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特権監督委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
特権監督委員会
United Kingdom
Committee for Privileges and Conduct
委員会概要
行政官
上位組織貴族院
下位委員会
  • 附属委員会
ウェブサイトwww.parliament.uk/business/committees/committees-a-z/lords-select/privileges-committee-for-privileges

特権監督委員会(英語: Committee for Privileges and Conduct)は、英国議会(貴族院)に属する委員会。貴族院に関する事項や、爵位回復にかかる請願審判等を管轄する。

本項では、委員会に属する常設の附属委員会に関しても触れる。

概要

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特権監督委員会は貴族院に属する特別調査委員会英語版で、①貴族院とその構成員にかかる議員特権や行動規範、②停止した爵位の回復といった爵位称号に関する請願を検討・調査・裁定を行う[1]。前者の活動に関しては日常業務的であるため、その実務は附属委員会に委任、運営されている。委員会は16名の現職貴族院議員によって構成され、そのうち3名は司法官庁経験者で占められる必要がある[1][2]

委員会委員

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2019年4月時点の委員会は以下の貴族院議員によって構成されている[3]

委員会委員 所属政党 貴族
アルクルーイスのマクフォール男爵(委員長) 無所属 一代貴族
イートン・アンダー・ヘイウッドのブラウン男爵英語版 クロスベンチ
第7代カスカート伯爵英語版 保守党 世俗貴族
ディア男爵英語版 クロスベンチ 一代貴族
イームズ男爵英語版 クロスベンチ
ボウズパークのエヴァンズ女男爵 保守党
クレイグヘッドのホープ男爵英語版 クロスベンチ
レアグのアーバイン男爵英語版 労働党
パディントンのジェイ女男爵英語版 労働党
マクアヴォイ男爵英語版 労働党
クラッシュファーンのマッカイ男爵英語版 保守党
ニュービー男爵英語版 自由民主党
ベイジルドンのスミス女男爵英語版 労働党
ドロックスフォードのストナム男爵英語版 自由民主党
ホルビーチのテイラー男爵英語版 保守党
第2代アルスウォーター子爵英語版 保守党 世俗貴族

附属委員会委員

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2019年4月時点の附属委員会は以下の貴族院議員によって構成されている[3]

委員会委員 所属政党 貴族
イースト・アンダー・ヘイウッドのブラウン男爵(委員長) クロスベンチ 一代貴族
バークリーのコープ男爵英語版 保守党
ドラキア男爵英語版 自由民主党
レアグのアーバイン男爵 労働党
ベンガーヴのオニール女男爵 クロスベンチ

脚注

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  1. ^ a b Privileges and Conduct (Committee for) - Role” (English). UK Parliament. 2020年5月16日閲覧。
  2. ^ Select Committee on Privileges First Report: Appendix 4 (6)”. UK Parliament (2000年). 2020年5月16日閲覧。
  3. ^ a b Independent Complaints and Grievance Scheme: Changes to the Code of Conduct” (英語). 英国議会. Authority of the House of Lords. 2020年5月16日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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