精神科治療学
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精神科治療学 | |
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学術分野 | 精神医学 |
査読 | 有 |
言語 | 日本語 |
詳細 | |
出版社 | 星和書店 |
出版国 | 日本 |
出版歴 | 1986年1月1日 - 現在 |
出版間隔 |
1986年 - 1987年:季刊 1988年:隔月刊 1989年 - 現在:月刊 |
分類 | |
ISSN |
0912-1862 |
外部リンク | |
プロジェクト:出版/Portal:書物 |
『精神科治療学』(せいしんかちりょうがく、英: Japanese Journal of Psychiatric Treatment ; JJPT)は、星和書店が発行する精神医学の学術雑誌[1]。
歴史
[編集]1980年代は反精神医学の嵐が吹き荒れ、臨床の学に飢えていた時代であった。臨床を単なる個人の経験で終わらせず、普遍的な原理としての「学」(「精神科治療学」)へと昇華すべく1986年に創刊されたのが本誌である[2]。初代編集委員に市橋秀夫、永田俊彦、村上靖彦、上島国利、皆川邦直、山口直彦らが、また編集主幹として中井久夫、吉松和哉、高橋良らが加わり本誌は創刊された[3][4][1]。現代に至り、精神科臨床の領域で最も読まれる学術雑誌へと成長している[5]。
学術奨励賞
[編集]2004年に「精神科治療学賞」が設置され、以後毎年選考が行われている。
- 精神科治療学賞最優秀賞(1篇/年)
- 精神科治療学賞優秀賞(1-3篇/年)
編集委員
[編集]歴代編集委員(五十音順) | |
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初代編集委員(1986年)[1] | |
主幹 | 高橋良、中井久夫、吉松和哉 |
委員 | 市橋秀夫、笠原洋勇、上島国利、栗田広、小島卓也、永田俊彦、樋口輝彦、皆川邦直、村上靖彦、山口直彦 |
編集委員(1990年)[6] | |
主幹 | 中井久夫、吉松和哉 |
委員 | 市橋秀夫、笠原洋勇、上島国利、栗田広、小島卓也、永田俊彦、樋口輝彦、皆川邦直、村上靖彦、山口直彦 |
編集委員(2000年)[7] | |
顧問 | 市橋秀夫、融道男、中井久夫、永田俊彦、村上靖彦、吉松和哉 |
委員 | 新井平伊、笠原洋勇、加藤敏、上島国利、倉知正佳、栗田広、小島卓也、鈴木國文、中安信夫、樋口輝彦、皆川邦直、宮岡等、山口直彦、(統計担当)三宅由子 |
編集委員(2010年)[8] | |
顧問 | 市橋秀夫、笠原洋勇、上島国利、倉知正佳、栗田広、小島卓也、融道男、中井久夫、永田俊彦、樋口輝彦、皆川邦直、村上靖彦、山口直彦、吉松和哉 |
委員 | 天野直二、新井平伊、加藤敏、兼本浩祐、古茶大樹、鈴木國文、仙波純一、中安信夫、堀川直史、本田秀夫、松本俊彦、宮岡等、(統計担当)立森久照 |
脚注
[編集]- ^ a b c 『精神科治療学』第1巻第1号、1986年、192頁。
- ^ 市橋秀夫「永田俊彦先生を悼む」『精神科治療学』第25巻第11号、2010年、1543-1546頁。
- ^ 村上靖彦、永田俊彦、市橋秀夫、中安信夫 (2005) pp.78-95
- ^ 中井久夫「創刊前後をふり返って」『精神科治療学』第19巻第7号、2004年、811-814頁。
- ^ “こころのマガジン Vol.91”. 星和書店. 2013年10月11日閲覧。
- ^ 『精神科治療学』第5巻第1号、1990年、144頁。
- ^ 『精神科治療学』第15巻第1号、2000年、128頁。
- ^ 『精神科治療学』第25巻第1号、2010年、140頁。
参考文献
[編集]- 村上靖彦、永田俊彦、市橋秀夫、中安信夫『座談 精神科臨床の考え方—危機を乗り越えるべく』メディカルレビュー社、2005年。ISBN 9784896008265。