Takiyama | |
合計時間: |
# | タイトル |
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1. | 「Dark Rainbow」 |
2. | 「君の中で踊りたい 2023」 |
3. | 「STARS」 |
楽曲解説
[編集]CD
[編集]- STARS
- 2023年に行われた『B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』のツアータイトル曲で、B'zデビュー35周年のメモリアルイヤーを象徴する楽曲[11][12][13][14]。
- ハードロックをベースとし、プログレッシブ・ロックやブルースなどのサウンドが取り入れられている[20]。
- 曲名のSTARSは、Pleasureツアーの開催にあたり、核となるキーワードを探していた際にライブ会場のオーディエンスが思い浮かび、星のように思えたことから決まった。そこから発展し、B'zがこれまで作ってきた作品もSTARであるとし、この先のB’zとして目指すべき次のSTARという意味も込められている。曲名が先に決まり、そこから歌詞が書かれた[21]。
- Dark Rainbow
- ブルースロックを基調とした楽曲[20]。
- 2023年公開の松竹映画『おまえの罪を自白しろ』主題歌で、映画のために書き下ろされた楽曲。本曲についてメンバーは「“隠された真実”を見つけ出そうとする主人公が、それまで気づかなかった、人の本心や、自分自身が矛盾の中で生きているという事実と向き合うことになっていく。そんな“闇を相手に暴れる感情”のようなものをイメージして作ったのがこのDark Rainbowです。B'zにとってもライブで演奏したい楽曲となりました」とコメントしている。また映画のプロデューサーである石塚慶生は、本曲について「本作で、主人公は自分なりの「真実」を突き止めるために得体のしれない敵に立ち向かっていきます。それは、今現在私たちが生きている社会や政治に対する思いとも重なると思っています。そして、この主題歌は、そんな相手に対して立ち向かう人々への『B'zさんでしか表現できない「応援歌」』なのだと解釈しています。」と評している[22][23][24]。
- 『B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』では、アリーナ公演のみ演奏された[25][26]。
- ペインキラー
- 君の中で踊りたい 2023
特典DVD & Blu-ray(初回限定盤のみ)
[編集]- B'z Live From TOKYO FM HALL
- Dark Rainbow
- 君の中で踊りたい 2023
- STARS
タイアップ
[編集]- 松竹系映画『おまえの罪を自白しろ』主題歌(#2)
参加ミュージシャン
[編集]- 松本孝弘:ギター、作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル、作詞・編曲
- Yukihide "YT" Takiyama:編曲(#1.2.4)、ベース(#1.2.4)、バックグラウンドボーカル(#1.2)
- 寺地秀行:編曲(#3)
- バリー・スパークス:ベース(#3)
- 玉田豊夢:ドラム(#1.2.4)
- シェーン・ガラース:ドラム(#3)
- 川村ケン:キーボード(#1.2.4)
- 斉藤ノヴ:パーカッション(#1.2.4)
- 石川寛子 with Lime Laies Orchestra:ストリングス(#3)
- 渡辺ファイアー:テナー・サクソフォーン(#1)
- 宮崎隆睦:バリトン・サクソフォーン(#1)
- 上石統:トランペット(#1)
- 長谷川素子:トランペット(#1)
- 東條あづさ:トロンボーン(#1)
特典DVD & Blu-ray参加ミュージシャン
[編集]ライブ映像作品
[編集]STARS
Dark Rainbow
君の中で踊りたい 2023
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2017年『DINOSAUR』、2019年『NEW LOVE』、2022年『Highway X』。
- ^ 2021年『FRIENDS III』。
- ^ 2021年『きみとなら』、2021年『UNITE』、2022年『SLEEPLESS』。
- ^ 2022年8月リリースのオリジナル・アルバム『Highway X』に封入された【応募抽選カードA】と、2022年12月リリースの映像作品『B'z presents LIVE FRIENDS』に封入された【応募抽選カードB】に記載されたそれぞれの応募IDを入力して応募することで、抽選で特典がプレゼントされるキャンペーン。応募受付期間は2023年2月19日まで。
- ^ 「イチブトゼンブ -Ballad Version-」
出典
[編集]- ^ a b “B’z、オリコン史上初の「シングル」50作連続1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年7月18日) 2023年7月18日閲覧。
- ^ “B’z、自身初の「合算シングル」1位【オリコンランキング】”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年7月21日) 2023年7月21日閲覧。
- ^ “【ビルボード】B'z『STARS』初週11.5万枚でシングル・セールス首位”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2023年7月18日) 2023年7月19日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2023年7月19日). 2023年7月19日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Download Songs | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2023年9月27日). 2023年10月14日閲覧。
- ^ “オリコン週間 デジタルシングル(単曲)ランキング 2023年09月18日~2023年09月24日 21~30位”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年10月14日閲覧。
- ^ “オリコン月間 シングルランキング 2023年07月度”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年12月22日閲覧。
- ^ “オリコン月間 シングルランキング 2023年07月度”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年12月22日閲覧。
- ^ “オリコン年間 シングルランキング 2023年度 51~60位”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年12月22日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2023年12月22日閲覧。
- ^ a b c d e “B'z、6年ぶりシングル「STARS」リリース決定”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2023年6月2日) 2023年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e “B'z、6年ぶりシングル「STARS」を7月リリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワークス). (2023年6月2日) 2023年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e “B'z、デビュー35周年に生まれたニューシングル『STARS』リリース決定”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2023年6月2日) 2023年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e “B'z、ニューシングル『STARS』リリース 数量限定盤には歴代シングルタイトル刻印の“B'zバランスゲーム”付属”. RealSound (2023年6月2日). 2023年6月2日閲覧。
- ^ “B'z シングル「STARS」配信スタート!!”. B'z Official Website. VERMILLION RECORDS (2023年9月21日). 2023年9月21日閲覧。
- ^ “B'zデビュー35周年を「ハードロックカフェ」がお祝い、最新曲「STARS」がカクテルに”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2024年8月16日) 2024年5月29日閲覧。
- ^ “B’z×ハードロックカフェがコラボ 大音量でパワープレイ、新曲「STARS」ドリンク提供も”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2024年8月16日) 2024年5月29日閲覧。
- ^ “B'zデビュー35周年 × ハードロックカフェ日本上陸40周年、<Special Day>を開催”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2024年8月16日) 2024年5月29日閲覧。
- ^ “B'z Present X 連動応募抽選特典応募サイト”. VERMILLION RECORDS. (2023-02-29) 2023年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e 金光裕史「B'z」『音楽と人』第17巻第248号、株式会社 音楽と人、2023年7月5日、55頁。
- ^ (インタビュアー:桑子真帆)「B’z 独占インタビュー バブル崩壊・災害・コロナ禍…見つめてきた時代を語る」『クローズアップ現代』、NHK、2023年7月19日 。2023年7月21日閲覧。
- ^ “B’z、映画『おまえの罪を自白しろ』主題歌に新曲提供 主演・中島健人「ビリビリしびれる」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年4月24日) 2023年6月2日閲覧。
- ^ “B'z、中島健人主演『おまえの罪を自白しろ』に主題歌「Dark Rainbow」書き下ろし”. BARKS (ジャパンミュージックネットワークス). (2023年4月24日) 2023年6月2日閲覧。
- ^ “中島健人×堤真一『おまえの罪を自白しろ』特報映像&ポスター到着、主題歌はB'z書き下ろし”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2023年4月24日) 2023年6月2日閲覧。
- ^ “B'zベスト選曲の全国ツアーがDVD / BD化、2時間におよぶドキュメンタリーも”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2024年2月16日) 2024年2月17日閲覧。
- ^ “B'z、ライブ映像作品『B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』を4月リリース”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2024年2月16日) 2024年2月17日閲覧。