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興直孝

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興 直孝(おき なおたか、1944年 - )は、日本の科学技術技官内閣府政策統括官や、広島大学理事・副学長、静岡大学学長、日本海洋科学振興財団理事長等を歴任した。

人物

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島根県松江市高等学校教員の家に生まれる。島根県立松江高等学校を経て[1]、1967年静岡大学工学部工業化学科卒業。1969年東北大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了、科学技術庁入庁、原子力局調査課配属。1981年外務省在オーストリア日本国大使館一等書記官。1992年科学技術庁長官官房会計課長。1994年科学技術庁長官官房審議官(原子力局担当)。1998年科学技術庁長官官房長。1999年科学技術庁原子力局長。2000年科学技術庁科学技術振興局長。2001年内閣府政策統括官科学技術政策担当)。同年科学技術振興事業団専務理事。2004年国立大学法人広島大学理事・副学長(社会連携担当等)。同年日本科学技術振興財団専務理事。2007年国立大学法人静岡大学学長[2][3][4]静岡県教育委員会委員や、公立大学法人静岡文化芸術大学理事を経て、2015年日本海洋科学振興財団理事長[5]。2020年、瑞宝中綬章受章[6]

略歴

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脚注

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  1. ^ 「静岡大学学長 興 直孝先生に聞く 活躍できる場は必ずある。自分の可能性を信じ、悔いのないチャレンジを」関塾 タイムス
  2. ^ 興 直孝「産学官連携ジャーナル」2008年5月号
  3. ^ 「[科技庁人事 原子力局長に中澤氏」][原子力産業新聞2000年6月29日 第2044号 <1面>
  4. ^ 「興 直孝 学長 最終講演のご案内」静岡大学
  5. ^ 財団だより日本海洋科学振興財団
  6. ^ 令和2年春の叙勲受章者名簿
先代
沖村憲樹
科学技術庁長官官房長
1998年 - 1999年
次代
大熊健司
先代
青江茂
科学技術庁原子力局長
1999年 - 2000年
次代
中澤佐市
先代
越智謙二
科学技術庁科学技術振興局長
2000年 - 2001年
次代
廃止