遠矢駅
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遠矢駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
とおや Tōya | |
◄B54 東釧路 (7.4 km) (7.3 km) 釧路湿原 B56► | |
所在地 | 北海道釧路郡釧路町遠矢2丁目23-1 |
駅番号 | ○B55 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■釧網本線 |
キロ程 | 7.4 km(東釧路起点) |
電報略号 | トヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
40人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)9月15日[1] |
備考 | 無人駅 |
遠矢駅(とおやえき)は、北海道釧路郡釧路町遠矢2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線の駅である。駅番号はB55。事務管理コードは▲111601[2]。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)9月15日:鉄道省釧網本線釧路駅[注 1] - 標茶駅間開業に伴い開業(一般駅)[3]。
- 1960年(昭和35年)7月10日:貨物取扱い廃止[4]。
- 1973年(昭和48年)2月5日:駅員配置が運転扱い要員のみとなる[5]。荷物取扱い廃止[1]。
- 時期不詳:簡易委託化(連査閉塞運転要員はそのまま配置)。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員配置終了[6]。特殊自動閉塞(電子符号照査式)導入と同時に交換設備を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 1988年(昭和63年):駅舎改築。
- 1992年(平成4年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
[編集]所在地名より。アイヌ語の「トヤ(to-ya)」(沼の岸)に由来するが[7][8][9]、沼は現存しない[7]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線の地上駅。旧下り本線が使われており、かつては上り本線(相対式ホーム)も有し列車交換が可能であった[9]。釧路駅管理の無人駅である。
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待合室(2018年9月)
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ホーム(2018年9月)
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駅名標(2018年9月)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | ||
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年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 65 | [10] | |||
2016年(平成28年) | 22.8 | [JR北 1] | |||
2017年(平成29年) | 19.6 | [JR北 2] | |||
2018年(平成30年) | 15.4 | [JR北 3] | |||
2019年(令和元年) | 12.0 | [JR北 4] | |||
2020年(令和 | 2年)11.6 | [JR北 5] | |||
2021年(令和 | 3年)12.8 | [JR北 6] | |||
2022年(令和 | 4年)12.2 | [JR北 7] | |||
2023年(令和 | 5年)11.8 | [JR北 8] |
駅周辺
[編集]- 国道391号
- 釧路町役場遠矢支所
- 釧路警察署遠矢交番
- 遠矢郵便局
- 標茶町農業協同組合(JA標茶町)釧路町支所
- 太平洋レミコン釧路工場
- 岩保木山展望台
- 南蛮酊(なんばんてい)(ザンタレが名物料理)
- くしろバス「遠矢4丁目」停留所[11]
隣の駅
[編集]- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■釧網本線[12]
- *:細岡駅は、冬季間は全列車が(一部列車は通年)通過する。
- **:釧路湿原駅は、一部列車が通過する。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ この時点では釧路駅 - 別保信号場(→東釧路駅)間は根室本線との重複区間。
出典
[編集]- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、923頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、246頁。doi:10.11501/1873236 。2023年4月2日閲覧。
- ^ 内閣印刷局, ed (1927-09-08). “鉄道省告示 第198号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (210) .
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 95
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 104
- ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 117
- ^ a b “アイヌ語地名リスト ツキサ~トヨコ P81-90P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2014年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月6日閲覧。
- ^ 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 296
- ^ a b c 『北海道 釧網本線』 p. 89
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、912頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ “遠矢4丁目”. NAVITIME. 2019年11月14日閲覧。
- ^ 下り順に記載。路線は東釧路駅が起点。
JR北海道
[編集]- ^ 「釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ 。2017年12月10日閲覧。
- ^ 「釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ 。2018年8月19日閲覧。
- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
参考文献
[編集]- グループ169.1『北海道 釧網本線』(1999年)
- 北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』(2001年)
- 本久公洋『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社(2008年) ISBN 978-4-89453-464-3
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 遠矢|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company