水城蘭子
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みずき らんこ 水城 蘭子 | |
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本名 | 宮田 美津代(みやた みつよ)[1](旧姓:藤田[2]) |
生年月日 | 1929年4月24日 |
没年月日 | 1997年5月26日(68歳没) |
出身地 | 日本日本・東京府東京市浅草区(現:東京都台東区浅草)[3] |
死没地 | 日本・神奈川県川崎市川崎区[4] |
身長 | 160 cm[5] |
血液型 | O型[6] |
ジャンル | 俳優・声優 |
活動期間 | 1950年代 - 1997年 |
配偶者 | 真木恭介 |
水城 蘭子(みずき らんこ、1929年4月24日 - 1997年5月26日[4])は、日本の女優、声優。東京府東京市浅草区(現:東京都台東区浅草)出身[3]。
来歴
[編集]東京府東京市浅草区(現:東京都台東区浅草)で出生[3]。文化学院卒業[3]。東京都立竹台高等女学校(現:東京都立竹台高等学校)在学中に東京大学演劇部、東京慈恵会医科大学演劇部、日本大学芸術学部等で学生演劇をしていた[2]。その一方、八田元夫演出研究所を経て、劇団文化座に入団[2]。劇団水曜会を経て、劇団葦を結成[3]。
三光事務所[7]、 東京俳優生活協同組合[8]、群六舎プロダクション[9]、番衆プロダクション[10]、コスモプロジェクト[11]、オフィス滝沢[5]に所属していた。女優業の傍ら、アニメや洋画吹き替えなど声優としても活躍した[3]。
1962年に『凱旋門』で担当[12]してからほぼ専属だったイングリッド・バーグマンの吹き替えや、デボラ・カーの専属吹き替えが有名である。
1997年5月26日、心不全のため神奈川県川崎市川崎区の病院で死去[4]。享年69(68歳没)。
人物
[編集]出演作品(女優)
[編集]テレビドラマ
[編集]- 特別機動捜査隊(NET、東映)
- 第152話「団地夫人」(1964年) - 村井夫人
- 第228話「鏡と女」(1966年)
- 第782話「わたしの父さん」(1976年) - 定岡道代
- 事件ファイル110 甘ったれるな 第9話「春遠い19歳の夢」(1976年、TBS / 松竹) - 西牧くら
- 達磨大助事件帳 第11話「友よ、さらば」(1977年、ANB / 前進座 / 国際放映) - 矢島妙
- 太陽にほえろ!(NTV)
- 第329話「タイムリミット」(1978年) - 大河原夫人
- 第704話「未亡人は十八才」(1986年) - 奥寺の叔母
- そば屋梅吉捕物帳 第6話「大奥に潜む黒い影」(1979年、12ch / 国際放映) - おふさ
- ライオン奥様劇場妻の再婚(1980年、CX)
- 春の波涛(1985年)
- 中学生日記
- 特捜最前線(ANB)
- 第172話「乙種蹄指紋の謎!」(1980年)
- 第452話「遺書・指名手配113号の男!」(1986年) - 水尾千代子
- 火曜サスペンス劇場(NTV)
- 「妻の生き甲斐」(1986年2月)
- 「切り裂き魔」(1987年3月)
- 「女検事・霞夕子9・遺産相続」(1996年12月)
- 名探偵金田一耕助シリーズ5「死仮面」(1986年5月、TBS系)
- ダウンタウン探偵組 第7話「ひとに聞かれりゃ…何んと答える」(1988年、ABC / テレパック)
- 一枚の写真(1988年、CX系)
- ノンちゃんの夢(1988年、NHK)
- 火曜スーパーワイド「なんでも屋探偵帳1・なんでも屋奮戦記」(1989年11月、ABC)
- 土曜ワイド劇場「新妻殺し」(1991年3月、ANB)
- 刑事貴族2(1992年、NTV)
- 金曜エンタテイメント(CX)
- 松本清張ドラマスペシャル・眼の気流(1994年9月、TX)
- ママのベッドへいらっしゃい(1994年、ANB) - 大原民江
- 未成年(1995年、TBS)
映画
[編集]- 狼の紋章(1973年、東宝) - 戸崎文
- 令嬢肉奴隷(1985年、にっかつ) - 敷島萌子
- 芦屋令嬢 いけにえ(1986年、にっかつ) - 篠原文子
- いんこう(1986年、にっかつ) - 柴崎の母
- 病院へ行こう(1990年、東映) - 小夜
出演作品(声優)
[編集]吹き替え
[編集]※太字は、メインキャラクター。
担当女優
[編集]- イングリッド・バーグマン
-
- 凱旋門(1962年、ジョアン・マドゥ)※フジテレビ旧版
- カサブランカ(1967年、イルザ・ラント)※NET版
- 追想(1967年、アンナ・コレフ/アナスタシア)※NET版
- さよならをもう一度(1968年、ポーラ・テシエ)※NET版
- 白い恐怖(1970年、コンスタンス・ピーターソン)※NET版
- 汚名(1972年、アリシア・ヒューバーマン)※NET版
- 黄色いロールス・ロイス(1972年、ゲルダ・ミレット)※NET版
- ジキル博士とハイド氏(1973年、アイヴィー・ピーターソン)※NET版
- 凱旋門(1976年、ジョアン・マドゥ)※フジテレビ新版
- サボテンの花(1977年、ステファニー・ディッキンソン)※日本テレビ版
- オリエント急行殺人事件(1980年、グレタ・オルソン)※テレビ朝日版
- グリア・ガースン
- ジェシカ・タンディ
-
- 砂漠の鬼将軍(1969年、ルーシー・ロンメル夫人)※NET版
- 砂漠の鬼将軍(1975年、ルーシー・ロンメル夫人)※フジテレビ版
- シェリー・ウィンタース
- デボラ・カー
-
- 旅路(1967年、シビル・レイルトン=ベル)※NET版
- 六年目の疑惑(1968年、マーサ・ラドクリフ)※NET版
- めぐり逢い(1969年、テリー・マッケイ)※NET版
- お茶と同情(1969年、ローラ・レイノルズ)※NET版
- 悲しみよこんにちは(1969年、アンヌ・ラーセン)※NET版
- 芝生は緑(1969年、ヒラリー・ライオール)※NET版
- ゼンダ城の虜(1970年、フラビア姫)※東京12ch版
- イグアナの夜(1970年、ハンナ・ジェルクス)※NET版
- 結婚専科(1971年、バレリー・エドワーズ) ※NET版
- クォ・ヴァディズ(1971年、リジア)※NET版
- 007 カジノ・ロワイヤル(1972年、マクタリ夫人/ミミ)※日本テレビ版
- 回転(1972年、ミス・ギデンス)
- 王様と私(1972年、アンナ・レオノーウェンズ)※東京12ch版
- サンダウナーズ(1973年、アイダ・カーモディ)※東京12ch版
- 王様と私(1975年、アンナ・レオノーウェンズ)※TBS版
- アレンジメント/愛の旋律(1976年、フローレンス・アンダーソン)※NET版
- 007 カジノ・ロワイヤル(1976年、マクタリ夫人/ミミ)※NET版
- クォ・ヴァディズ(1976年、リジア)※フジテレビ版
- ドーヴァーの青い花(不明、ミス・マドリガル)※TBS版
- デルフィーヌ・セイリグ
-
- ジャッカルの日(1977年、モンペリエ男爵夫人)※日本テレビ版
- ジャッカルの日(1978年、モンペリエ男爵夫人)※テレビ朝日版
- ドロシー・マクガイア
映画
[編集]- 時期不明
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- 遊星よりの物体X(ニッキ・ニコルソン〈マーガレット・シェリダン〉)
- 醜聞殺人事件(クリス・エメリー〈リタ・ヘイワース〉)
- ネバダの決闘(エレン・ベイリー〈ドロシー・グリーン〉)
- 破局(ルーシー・モーガン〈フィリス・サックスター〉)
- 1967年
-
- テーブル・ロックの決闘(ローナ・ミラー〈ドロシー・マローン〉)※フジテレビ版
- 秘めたる情事(イーディス・チェイピン〈ジェラルディン・フィッツジェラルド〉) ※NET版
- 1968年
-
- 手錠のまゝの脱獄(ビリーの母〈カーラ・ウィリアムズ〉)※NET版
- 初恋(マリア・ブレンターノ〈ヴァレンティナ・コルテーゼ〉) ※東京12ch版
- 荒鷲の翼(ミン・ウィード〈モーリン・オハラ〉)
- 三人のあらくれ者(ローナ・ハンター・ソンダース〈アン・バクスター〉)※東京12ch版
- 1969年
- 1971年
- 1972年
- 1973年
- 1974年
-
- 戦争と平和(エレン・クラーギナ〈イリーナ・スコブツェワ〉)※NET版
- 旅情(フィオリーニ夫人〈イザ・ミランダ〉)※日本テレビ版
- フレンジー(ブレンダ・ブレイニー〈バーバラ・リー・ハント〉)※NET版
- 1975年
-
- 渇いた太陽(アレクサンドラ・デル・ラーゴ〈ジェラルディン・ペイジ〉)※TBS版
- 1977年
- 1978年
- 1981年
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- 疑惑の影(エマ・ニュートン〈パトリシア・コリンジ〉)※テレビ朝日版
- 1985年
-
- ポルターガイスト(レシュ博士〈ビアトリス・ストレイト〉)※フジテレビ版
- 1986年
-
- ハリーの災難(アイビー・グレブリー〈ミルドレッド・ナトウィック〉) ※テレビ朝日版
- 1987年
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- ターミネーター(サラの母)※テレビ朝日版
- 1990年
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- アガサ・クリスティー/死者のあやまち(エイミー・フォリアット〈コンスタンス・カミングス〉)※NHK版[20]
- オールウェイズ(ハップ〈オードリー・ヘプバーン〉)※ソフト版
- 1996年
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- スリーメン&リトルレディ(ベラ・ベニントン〈シーラ・ハンコック〉)日本テレビ版
ドラマ
[編集]- 時期不明
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- ヒッチコック劇場
- 第2話(ダフニー)
- 弁護士ペリー・メイスン
- 「華麗なる死の誘惑」
- ミスター・エド(ケイ・アディソン〈エドナ・スキナー〉)
- ヒッチコック劇場
- 1962年
-
- ルート66 ※NHK版[21][22]
- 第21話『雪の中の肖像』(ペニー・フォスター〈ジャンヌ・パル〉)
- 第25話『運命の子』 (カウナ・アイビー〈アイリーン・サックス〉)
- ルート66 ※NHK版[21][22]
- 1964年
- 1965年
-
- 0011ナポレオン・ソロ ※日本テレビ版
- 第28話『つかの間の生涯の物語』(アルセステ・ストレイゴウ婦人〈マリアン・マッカーゴ〉)
- 0011ナポレオン・ソロ ※日本テレビ版
- 1968年
-
- 奥さまは魔女(1968年−1972年、ルイーズ・テイト〈ケイシー・ロジャース〉)※TBS版
- 1969年
-
- 宇宙大作戦 ※日本テレビ版
- 第1話『惑星M113の吸血獣』(ナンシー・クレーター〈ジーン・バル〉)
- 0011ナポレオン・ソロ ※日本テレビ版
- 第92話『財界ジュニアの問題点』(オリヴィア・ウィリス〈デルフィ・ローレンス〉)
- 宇宙大作戦 ※日本テレビ版
- 1970年
- 1971年
-
- ドクター・ウェルビー(1971年−1972年、コンスエロ・ロペス〈エレナ・ヴェルダゴ〉)※NHK版[25]
- 1978年
- 1988年
-
- ジェシカおばさんの事件簿 ※NHK版
- 第18話『授賞式はしめやかに』
- 頑固じいさん孫3人 ※NHK版[27]
- 第27話『ひとすじの道〜教育に自らの人生をかける定年間近の先生』(テンプル〈クロリス・リーチマン〉)
- ジェシカおばさんの事件簿 ※NHK版
- 1989年
-
- こちらブルームーン探偵社(〈初代〉バージニア・ヘイズ〈エヴァ・マリー・セイント〉) ※NHK版
- ジェシカおばさんの事件簿 ※NHK版
- 第45話『サーカスに死が訪れる』(チャーリー・マッカラム〈ジョーイ・クレイマー〉)
- 1995年
-
- シャーロック・ホームズの冒険 ※NHK版
- 第40話『マザランの宝石』(アグネス・ガリデブ〈フィリス・カルヴァート〉)
- シャーロック・ホームズの冒険 ※NHK版
- 1996年
- 1997年
-
- 名探偵ポワロ ※NHK版
- 第45話『もの言えぬ証人』(イザベル・トリップ〈ポーリン・ジェイムソン〉)
- 名探偵ポワロ ※NHK版
アニメ
[編集]- 1970年
-
- 進めや進め!スモーキー [28](1970年 − 1971年)※NHK版
テレビアニメ
[編集]劇場アニメ
[編集]- 1963年
- 1984年
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- 冒険者たち ガンバと7匹のなかま(ボーボ[31])
- 1985年
-
- ごんぎつね(兵十の母くめ)
- 1991年
-
- ガンバとカワウソの冒険(ボーボ[32])
テレビ番組
[編集]- やさしい経済教室(お母さん)
出典
[編集]- ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月、276頁。ISBN 978-4-415-00878-3。
- ^ a b c “さつき 3号” (PDF). 都立竹台高校同窓会. p. 4 (1993年6月2日). 2023年12月30日閲覧。
- ^ a b c d e f 新撰 芸能人物事典 明治~平成『水城 蘭子』 - コトバンク 2016年3月14日閲覧。
- ^ a b c 毎日新聞1997年5月27日11面「訃報 水城蘭子さん」(毎日新聞縮刷版1997年5月号p.1019)毎日新聞社
- ^ a b c 『日本タレント名鑑(1997年版)』VIPタイムズ社、1997年、787頁。
- ^ 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、151頁。
- ^ 『出演者名簿(1966年版)』著作権情報センター、1965年、350頁。
- ^ 『出演者名簿(1977年版)』著作権情報センター、1976年、434頁。
- ^ a b c 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、104頁。
- ^ 『日本タレント名鑑(1987年版)』VIPタイムズ社、1987年、452頁。
- ^ 『日本タレント名鑑(1996年版)』VIPタイムズ社、1996年、775頁。
- ^ 水城の吹き替えデビュー作である。
- ^ 能見正比古『血液型愛情学 : 愛と性のドラマ・20、000人の証言』サンケイ新聞社出版局、1974年、142頁。
- ^ “劇映画 「罪の背景」” 2024年1月8日閲覧。
- ^ “劇映画 「ブルックリン横町」ベティ・スミス 原作 エリア・カザン監督 ―アメリカ映画 1945年度作品―” 2024年1月8日閲覧。
- ^ “劇映画 「友情ある説得」ウィリアム・ワイラー 監督 アメリカ映画~1956年制作~” 2024年1月8日閲覧。
- ^ “劇映画 「青い大きな海」ジロ・ポンテコルポオ監督 ~イタリア映画1957年作品~” 2024年1月8日閲覧。
- ^ “劇映画 「ぼくのおじさん」 ―1958年フランス映画―” 2024年1月8日閲覧。
- ^ “劇映画 「嵐が丘」エミリー・ブロンテ原作 ―アメリカ映画1939年作品―” 2024年1月8日閲覧。
- ^ “アガサ・クリスティ スペシャル 死者のあやまち” 2024年5月2日閲覧。
- ^ “ルート66 「運命の子」” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “ルート 66 「雪の中の肖像」” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “看護婦物語 「愛のあり方」” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “探偵ストレンジ 「黒い札束事件」” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “ドクターウェルビー<新番組> 「心をこめてさようなら」” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “大草原の小さな家 「級長選挙」” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “頑固じいさん孫3人(13) 「ひとすじの道~教育に自らの人生をかける定年真近の先生」” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “少年映画劇場 「進めや進めスモーキー!」<新番組> 「動物王国」―水泳名人ラッコ―” 2024年1月19日閲覧。
- ^ “ガンバの冒険”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2023年4月17日閲覧。
- ^ “わんわん忠臣蔵”. メディア芸術データベース. 2016年10月25日閲覧。
- ^ “冒険者たち ガンバと7匹のなかま”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2023年4月17日閲覧。
- ^ “ガンバとカワウソの冒険”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2023年4月17日閲覧。