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自然金

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自然金
自然金
ベネズエラ産自然金
分類 元素鉱物
化学式 Au
結晶系 等軸晶系
へき開 なし
モース硬度 2.5 - 3
光沢 金属光沢
黄金色
条痕 黄金色
比重 15.2 - 19.3
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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自然金(しぜんきん、native gold[1]、gold[2])は、鉱物元素鉱物)の一種。

概要

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化学組成は Au () であるが、自然銀 (Ag) と固溶体を形成するため、を含むことが多い。結晶系等軸晶系黄鉄鉱黄銅鉱に似ているが、条痕硬度が異なる。非常に展性・延性に富む。地殻中の金の含有率は5ppb程度(1トンの岩石中に5ミリグラム入っている濃度)である[3]

産状

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熱水鉱床の石英脈・硫化鉱物の鉱脈中にごく稀に産出するほか、そのような岩体の風化浸食に伴って、河川や湖沼・砂浜に漂砂鉱床を成すことがある。前者を山金(やまきん、さんきん)、後者を砂金(さきん)と呼ぶ。

自然金グループ

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脚注

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  1. ^ 文部省 編『学術用語集 採鉱ヤ金学編』日本鉱業会、1954年。全国書誌番号:54001659 
  2. ^ 文部省 編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年。ISBN 4-8181-8401-2 
  3. ^ ロナルド・ルイス・ボネウィッツ著、青木正博訳『ROCK and GEM 岩石と宝石の大図鑑』誠文堂新光社 2007年 114ページ

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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