浜松科学館
浜松科学館 Hamamatsu Science Museum | |
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施設情報 | |
正式名称 | 浜松科学館 |
愛称 | みらいーら |
専門分野 | 科学館 |
館長 | 天野浩(名誉館長)[1][2] |
事業主体 | 浜松市 |
管理運営 | 乃村工藝社・SBSプロモーション共同事業体 |
建物設計 | 仙田満+環境デザイン研究所[3] |
延床面積 | 6,891.95m2[3] |
開館 | 1986年(昭和61年)5月1日 |
所在地 |
〒430-0923 静岡県浜松市中央区北寺島町256-3 |
位置 | 北緯34度42分17.93秒 東経137度44分23.49秒 / 北緯34.7049806度 東経137.7398583度座標: 北緯34度42分17.93秒 東経137度44分23.49秒 / 北緯34.7049806度 東経137.7398583度 |
外部リンク | https://www.mirai-ra.jp/ |
プロジェクト:GLAM |
浜松科学館(はままつかがくかん、Hamamatsu Science Museum)は、静岡県浜松市中央区にある科学館。愛称は「みらいーら」。
概要
[編集]浜松科学館は、科学に関する知識の普及および啓発を図る社会教育施設。浜松市児童会館にかわる施設として1986年5月1日に開館した。
東海地域では名古屋市科学館に次ぐ規模の総合科学館として、小学校等の団体による利用も積極的に行われ、市内だけでなく近隣の市町からも広く認知されている。
また、(株)環境デザイン研究所の仙田満が建築設計を手掛けた最初の科学館としても有名。建物全体で「遊環構造」が意識されていることに加え、カラフルな配管等で建築設備が学べるような工夫も見て取れる。
2015年には、その前年にノーベル物理学賞を受賞した天野浩(浜松市出身)が名誉館長に就任し、常設展の中に受賞を記念する展示が設けられた。
常設展示
[編集]自然・音・光・力・宇宙などのテーマ別にゾーニングされている。ものづくりの街浜松を代表する複数の地元企業から協力を得ており、各社から寄託された実物資料を保管および展示している。
プラネタリウム
[編集]3階にはプラネタリウムがある。愛称は「ときめきら」。投影機は2022年3月1日のリニューアルから三ケ日みかん色に独自デザインしたケイロンⅢとバーチャリウムⅡを組み合わせた「ケイロンⅢ・ハイブリッド(株式会社五藤光学研究所製)[4]」を使用している。独自に企画したプログラムを投影し3か月に一度を目安に番組テーマが更新される。 リニューアル前は、「ジェミニスターIII(コニカミノルタ製)」だった。
その他
[編集]浜松市出身の漫画家・ばらスィーの作品『苺ましまろ』のコミックス6巻に、科学館周辺を舞台としたエピソードが収録されている。
同施設の敷地は、かつての浜松駅の車両留置線(その以前には浜松機関区として転車台などがあった)の跡地である。敷地の西側には、元の浜松駅構内から伸びる引込線の跡である新幹線の高架を潜るガードが残存している。
2018年3月末でいったん休館した後、改装工事が行われ、2019年7月6日にリニューアルオープンした[5][6]。
場所
[編集]出典
[編集]- ^ 「浜松科学館は重要 ― 天野名誉館長「楽しさ伝えたい」 」 『中日新聞』(中日新聞東海本社) 2015年4月7日付朝刊 p.16(浜松・遠州版)
- ^ 浜松科学館. “名誉館長ごあいさつ”. 2015年7月3日閲覧。
- ^ a b 公式ホームページ施設概要を参照。
- ^ 浜松科学館のプラネタリウムがリニューアル 天の川を約1億個の微恒星で再現する「ケイロンⅢ・ハイブリッド」に一新 (株式会社五藤光学研究所)
- ^ “【改装】浜松科学館が2019年7月にリニューアルオープンへ!2018年3月末よりリニューアル工事で1年3ヶ月間の休館に”. 浜松つーしん (2018年3月30日). 2024年11月6日閲覧。
- ^ “光、宇宙など展示60点を刷新 浜松科学館改装オープン”. 静岡新聞アットエス. 株式会社静岡新聞社 (2019年7月7日). 2019年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月6日閲覧。