1995年ウィンブルドン選手権
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1995年 ウィンブルドン選手権(1995ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1995)は、イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケークラブ」にて、1995年6月26日から7月9日にかけて開催された。
シード選手
[編集]男子シングルス
[編集]- アンドレ・アガシ (ベスト4)
- ピート・サンプラス (優勝、大会3連覇)
- ボリス・ベッカー (準優勝)
- ゴラン・イワニセビッチ (ベスト4)
- マイケル・チャン (2回戦)
- エフゲニー・カフェルニコフ (ベスト8)
- ウェイン・フェレイラ (4回戦)
- セルジ・ブルゲラ (大会開始前に棄権)
- ミヒャエル・シュティヒ (1回戦)
- マルク・ロセ (1回戦)
- ジム・クーリエ (2回戦)
- リカルド・クライチェク (1回戦)
- ステファン・エドベリ (2回戦)
- トッド・マーティン (4回戦)
- アンドレイ・メドベデフ (2回戦)
- ギー・フォルジェ (2回戦)
女子シングルス
[編集]- シュテフィ・グラフ (優勝、2年ぶり6度目)
- アランチャ・サンチェス (準優勝)
- コンチタ・マルチネス (ベスト4)
- ヤナ・ノボトナ (ベスト4)
- マリー・ピエルス (2回戦)
- 伊達公子 (ベスト8)
- リンゼイ・ダベンポート (4回戦)
- ガブリエラ・サバティーニ (ベスト8)
- アンケ・フーバー (4回戦)
- ナターシャ・ズベレワ (3回戦)
- イバ・マヨリ (1回戦)
- エミー・フレージャー (2回戦)
- メアリー・ジョー・フェルナンデス (ベスト8)
- 沢松奈生子 (3回戦)
- ブレンダ・シュルツ=マッカーシー (ベスト8)
- ヘレナ・スコバ (2回戦)
大会経過
[編集]男子シングルス
[編集]→詳細は「1995年ウィンブルドン選手権男子シングルス」を参照
準々決勝
- アンドレ・アガシ vs. ヤッコ・エルティン 6-2, 6-3, 6-4
- ボリス・ベッカー vs. セドリック・ピオリーン 6-3, 6-1, 6-7, 6-7, 9-7
- ゴラン・イワニセビッチ vs. エフゲニー・カフェルニコフ 7-5, 7-6, 6-3
- ピート・サンプラス vs. 松岡修造 6-7, 6-3, 6-4, 6-2
準決勝
- ボリス・ベッカー vs. アンドレ・アガシ 2-6, 7-6, 6-4, 7-6
- ピート・サンプラス vs. ゴラン・イワニセビッチ 7-6, 4-6, 6-3, 4-6, 6-3
女子シングルス
[編集]準々決勝
- シュテフィ・グラフ vs. メアリー・ジョー・フェルナンデス 6-3, 6-0
- ヤナ・ノボトナ vs. 伊達公子 6-2, 6-3
- コンチタ・マルチネス vs. ガブリエラ・サバティーニ 7-5, 7-6
- アランチャ・サンチェス vs. ブレンダ・シュルツ=マッカーシー 6-4, 7-6
準決勝
- シュテフィ・グラフ vs. ヤナ・ノボトナ 5-7, 6-4, 6-2
- アランチャ・サンチェス vs. コンチタ・マルチネス 6-3, 6-7, 6-1
決勝戦の結果
[編集]- 男子シングルス
- 女子シングルス
- シュテフィ・グラフ vs. アランチャ・サンチェス 4-6, 6-1, 7-5
- 男子ダブルス
- マーク・ウッドフォード& トッド・ウッドブリッジ vs. リック・リーチ& スコット・メルビル 7-5, 7-6, 7-6
- 女子ダブルス
- ヤナ・ノボトナ& アランチャ・サンチェス vs. ナターシャ・ズベレワ& ジジ・フェルナンデス 5-7, 7-5, 6-4
- 混合ダブルス
- ジョナサン・スターク& マルチナ・ナブラチロワ vs. シリル・スーク& ジジ・フェルナンデス 6-4, 6-4
みどころ
[編集]- 男子シングルスで、松岡修造が日本人男子選手として1933年の佐藤次郎以来「62年ぶり」のベスト8進出を果たす。準々決勝では第2シードのピート・サンプラスから第1セットのタイブレークを奪ったが、結局 7-6, 3-6, 4-6, 2-6 でサンプラスに敗れた。
- 女子シングルスでは、日本人選手として伊達公子、沢松奈生子、神尾米、長塚京子、遠藤愛、杉山愛、宮城ナナの7名が本戦出場を果たし、伊達と沢松の2名がシード選手に選ばれた。第6シードの伊達は、日本人女子選手として初のベスト8に進出したが、準々決勝で第4シードのヤナ・ノボトナに 2-6, 3-6 で敗れた。
- 女子シングルス決勝は、全仏オープンに続いてシュテフィ・グラフとアランチャ・サンチェスの対戦になる。第3セット・第11ゲームがデュースを13回繰り返す「20分」のゲームとなり、テニスの1ゲームの最長時間記録が生まれた。
- 混合ダブルスで、前年に女子シングルスの第一線から退いたマルチナ・ナブラチロワが優勝。ナブラチロワのウィンブルドン優勝回数は、女子シングルス9勝(歴代1位記録)+女子ダブルス7勝+混合ダブルス3勝=総計「19勝」となり、エリザベス・ライアン(1892年 - 1979年)の大会歴代2位タイ記録に並んだ。
- 男子シングルス3回戦で、ウィンブルドン選手権では前例のない珍事が起きた。ジェフ・タランゴ(アメリカ)がアレクサンダー・ムロンツ(ドイツ)と対戦中に主審への暴言を繰り返したため、第2セットの途中(ムロンツのスコア:7-6, 3-1)で主審から「失格」を言い渡された。
外部リンク
[編集]先代 1995年全仏オープンテニス |
テニス4大大会 1995年 |
次代 1995年全米オープンテニス |
先代 1994年ウィンブルドン選手権 |
ウィンブルドン選手権 1995年 |
次代 1996年ウィンブルドン選手権 |