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2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリドイソメラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリドイソメラーゼ
識別子
EC番号 5.2.1.10
CAS登録番号 115629-29-3
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
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2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリドイソメラーゼ (2-chloro-4-carboxymethylenebut-2-en-1,4-olide isomerase、EC 5.2.1.10) は、以下の化学反応触媒する酵素である。

cis-2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリドtrans-2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリド

したがって、この酵素の基質はcis-2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリドのみ、生成物はtrans-2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリドのみである。

この酵素は異性化酵素、特にシス-トランス異性化酵素に分類される。系統名は、2-クロロ-4-カルボキシメチレンブタ-2-エン-1,4-オリド シス-トランス-イソメラーゼ (2-chloro-4-carboxymethylenebut-2-en-1,4-olide cis-trans-isomerase) である。クロロジエンラクトンイソメラーゼ (chlorodienelactone isomerase) などとも呼ばれる。この酵素は、1,4-ジクロロベンゼンの分解に関与している。

出典

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  • Schwien U, Schmidt E, Knackmuss H-J and Reinecke W (1988). “Degradation of chlorosubstituted aromatic-compounds by Pseudomonas sp. strain-B13 - fate of 3,5-dichlorocatechol”. Arch. Microbiol. 150: 78–84. doi:10.1007/BF00409721.