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石垣市議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石垣市議会
いしがきしぎかい
紋章もしくはロゴ
種類
種類
役職
議長
平良秀之(公明石垣)
副議長
石垣亨(自由民主石垣)
構成
定数22
院内勢力
与党 (11)
  •   公明石垣 (2)

中立 (3)

  •   未来 (2)
  •   無会派 (1)

野党 (8)

選挙
大選挙区制
前回選挙
2022年9月11日
議事堂
沖縄県石垣市字真栄里672番地
ウェブサイト
石垣市議会

石垣市議会(いしがきしぎかい)は、石垣市に設置されている地方議会である。

概要

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  • 定数:22人
  • 任期:2022年9月28日 - 2026年9月27日[1]
  • 選挙区:市全域を単一選挙区とする大選挙区制単記非移譲式
  • 議長:我喜屋隆次(自由民主石垣)
  • 副議長:東内原とも子(自由民主石垣)

会派

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会派名 議席数 政党 議員名 女性議員数 女性議員の比率(%)
自由民主石垣 9 自由民主党3・無所属6 長山家康、仲間均、我喜屋隆次、東内原とも子、友寄永三、石川勇作、伊良部和摩、登野城このみ、髙良宗矩 2 22.22
公明石垣 2 公明党 平良秀之、石垣達也 0 0
未来 2 無所属 箕底用一、後上里厚司 0 0
ゆがふ 2 無所属 花谷史郎、内原英聡 0 0
バガスマ風の会 1 立憲民主党 長浜信夫 0 0
日本共産党 1 日本共産党 井上美智子 1 100
無会派 1 国民民主党 砥板芳行 0 0
4 無所属 仲嶺忠師、大道夏代、田盛英伸、宮良操 1 25
22 4 18.18

(2024年3月29日現在[2]

与党は自由民主石垣、公明石垣の2会派11人。

中立は未来と無会派1人の計3人。

野党はゆがふ、バガスマ風の会、日本共産党、無会派4人(うち国民民主1人)の計3会派10人。

沿革

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2018年
  • 9月9日 - 石垣市議会議員選挙執行。中山義隆市長を原則支持する与党が13対9と過半数を確保した。中山を支持しない9人の市議は、平得大俣への陸上自衛隊配備計画にも反対している[3]。与党会派13の内訳は、自由民主石垣9、公明石垣2、未来2。
2019年
  • 6月17日 - 市議会定例会で、平得大俣への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例案が賛成少数で否決された[4]
  • 6月28日 - 陸自配備賛成の立場の仲間均尖閣諸島に関する一般質問の最中で「中国は本気で尖閣を取りにきている。今こそ自衛隊が必要である」と述べた後、「住民投票はあまりにも無責任だ。議会を解散して、配備の是非を問うべぎだ」として計画への賛否を問う選挙を求め、議会の解散動議を提出した。一般質問終了後、議会の解散に関する特例法に基づく決議が提案され採決。賛成者は12人。同法が規定する出席者(21人)の5分の4(17人)に達せず、否決となった[5][4]
  • 12月16日 - 自由民主石垣が提出した自治基本条例を廃止するための条例案が採決され、賛成10、反対11の賛成少数で否決された。与党会派のうち公明石垣の石垣達也と未来の箕底用一が反対に回った(公明石垣の平良秀之は議長のため投票権なし)。賛成が上回れば全国で初めて自治基本条例廃止となる異例の事態だった[6][7]


2022年

  • 12月19日 - 陸上自衛隊石垣駐屯地に反撃能力を持つ長射程ミサイルを配備することは「到底容認できない」とした、石垣駐屯地への長射程ミサイル配備に関する意見書を賛成多数で可決。議長を除く市議21人のうち、野党の8人、中立の3人の計11人が賛成し、与党のうち9人が反対、1人が病欠した。[8][9]

2023年

  • 10月13日 - 同月14日から始まる日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」に対し「市民に十分かつ丁寧な説明がないまま今日に至っている」と政府に抗議する意見書を賛成多数で可決。議長を除く市議21人のうち、野党の8人、中立の3人の計11人が賛成し、与党の10人が反対した。[10] 

選挙

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2018年石垣市議会議員選挙

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2018年9月9日執行 当日有権者数:38,674人 最終投票率:65.73% 定数:22人 立候補者数:30人

順位 当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数
1 石垣達也 51 公明党 1,313.742
2 花谷史郎 36 無所属 1,279
3 砂川利勝 54 無所属 1,267.605
4 宮良操 62 無所属 1,267
5 内原英聡 34 無所属 1,249
6 我喜屋隆次 41 無所属 1,155
7 長山家康 31 無所属 1,141
8 箕底用一 37 無所属 1,117
9 石川勇作 40 無所属 1,061
10 平良秀之 48 公明党 1,031
11 前津究 46 無所属 00982
12 米盛初恵 51 無所属 00906
13 石垣亨 55 自由民主党 00900.88
14 仲間均 68 無所属 00823
15 東内原とも子 61 無所属 00810
16 大浜明彦 57 無所属 00802
17 井上美智子 65 日本共産党 00800
18 砥板芳行 48 自由民主党 00799.981
19 長浜信夫 62 社会民主党 00780
20 友寄永三 57 無所属 00751
21 後上里厚司 52 無所属 00686
22 新垣重雄 70 沖縄社会大衆党 00673
23 砂川佳之 51 無所属 00660.413
24 石垣涼子 46 無所属 00659.376
25 田盛英伸 46 無所属 00610
26 仲嶺忠師 49 無所属 00601
27 上門孝子 67 無所属 00589
28 福島英洋 59 無所属 00218
29 古閑こずえ 45 無所属 00176
30 新里新八郎 70 無所属 00121

脚注

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  1. ^ 国会議員並びに県・市町村の長及び議会議員の任期満了日(令和2年12月31日現在)” (PDF). 沖縄県庁 (2021年1月22日). 2021年1月28日閲覧。
  2. ^ 議員名簿”. 2022年3月30日閲覧。
  3. ^ “与党が過半数獲得 市議選”. 八重山毎日新聞. (2018年9月10日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/34125 2020年1月13日閲覧。 
  4. ^ a b “石垣市議会で自主解散動議 陸上自衛隊の配備是非「選挙で」 与党市議が提案したが、要件満たさず不成立”. 琉球新報. (2019年6月29日). https://ryukyushimpo.jp/news/entry-945236.html 2020年1月13日閲覧。 
  5. ^ “石垣市議会 議会解散決議を否決”. 八重山毎日新聞. (2019年6月29日). http://www.y-mainichi.co.jp/news/35509/ 2020年1月13日閲覧。 
  6. ^ 伊藤和行 (2019年12月17日). “自治基本条例の廃止案、小差で否決 石垣市議会”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASMDJ6TCFMDJTIPE01H.html 2020年1月13日閲覧。 
  7. ^ “自治条例廃止案を否決 石垣市議会、与党2人が反対”. 沖縄タイムス. (2019年12月17日). https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/511572 2020年1月13日閲覧。 
  8. ^ 敵基地攻撃能力に沖縄・石垣市議会が「容認できない」意見書可決 台湾に近い有事の際の最前線で何が起きたのか…:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2024年3月23日閲覧。
  9. ^ 長射程ミサイル配備認めず 反撃能力「戦争引き起こす」 石垣市議会が賛成多数で意見書”. yaeyama-nippo.co.jp (2022年12月19日). 2024年3月23日閲覧。
  10. ^ 日米訓練「住民説明ない」 石垣市議会、抗議の意見書”. 沖縄タイムス+プラス (2024年3月22日). 2024年3月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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  • 議会 石垣市(公式サイト)