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Dr.コパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Dr.コパ
(小林 祥晃)
コパノリッキー引退式にて
(2018年1月6日)
誕生 小林祥晃
(1947-05-05) 1947年5月5日(77歳)
日本の旗 日本東京都
職業 建築家実業家神主作家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 日本大学理工学部建築学科
子供 ドーター・コパ(小林美穂)
公式サイト Dr.Copa's Official HomePage
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Dr.コパ(ドクター・コパ、本名・小林 祥晃(こばやし さちあき)、1947年昭和22年)5月5日 - )は、日本建築家実業家神主愛知工業大学客員教授。建築や神道の知識、方位学気学を元とした「風水」に関する作家としての活動や、JRAおよび地方競馬馬主として広く知られている。特に風水に関しては第一人者と言われている[1]

概要

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東京都出身。日本大学第三高等学校を経て日本大学理工学部建築学科卒業。祥設計株式会社社長。三宅の宮(観相・家相)を主宰。茶懐石料理教室校長。中央競馬の馬主としても活動している。

祖父の代より三代続けて(三代続けて神職の事もあり)日本の伝統建築・風習・伝統行事・縁起・由来の開運法を研究しており、温泉を使った伝統的な開運法など、中国、アジア、西洋諸国の伝統開運法を吸収しつつオリジナルの開運術を考案。

日本の気学方位学を主にしたこともあったが、風水ブームの到来により、自らの開運術を「風水」として強調。だが、自らを「風水師」と呼ぶことはない。幼少のころより父の友人であった在日朝鮮人にも李氏朝鮮より伝わる李朝風水・古来風水を学んでおり朝鮮風水の法則を自身の風水に生かしている、と自著で明かしている。メルセデス・ベンツドイツ現地工場の風水的設計を任されたこともある。

長く一級建築士を自称していたが、近年では一級建築士を名乗っていない。

ペンネームDr.コパの名称の由来は「ある雑誌にコーナーを連載していた際に読者からの手紙がきて、本名の「小林さん」ではなく「コパさん」と書いてくる人がいたんですよ。能天気でイイんじゃん、てことで早速、採用。さらに部屋を診断するってことで”Dr."を付け足しちゃったんです(笑)。」と本人は語っている[2]

人物

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子供のころ多摩川で溺れかかったことがあり、川の主の竜神に助けてもらったという(小指に糸のような物が巻きつき引き上げられた)。その頃より本人の守護神は竜神であると確信している。後年友人の家を訪ねた際、御岳教の行者が偶然その場にいた。その行者に龍神が憑依したことを感じ取り、今までの恩恵を竜神に述べ謝意を表した。

神職に就いた後、神木の前を横切った時、神の声を聴いたような気がしたという。それ以降、その際に告げられた『萬祥』を名乗る。

1998年に8繋がりである風水の大吉数8の数字に因んで、8億円の豪邸を「宿す」がテーマな事から東京都内、原宿に建設し入居する。また自らの自家用車のナンバーも風水の大吉数「58」の縁起に因んで末尾「58」である。また銀座に風水グッズ、家具インテリアを取り扱う風水ショップビルを開店している。

2002年、干支午年に馬主になる。「21世紀を競馬の勝ち馬のように疾走し、幸運のゴールへ駆け抜けよう」と志を立て馬主になったという。

2024年8月、膵臓がんを公表[3]

家族

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妻・けい子も中央競馬会及び地方競馬の馬主として名を連ねている。長男の照弘はインターネットコパクラブ株式会社代表取締役社長を務めている。また長女の美穂は「ドーター・コパ」の名で父と同じく風水師として活動。

その他

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自著で度々明かしてもいるように、過去の確執から親戚一同と折り合いが悪く、疎遠である。

テリー伊藤の次兄・伊藤孝夫とは高校時代の友人である。小林はテリー伊藤のことを本名である「輝夫(てるお)」と呼ぶ。

一時期、みのもんたと間違われたことがあり、それがきっかけでみのもんたと縁ができたと、自著で述べている。

プロ野球は大阪近鉄バファローズのファン。その近鉄がオリックス・ブルーウェーブ合併してからは合併球団のオリックス・バファローズを応援している。

著書

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多数の風水関連書籍を執筆している。

Dr.コパの風水手帳

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毎年刊行されており、生まれ年別の毎日のラッキーアイテムがわかる点が最大の特徴であり、そのラッキーアイテムに絡んだ行動を行うことで、開運がはかられるとする[4]。同じ日に複数のラッキーアイテムが表示されることが多いが、全て実行しなくてもよく、どれか一つでよいとされる[4]

また、ラッキーアイテムと表示されるのと同じ欄に赤い「ゴトまるマーク[5]」が表示されればラッキーな日、グレーのマークが表示されればアンラッキーな日を示すという[4]。マークがない日は、「まずまず順調な日」とのこと。なお、グレーのマークがついていても、その日のラッキーアイテムを活用することで、「水準以上の運」を得られるという[4]

風水手帳一覧

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  • 小林祥章『Dr.コパの風水手帳2013』(初版)廣済堂出版(原著2012年10月15日)。ISBN 9784331516461 
  • 小林祥章『Dr.コパの風水手帳2012』(初版)廣済堂出版(原著2011年10月15日)。ISBN 9784331515570 

出演番組

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テレビ

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ラジオ

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DVD

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  • 開運!Dr.コパのパワースポット神社 DVDBOX

(テレビ番組・CSスカパー・277ch「旅チャンネル」での「Dr.コパのパワースポット神社」のDVD化)

馬主として

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  • 本名の小林祥晃名義で「コパノ」「ラブミー」[6]、「キモン」の冠名を用い競走馬を所有。勝負服デザインは「黄、赤一本輪、黄袖」と、風水で金運を高めるとされる黄色を基調としている。『優駿』2014年4月号(日本中央競馬会ピーアールセンター刊)での「杉本清の競馬談義」のコーナーでコパは1976年桜花賞オークステイタニヤの勝負服を意識していることを語っている。
  • 週刊Gallop」でコラムを連載していた時期もあった。
  • ウマ娘プリティーダービー」において、自身が所有する『コパノリッキー』をモチーフとするウマ娘が制作されている。制作にあたって、担当者から勝負服の原案を見せられた際、「風水的に正しくなるように監修を行った」と語っている。 なお、ウマ娘としてのコパノリッキーの父親はコパ自身がモチーフになっており、作中で「風水に精通した建築家で、誕生日がかしわ記念と同日」と語られている。

主な所有馬

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グレード制重賞優勝馬

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太字はGIまたはJpnI競走。

地方重賞優勝馬

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脚注

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  1. ^ Dr.コパ、トランプ米大統領就任式に招待された”. 日刊スポーツ (2017年1月17日). 2022年11月2日閲覧。
  2. ^  So you、2007年4月号 voi.217(2007年4月曹友刊行事務局
  3. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2024年8月22日). “Dr.コパ氏、すい臓がんを公表「風水と神様の力で医学を超えてやる!」”. サンスポ. 2024年11月7日閲覧。
  4. ^ a b c d 小林祥章『Dr.コパの風水手帳2013』(初版)廣済堂出版(原著2012年10月15日)。ISBN 9784331516461 
  5. ^ Dr.コパが考案するその年のラッキーマークである。
  6. ^ 「ラブミーチャン」の活躍後、冠名として使用するようになった。
  7. ^ ラブミーチャン”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  8. ^ コパノリチャード”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  9. ^ コパノリッキー”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  10. ^ コパノジングー”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  11. ^ ラブイズブーシェ”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  12. ^ コパノカチドキ”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  13. ^ コパノマユチャン”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  14. ^ キモンレッド”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  15. ^ ラブミープラチナ”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  16. ^ コパノモーニング”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  17. ^ キモンエンジェル”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  18. ^ コパノエクスプレス”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  19. ^ ハカタドンタク”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  20. ^ ミータロー”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  21. ^ コパノバウンシ”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  22. ^ ラブミーブルー”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  23. ^ コパノハート”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  24. ^ キモンイーグル”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  25. ^ キモンクラブ”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  26. ^ コパノレイミー”. JBISサーチ. 2017年11月10日閲覧。
  27. ^ コパノフィーリング”. JBISサーチ. 2022年10月20日閲覧。
  28. ^ キモンルビー”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年7月25日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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