通信機器
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通信機器(つうしんきき、telecommunications equipment)とは、電気通信を行うための機器である。1990年代ごろから、インターネットの発展と送信するデータの増大に伴い、通信機器と情報機器の境界は曖昧になってきている[1][2]。
種類
[編集]通信機器は、以下のような種類に分けられる[3]。
- 公衆交換機器
- 伝送機器
- カスタマ構内設備
メーカー
[編集]世界の五大通信機器(携帯電話器を除く)メーカー(2015年の総収益)
世界の五大ルータ・スイッチメーカー(2015年6月 Global Service Provider Survey)
世界の十大携帯電話器メーカー(2013年第2四半期、出荷台数)[4]
- サムスン電子 (24.7%)
- マイクロソフトモバイル (14.0%)
- Apple (7.3%)
- LGエレクトロニクス (3.9%)
- ZTE (3.5%)
- ファーウェイ (2.6%)
- レノボ (2.5%)
- TCL集団 (2.3%)
- ソニーモバイルコミュニケーションズ (2.2%)
- クールパッド (1.8%)
2014年現在、多くの通信機器メーカーが、供給のために財政的に努力し、中国に拠点を置くメーカーの市場占有率が上昇し、2G・3Gネットワークによる収入は減少しているが、成長市場の4G装置によっては完全に相殺されていない[5]。
中古の通信機器
[編集]通信装置の技術の速い進化により、事業者は、自身のネットワークを維持するための別のより安い選択肢として、中古の通信機器にも着目することを強いられている。中古通信機器の市場は、過去10年で急速に拡大した。機器が製造中止されたことにより、入手が困難になる部品を取るために中古品を入手することもある[6]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “Telecoms equipment - We have the technology”. The Economist. (1 October 1998) 21 July 2012閲覧。
- ^ “Twisted pair - Nokia and Siemens pool their network divisions to form a new firm”. The Economist. (22 June 2006) 21 July 2012閲覧。
- ^ Ypsilanti, Dimitri; Plantin, Amy (1991). Telecommunications Equipment: Changing Markets and Trade Structures. OECD Publishing. p. 16. ISBN 9789264135536
- ^ “Gartner Says Smartphone Sales Grew 46.5 Percent in Second Quarter of 2013 and Exceeded Feature Phone Sales for First Time”. Gartner. (14 August 2013) 13 October 2013閲覧。
- ^ “Toughing it out - The future will be difficult for incumbent telecoms-equipment makers, but things are not as bad as they look”. The Economist. (25 October 2007) 20 July 2012閲覧。
- ^ “Why Buy Refurbished Telecom Equipment?”. DTC International Ltd. (20 March 2015) 27 March 2015閲覧。