魔女っ娘つくねちゃん
魔女っ娘つくねちゃん | |
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ジャンル | ギャグ、魔法少女、ブラックユーモア |
漫画:魔女っ娘つくねちゃん | |
作者 | まがりひろあき |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | ヤングマガジンアッパーズ |
レーベル | アッパーズKC |
発表号 | 2003年8号 - 2004年21号 |
巻数 | 全2巻 |
漫画:魔女っ娘つくねちゃん+ 魔女っ娘つくねちゃんWEB 魔女っ娘つくねちゃんWEB出張版(ぜろ) 魔女っ娘つくねちゃんswf | |
作者 | まがりひろあき |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 月刊少年シリウス(+、WEB出張版〈ぜろ〉) 『月刊少年シリウス』公式サイト(WEB、swf) |
レーベル | シリウスKC |
発表号 | 2005年8月号 - 2006年5月号 (+) 2006年10月号 - 2008年11月号(出張版) |
発表期間 | 2006年7月 - 2008年10月 (WEB) 2008年11月 - 2014年11月 (swf) |
巻数 | 全1巻 (+) 全1巻(かおす) 全1巻(よせあつめ) |
OVA | |
監督 | 桜井弘明 |
キャラクターデザイン | 音地正行 |
アニメーション制作 | XEBEC |
製作 | キングレコード |
発表期間 | 2005年8月24日 - 2006年1月25日 |
話数 | 全6話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『魔女っ娘つくねちゃん』(まじょっこつくねちゃん)は、まがりひろあきによる日本のギャグ漫画。魔女っ娘のつくねちゃんが困っている人を魔法で救ってあげる、という魔法少女物定番の構図をとる格好をしつつ、内容はブラックジョークが主体となったギャグ漫画である。ほのぼのとした雰囲気の中、やたらと死人が出る。ストーリー展開の都合に合わせて突然事件を起こしたり、無理やりキャラクターを登場させたり死なせたりするという、敢えて不自然で強引な筋書きが特徴的。基本的には一話完結式。
沿革
[編集]『ヤングマガジンアッパーズ』の2003年8号から休刊号となる2004年21号まで連載。
その後2005年発売のOVAのプロモーションとして[1]『月刊少年シリウス』の2005年8月号から2006年5月号にて『魔女っ娘つくねちゃん+』を連載。
2006年7月から2008年10月にかけて、『少年シリウス』のオフィシャルサイト上でウェブコミック『魔女っ娘つくねちゃんWEB』を連載(毎月第2金曜更新)。奇数回は通常の漫画、偶数回はFLASH漫画であった。これと並行して、『少年シリウス』の2006年10月号から2008年11月号にて、短編『魔女っ娘つくねちゃんWEB出張版』(途中から『魔女っ娘つくねちゃんぜろ』と改題し、つくねちゃんの幼少時を描く)を連載。代原扱いではあったが、ほぼ毎号掲載された。2008年12月には、『WEB』や『出張版』の掲載話を収録した『魔女っ娘つくねちゃんかおす』(講談社、シリウスKC)を発売。これに伴い、『WEB』の奇数回の公開は終了した。
2007年には、絶版となった『魔女っ娘つくねちゃん』1・2巻の中から31話分を抜粋して収録した単行本『魔女っ娘つくねちゃん よせあつめ』(講談社、KCDX)を発売。メインキャラクター初登場の話は収録されているが、OVAの方が出来のいい話は収録されていない[2]。
2008年11月からは、引き続き同サイト上でFLASH漫画『魔女っ娘つくねちゃんswf(ふらっしゅ)』を2014年11月まで連載していた(毎月第2金曜更新)。
主な登場人物
[編集]『魔女っ娘つくねちゃん』から登場する人物
[編集]- つくね
- 超一流の魔女。郊外に一人暮らししている。パトロールが日課。困っている人を魔法で救ってあげるのが仕事だが、ブラックな解決法をとったりブラックな結果になったりもする。明るい性格でみんなに慕われている。名前の由来は焼き鳥のつくね[3]。
- ププリン
- つくねの使い魔。第一話でつくねに焼き殺されて死亡。
- 市長
- つくねの友人。大人気ないおじさん。よく職務を放棄してつくねの家に遊びに来る。よくひどい目に遭う典型的なやられ役。作者によれば元ネタは『ファイナルファイト』のマイク・ハガー[4]。
- かなこ
- 市長の姪。両親の仕事が忙しいのでよく市長に預けられる。魔法使いに憧れている。
- ココロ
- つくねの妹。魔力が不安定で、くしゃみをするとランダムで魔法を発動してしまう。名前の由来は焼き鳥のココロ[3]。
- シオレッタ・フラワーズ
- お金持ちの息女の魔法使い。魔法学校に在籍するが、現在休学中。世界中の魔女を倒して回っていたが、つくねに敗れる。つくねをライバル視している。執事の柴田を従える。
- 服部先輩乃助
- 聖クマサン魔法学院の3年生。成績優秀、容姿端麗の生徒会長。シオレッタの先輩にあたる。
- ナブール
- 悪の魔女。魔力を悪用して犯罪行為を繰り広げる。結局いつもつくねにやられる。
- ドクターチョロ松
- さすらいの天才科学者。神がかり的に良いタイミングで現れ、都合の良い発明を一コマでやってのけたり、都合良く発明品を既に手元に持っていたりする。
『魔女っ娘つくねちゃん+』から登場する人物
[編集]- マジカール
- 魔法使いのおじいさん。神田らに魔法を教えるはずが、いきなり交通事故に遭い入院してしまう。
- 神田
- 『魔女っ娘つくねちゃん+』の主人公の少年。うみねこ第3魔法学校の出来の悪い生徒で、マジカールが入院したためつくねに弟子入りした。しかし肝心の魔法はまともに教わっていない。
- 小泉
- 神田の幼なじみでクラスメイトの少女。強気な性格。神田に好意を抱いている。
- 中島
- 神田のクラスメイトの少年。どこか飄々としている。
- せせり
- つくねの姉。顔は似ていないが、性格はよく似ている。名前の由来は焼き鳥のせせり[3]。
- アルフレド
- せせりに従順な使い魔。無表情。天然ボケで残酷。
- 山田さん
- つくねちゃん家の近所だったばかりによくひどい目に遭う。
- マッド吉田
- 街を破壊しに来る悪のマッドサイエンティスト。
『魔女っ娘つくねちゃんWEB』の登場人物
[編集]『魔女っ娘つくねちゃんWEB』では、『魔女っ娘つくねちゃん』と『魔女っ娘つくねちゃん+』の両方の登場人物が登場する。
OVA
[編集]2005年8月から2006年1月にかけて全6巻がキングレコード(スターチャイルドレーベル)より発売。各巻の収録時間は10分強と一般的なOVAに比べると短いが、価格も抑えられている。第1巻にはオープニング&エンディングマキシシングルが、第6巻にはオリジナルサルンドトラックが付属。
キャスト
[編集]- つくね - 桃井はるこ
- ププリン、ココロ - 千葉千恵巳
- 市長 - 志村知幸
- かなこ - 徳永愛
- シオレッタ・フラワーズ - 榎本温子
- 服部先輩乃助 - 森訓久
- ナブール - 三瓶由布子
- ナレーション、ドクターチョロ松 - 内藤玲
- トニーおじさん、くま - 小野大輔
- スイカマスター、番長 - 加藤将之
- ばあちゃん、ラブスミス - 浅川悠
- 宅配屋 - 川田紳司
- 「顔の出演」 - 佐藤竜雄、吉松孝博、志村知幸、内藤玲
スタッフ
[編集]- 監督 - 桜井弘明
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 音地正行
- 美術監督 - 小倉宏昌
- 色彩設定 - 土井和
- 撮影監督 - 荒井栄児
- 編集 - 濱宇津妙子
- 音響監督 - なかのとおる
- 音響効果 - 野崎博樹
- 音楽 - インスタントシトロン(片岡知子+長瀬五郎)
- 制作 - XEBEC
- 製作 - キングレコード
各話スタッフ
[編集]巻数 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 発売日 |
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#1 | 桜井弘明 | 畑中雅彦 | 音地正行 | 2005年8月24日 | |
#2 | 大地丙太郎 | 長濱博史 | 2005年9月22日 | ||
#3 | 山川吉樹 | 畑中雅彦 | 2005年10月26日 | ||
#4 | 音地正行 | 2005年11月23日 | |||
#5 | 金子伸吾 | 2005年12月21日 | |||
#6 | 桜井弘明 大地丙太郎 |
畑中雅彦 長濱博史 |
2006年1月25日 |
主題歌
[編集]- オープニングテーマ「つくねちゃんのFlying Machine」
- 歌・作詞 - 桃井はるこ / 作曲 - 長瀬五郎 / 編曲 - instant cytron
- エンディングテーマ「Luminary」
- 歌・作詞 - 桃井はるこ / 作曲 - 片岡知子 / 編曲 - instant cytron
単行本一覧
[編集]- 魔女っ娘つくねちゃん
- 魔女っ娘つくねちゃん 1巻 ISBN 4-06-346236-6 (アッパーズKC、2004年2月9日発行〈同日発売[5]〉)
- 魔女っ娘つくねちゃん 2巻 ISBN 4-06-346272-2 (アッパーズKC、2004年12月9日発行〈同日発売[6]〉)
- 魔女っ娘つくねちゃん よせあつめ ISBN 978-4-06-372374-8 (KCDX、2007年10月23日発行〈同日発売[7]〉)
- 魔女っ娘つくねちゃん+
- 魔女っ娘つくねちゃん+ ISBN 4-06-373020-4 (シリウスKC、2006年3月23日発行〈同日発売[8]〉)
- 魔女っ娘つくねちゃんWEB
- 魔女っ娘つくねちゃんかおす ISBN 978-4-06-373149-1 (シリウスKC、2008年12月22日発行〈同日発売[9]〉)
脚注
[編集]- ^ 『魔女っ娘つくねちゃん+』163頁。
- ^ 『魔女っ娘つくねちゃん よせあつめ』4頁。
- ^ a b c イッツフェイクだ! 過去ログ2005年1月
- ^ イッツフェイクだ! 過去ログ2007年3月
- ^ “『魔女っ娘つくねちゃん(1)』(まがりひろあき):アッパーズKC”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2014年12月27日閲覧。
- ^ “『魔女っ娘つくねちゃん(2)』(まがりひろあき):アッパーズKC”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2014年12月27日閲覧。
- ^ “『魔女っ娘つくねちゃん よせあつめ』(まがりひろあき):KCデラックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2014年12月27日閲覧。
- ^ “『魔女っ娘つくねちゃん+』(まがりひろあき):シリウスKC”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2014年12月27日閲覧。
- ^ “『魔女っ娘つくねちゃん かおす』(まがりひろあき):シリウスKC”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2014年12月27日閲覧。