玉造温泉駅
玉造温泉駅[* 1] | |
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駅舎(2016年3月8日、大規模改修後) | |
たまつくりおんせん Tamatsukurionsen | |
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所在地 | 島根県松江市玉湯町湯町976 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■山陰本線 |
キロ程 | 358.5 km(京都起点) |
電報略号 | タオ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
212人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)11月7日[2] |
備考 | 無人駅[注 1][3][4](自動券売機 有) |
玉造温泉駅(たまつくりおんせんえき)は、島根県松江市玉湯町湯町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。事務管コードは▲640736[5]。
山陰地方の屈指の温泉どころ、玉造温泉への玄関口の駅であるため特急「やくも」・「スーパーまつかぜ」および「スーパーおき」は朝や日中を中心に一部が停車するが、寝台特急「サンライズ出雲」および平日朝の出雲横田発松江行快速列車は通過する。
歴史
[編集]- 1909年(明治42年)11月7日:鉄道院山陰本線松江駅 - 宍道駅間延伸により、湯町駅(ゆまちえき)として開設[2]。旅客・貨物取扱開始[2]。
- 1949年(昭和24年)5月11日:玉造温泉駅に改称[1]。
- 1962年(昭和37年)7月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1993年(平成5年)2月13日:自動券売機設置、使用開始[6]。
- 2012年(平成24年)9月26日:屋根が銅板ぶきの神社風駅舎にリニューアルされる[7]。
- 2014年(平成26年)3月27日:駅前広場が完成[8]。
- 2016年(平成28年)12月17日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[9][広報 1]。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2023年(令和5年)
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。松江方単線・出雲市方複線の交換可能駅でもある。駅舎は線路北側にあり、ホームへは地下道で連絡している。上り(米子方面)ホームは駅舎に隣接しているが、ホームが駅舎より高い位置にあり嵩上げされていない上、線路と改札がフェンスで仕切られているため、改札口から直接ホームには行けず地下道を通らなければならない。
無人駅[3][4](松江駅管理)であり、駅舎内には自動券売機が設置されている。
現駅舎は1935年(昭和10年)建築の木造一部鉄骨平屋建て。1988年(昭和63年)に大規模改修実施後、2012年(平成24年)に再度大規模改修を行い屋根は玉造温泉内の玉作湯神社をイメージして屋根が青緑色の鋼板葺きとなり、駅舎隣に公衆便所を設置し同年9月26日に完成式を行った[7][10]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 山陰本線 | 上り | 松江・米子方面 |
2 | 下り | 出雲市・浜田方面 |
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プラットホーム、奥に駅舎
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2番のりば(2008年7月)
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地下通路の壁画は玉造温泉
利用状況
[編集]2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は202人である[統計 1]。2004年度は279人、1994年度は333人、1984年度は286人だった。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 372 |
2000 | 342 |
2001 | 335 |
2002 | 294 |
2003 | 290 |
2004 | 279 |
2005 | 274 |
2006 | 273 |
2007 | 264 |
2008 | 282 |
2009 | 252 |
2010 | 272 |
2011 | 285 |
2012 | 297 |
2013 | 413 |
2014 | 378 |
2015 | 357 |
2016 | 347 |
2017 | 348 |
2018 | 321 |
2019 | 322 |
2020 | 202 |
2021 | 212 |
駅周辺
[編集]旧玉湯町の中心部であり旧玉湯町役場の松江市役所玉湯支所に近い位置にある。駅名の由来である玉造温泉は当駅から南に約2km離れた場所にある。
- 玉造温泉
- 玉作湯神社
- 松江市役所玉湯支所
- 湯町簡易郵便局(委託者高齢化及び体調不良に伴い休局していたが、現在は場所を移転して再開)
- 地域医療機能推進機構玉造病院
- 松江市立玉湯中学校
- 松江市立玉湯小学校
- 国道9号
- 島根県道25号玉湯吾妻山線
- 島根県道194号玉造温泉停車場線
バス路線
[編集]駅前の道路(島根県道194号玉造温泉停車場線)を約200m歩いた坂下の交差点に一畑バス「玉造温泉駅入口」停留所がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「運輸省告示第160号」『官報』1949年05月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、309頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d e “玉造温泉駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月18日閲覧。
- ^ a b c d e “玉造温泉駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月7日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 「無人の7駅に自動券売機 JR米子支社が設置」『山陰中央新報』山陰中央新報社、1993年3月10日、さんいんワイド、16面。
- ^ a b 「玉造温泉新駅舎が完成 神社イメージ外観木造り」『山陰中央新報』山陰中央新報社、2012年9月27日、出雲、24面。
- ^ 長宗拓弥(2014年3月28日). “JR玉造温泉駅前広場:観光案内板も新設、整備完了”. 毎日新聞(毎日新聞社)
- ^ 奥平真也 (2016年12月18日). “イコカ使って改札通り初め 松江・米子駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版
- ^ 新装JR玉造温泉駅 神社仕様、旅人と縁結び 島根 - 朝日新聞デジタル、2012年9月27日
広報資料・プレスリリース等1次資料
[編集]- ^ 山陰線(出雲市~伯耆大山駅間)、伯備線(根雨駅、生山駅、新見駅)ICOCAご利用開始日・自動改札機ご利用開始日決定! - 西日本旅客鉄道(2016年10月18日付)
統計資料
[編集]- ^ 島根県統計書
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 玉造温泉駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道