箕浦駅
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箕浦駅 | |
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駅舎(2014年10月、外壁塗り替え後) | |
みのうら Minoura | |
◄Y20 豊浜 (4.4 km) (5.8 km) 川之江 Y22► | |
所在地 | 香川県観音寺市豊浜町箕浦 |
駅番号 | ○Y21 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 66.4 km(高松起点) |
電報略号 | ミラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[* 1]13人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)4月1日[2] |
備考 | 無人駅[1] |
箕浦駅(みのうらえき)は、香川県観音寺市豊浜町箕浦にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅[1]。駅番号はY21。
香川県内の鉄道駅としては最西端かつ最南端[3]に位置し、川之江駅との間で愛媛県との県境を跨ぐ。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)4月1日:鉄道院によって開設[2]。
- 1970年(昭和45年)6月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1971年(昭和46年)11月8日:荷物扱い廃止[4]。無人駅化[5]。
- 1977年(昭和52年)10月:駅構内にうどん店が開店[6]。
- 1984年(昭和59年)11月:駅舎を解体し、貨車を改造した待合室を設置[7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR四国が承継[2]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。線路の使用方法は1番線が上下副本線、2番線が上下本線(制限速度100km/h、一線スルー)となっている。 交換列車が無い時は列車種別に関係無く2番線に入線する。貨車を改造した駅舎[7]を持つ無人駅[1]であり、観音寺方面には車庫がある。
JR四国発足前後の一時期、旧型客車を改造したカフェレストラン「エイティーエイト」[8]が併設されていた[9]。トイレは2022年に廃止された。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | ■予讃線 | 上り | 多度津・高松方面 |
下り | 新居浜・松山方面 |
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駅舎(2007年8月、外壁塗り替え前)
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駅舎外観(1984年、駅前側から)
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駅舎外観(1984年、ホーム側から)
利用状況
[編集]1日平均の乗車人員は以下の通り。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均 |
2008年(平成20年) | 22 |
2009年(平成21年) | 23 |
2010年(平成22年) | 23 |
2011年(平成23年) | 25 |
2012年(平成24年) | 17 |
2013年(平成25年) | 19 |
2014年(平成26年) | [* 2]18 |
2015年(平成27年) | [* 2]18 |
2016年(平成28年) | |
2017年(平成29年) | 17 |
2018年(平成30年) | 17 |
2019年(令和元年) | 18 |
2020年(令和 | 2年)[* 1]13 |
駅周辺
[編集]- 国道11号
- 観音寺市のりあいバス「箕浦」停留所 - 駅から離れたところ(約700メートル)にある。
その他
[編集]- 予讃線には起点の高松駅より当駅までトンネルが設けられていないが、当駅の西にある鳥越トンネル(愛媛県との県境でもある)を始めとする同線のトンネルは断面が小さく、パンタグラフ折畳み高さが4000mm未満でなければ通過出来ないため、JR他社の電車の大部分(マリンライナー専用JR四国5000系電車を含む)は当駅より西に入ることが出来ない[注釈 1]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ (※JR四国以外の電車・電気機関車では285系電車・EF65形電気機関車・EF210形電気機関車が鳥越トンネル通過対策済となっている)
出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、21頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、634頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 最南端の駅については、索道にまで範囲を広げた場合は、雲辺寺ロープウェイの山頂駅が該当する。
- ^ 「日本国有鉄道公示第436号」『官報』1971年11月6日。
- ^ 「通報 ●海岸寺駅ほか25駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年11月6日、8面。
- ^ 「遊休地利用の“うどん店”オープン」『交通新聞』交通協力会、1977年10月20日、2面。
- ^ a b “貨車で待合室改築”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1984年10月24日)
- ^ JR四国の前身にあたる国鉄四国総局末期の1985年7月に高松駅で誕生し、JR四国発足後も展開していた飲食店・物販店舗のブランド。
- ^ JRR『ヤマケイJRブックス3 - JRの本』、山と渓谷社、1989年、148・152頁
- 観音寺市の現況
- ^ a b “観音寺市の現況 令和4年3月発行” (pdf). 観音寺市. p. 43. 2022年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月23日閲覧。
- ^ a b “観音寺市の現況 平成29年2月発行” (pdf). 観音寺市. p. 43. 2021年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月23日閲覧。