水郷駅
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水郷駅 | |
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駅舎(2021年9月) | |
すいごう Suigō | |
◄香取 (3.9 km) (5.2 km) 小見川► | |
所在地 | 千葉県香取市一ノ分目1120 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■成田線 |
キロ程 |
47.5 km(佐倉起点) 千葉から63.6 km |
電報略号 | スコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
185人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)11月10日[1] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
水郷駅(すいごうえき)は、千葉県香取市一ノ分目(いちのわけめ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線の駅である。
歴史
[編集]駅の位置が当時の旧豊浦村・旧大倉村との境界に位置していたため、両地区の協議により利根川下流域を表す水郷を取り「水郷駅」と名付けられた。観光地としての「水郷」は十二橋駅や佐原駅、茨城県の潮来駅付近を指す。
年表
[編集]- 1931年(昭和6年)11月10日:鉄道省の駅として開設[1]。旅客・貨物取扱[2]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1970年(昭和45年)9月26日:荷物扱い廃止[2]。
- 1974年(昭和49年)3月15日:跨線橋設置。無人駅化[3][4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1993年(平成5年)6月11日:現在の駅舎に改築[5][6]。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。東京近郊区間に組み込まれる[7]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
成田統括センター(佐原駅)管理の無人駅で、乗車駅証明書発行機・簡易Suica改札機が設置されている。1993年(平成5年)6月に改築された駅舎は、中世ヨーロッパ風で地域のコミュニティプラザ・談話室との合築であり、延床面積153m2のうち駅・待合所部分が20m2となっている[6]。
トイレは駅舎の待合室内に設置されており、男女共用の水洗式である。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■成田線 | 下り | 銚子方面[8] |
2 | 上り | 佐原・成田方面[8] |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- ホームは8両編成までに対応する。
-
改札口(2022年2月)
-
ホーム(2022年2月)
利用状況
[編集]2006年(平成18年)度の1日平均乗車人員は185人である。
千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)313 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)293 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)303 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)285 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)277 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)269 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)261 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)251 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 226 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 228 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 216 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 219 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 225 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 211 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 201 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 183 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 185 | [* 17] |
駅周辺
[編集]駅舎(駅出入口)は北側に位置し、利根川(右岸)とは約1キロメートル離れている。
水郷梨の名産地やヘラブナ釣りの名所として知られており、周辺道路が整備される前の乗降者数はかなり多かったとされる。駅南側には水郷団地が整備されている。
- 東関東自動車道
- 国道356号(利根水郷ライン)
- 香取警察署大倉駐在所
- 香取市立小見川北小学校(徒歩約25分)
- 香取市立大倉小学校
- 豊浦郵便局
- 小見川東急ゴルフクラブ
- 三ノ分目大塚山古墳(徒歩約18分)
- 千葉交通「水郷駅」停留所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、625頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日向など六駅を無人化」『読売新聞』読売新聞社、1974年3月14日、朝刊、千葉版。
- ^ “「通報」●総武本線南酒々井駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1974年3月6日)
- ^ “水郷駅の新しい駅舎完成 町民ふれあいの場に”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 14. (1993年6月12日)
- ^ a b “水郷駅の合築化完成 JR千葉支社 地域ふれあいの場に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年6月16日)
- ^ a b 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブ 。2019年7月30日閲覧。
- ^ a b “時刻表 水郷駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月11日閲覧。
利用状況
[編集]- 千葉県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(水郷駅):JR東日本