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関駅 (岐阜県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
関駅
駅舎(2024年3月)
せき
Seki
6 せきてらす前 (0.8 km)
(1.0 km) 関市役所前 8
地図
所在地 岐阜県関市東桜町
北緯35度29分24.14秒 東経136度54分46.24秒 / 北緯35.4900389度 東経136.9128444度 / 35.4900389; 136.9128444座標: 北緯35度29分24.14秒 東経136度54分46.24秒 / 北緯35.4900389度 東経136.9128444度 / 35.4900389; 136.9128444
駅番号 7
所属事業者 長良川鉄道
所属路線 越美南線
キロ程 12.0 km(美濃太田起点)
電報略号 セキ
ミセ(転換前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
369人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1923年大正12年)10月5日[1]
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関駅(せきえき)は、岐阜県関市東桜町にある、長良川鉄道越美南線である。駅番号7

1999年平成11年) - 2005年(平成17年)までは名鉄美濃町線も乗入れていた。ここでは同線の駅についても併せて記述する。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅木造駅舎を備える。下りホーム裏側に車両留置用線路が1線ある。

終日有人駅であり、自動券売機が設置されている。駅への出入りは東側の駅舎からと、西側の旧美濃町線ホーム付近出入り口・岐阜バス関シティターミナル側出入り口の合計3か所である。駅東側に駅舎と車庫の建物があり、車庫は検査夜間滞泊場所として機能している。車庫の横には長良川鉄道本社がある。両ホーム間は構内踏切で連絡している。

トイレは東口駅前と関シティターミナルに、男女別水洗バリアフリー対応のトイレが設置されている。

配線関係で車庫出入りは1番線を経由する必要があり、2番線や側線にある車両を車庫へ出入りさせる場合は一度美濃市側の本線へ引上げることとなる。午前中に美濃白鳥・郡上八幡方面から、当駅止まりの列車が設定されており、当駅始発・美濃太田行は別車両となる。

駅舎にはNゲージレイアウトが設置されている。これは名古屋市内の模型店から移設されたもので、2019年(平成31年)4月より使用開始している。

のりば

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番線 路線 行先 備考
1 越美南線 美濃太田方面  
2 美濃市郡上八幡北濃方面  

名古屋鉄道(廃止)

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関駅
駅全景(2003年3月)
せき
SEKI
新関 (0.3 km)
所在地 岐阜県関市東桜町
所属事業者 名古屋鉄道(名鉄)
所属路線 美濃町線
キロ程 18.8 km(徹明町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1999年平成11年)4月1日[5]
廃止年月日 2005年(平成17年)4月1日[5]
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長良川鉄道ホーム南側に、単式ホーム1面1線(線路と同じ高さの乗降場所に待合室のみ設置)の名鉄美濃町線ホームがあった。これは、段差無しで長良川鉄道1番ホーム(郡上八幡・白鳥方面)へ行き来出来た。現在は当駅を含む美濃町線は全区間廃止されているが、名鉄としては1995年(平成7年)の瀬戸線印場駅以来4年振りの新駅開設となった。名鉄駅員は配置されず(長良川鉄道への駅業務の委託も無し)、乗車時に入口付近で整理券を取り下車駅で運賃を精算する形となっていた。当駅到着時にも車内精算であった。

利用状況

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近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

  • 2000年度 - 863人
  • 2000年度 - 681人
  • 2001年度 - 574人
  • 2002年度 - 563人
  • 2003年度 - 554人
  • 2004年度 - 546人
  • 2005年度 - 375人
  • 2006年度 - 378人
  • 2007年度 - 435人
  • 2008年度 - 387人
  • 2009年度 - 358人
  • 2010年度 - 367人
  • 2011年度 - 369人

駅周辺

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関を名乗る駅ではあるものの関市街よりもやや北側に位置し、関中心部最寄駅としてはせきてらす前駅とともにその役割を分担する一方、関における唯一の鉄道・バス結節点を担う。

バス路線

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※当駅からサンサンシティマーゴイオン関店)へ向かう無料シャトルバスがある(土日祝日のみ運行)[6]

隣の駅

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長良川鉄道
越美南線
せきてらす前駅(6) - 関駅(7) - 関市役所前駅(8)

かつて存在した路線

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名古屋鉄道
美濃町線
新関駅 - 関駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、10-11頁。 
  2. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、128頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  3. ^ “「通報」身延線甲斐常葉駅ほか36駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 3. (1985年3月27日) 
  4. ^ a b “21駅を停留所化 高山線など3線 約60人削減、4月実施 名鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年3月28日) 
  5. ^ a b c 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、51-52頁。ISBN 978-4-10-790025-8 
  6. ^ アクセス”. マーゴ(MAGO) 岐阜県関市のショッピングセンター. サン・ストラッセ. 2023年2月13日閲覧。 “マーゴ無料シャトルバスのご案内(土日祝のみ)”

関連項目

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外部リンク

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