藤田屋
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒472-0006 愛知県知立市山町小林24-1 |
設立 | 1972年7月1日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 1180301014878 |
事業内容 | 和菓子の製造・販売、飲食店の企画・運営 |
代表者 | 代表取締役 藤田正悟 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 140人(2007年) |
支店舗数 | 9店舗 |
外部リンク | http://www.anmaki.jp/ |
株式会社藤田屋(ふじたや)は、愛知県知立市に本社を置く和菓子製造企業。あんまきを主体としている。
歴史
[編集]江戸時代に創業した[1]。練った小麦粉を延ばしたうえで焼き、塩をきかせた小豆餡を挟んだのがあんまきのルーツとされる[1]。
1953年(昭和28年)頃、藤田誠[2]があんまき店を始めた[3]。1964年(昭和39年)頃に国道1号沿いに移転すると、トラック運転手らがまとめ買いしていくようになり、トラック運転手らの口コミで全国で知られるようになった[3]。1972年(昭和47年)7月1日に株式会社藤田屋が設立された。
2019年(令和元年)6月9日にはテレビ朝日系のバラエティ番組「相葉マナブ」で藤田屋が紹介され、相葉雅紀が大あんまきをうまそうに食した[4]。
2020年(令和2年)4月にはアイドルグループのSKE48とコラボし、チームS・チームKⅡ・チームEそれぞれが考案したあんまきを期間限定でリリースした[5]。
特徴
[編集]長さは11センチ、幅は6センチであり、重さは130~140グラムである[1]。鉄板で焼いた生地に、2日から3日かけて炊いた餡を包んでいる[1]。
1889年(明治22年)頃にあんまきを生み出した小松屋本家と比べると、藤田屋は特別メニューを除いて常時7種類を取りそろえるなど、バリエーションが豊富である。ゴスペラーズの酒井雄二は藤田屋の大あんまきについて「最高」と評している[6]。
メニュー
[編集]- 黒あん
- 白あん
- チーズあんまき
- カスタードあんまき
- 抹茶あんまき - 西尾の抹茶を使用。
- 栗あんまき
- 天ぷらあんまき
店舗
[編集]藤田屋は知立市の国道1号沿いに大型店舗の本店を構えており、150人を収容できる宴会場も有している。本店のほかには名鉄名古屋本線・三河線 知立駅、名鉄・JR 豊橋駅、名鉄名古屋駅、近鉄名古屋駅などの主要駅にも店舗を構えているほか、岡崎サービスエリア(NEOPASA岡崎)、刈谷ハイウェイオアシスなど、愛知県周辺の高速道路サービスエリアにも店舗を構えている。また、各地で出張販売も行っている[7]。
常設店舗一覧
[編集]- 本店(愛知県知立市)
- 知立駅店(愛知県知立市)
- 高架化工事中により一時閉店中。
- 名鉄百貨店地下1階中央改札店(愛知県名古屋市中村区)
- 近鉄名古屋駅店(愛知県名古屋市中村区)
- 豊橋駅店(愛知県豊橋市)
- 岡崎サービスエリア店(愛知県岡崎市)
- 豊田上郷サービスエリア上り店(愛知県豊田市)
- 刈谷ハイウェイオアシス店(愛知県刈谷市)
- ららぽーと愛知東郷店(愛知県愛知郡東郷町)
- カラフルタウン岐阜店(岐阜県岐阜市)
- 御在所サービスエリア下り店(三重県四日市市)
※ 以前はmozoワンダーシティ(愛知県名古屋市西区)にも出店していた。
ギャラリー
[編集]-
豊橋駅店
-
名鉄百貨店地下1階中央改札店
-
近鉄名古屋駅店
-
NEOPASA岡崎店
脚注
[編集]- ^ a b c d 「食卓ものがたり 大あんまき(愛知県知立市) 一本に魂込めた伝統美」『中日新聞』2021年8月21日
- ^ 1999年死去。
- ^ a b 「あいち博士 なるほどフムフム分かったゾ 知立の大あんまき なぜ『大』が付く? "名付け親"は不明 愛される庶民の味」『中日新聞』2001年6月15日
- ^ テレビ朝日「相葉マナブ」で藤田屋の大あんまきが紹介されました 藤田屋、2019年6月10日
- ^ SKE48×藤田屋 コラボ大あんまき発売決定! SKE48
- ^ 鬼まんが愛知県から出られない理由 イーアイデム
- ^ 愛知・知立名物「あんまき」って? もちもち食感がやみつきに! macaroni、2019年3月7日