栃木県道58号草久足尾線
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主要地方道 | |
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栃木県道58号 草久足尾線 主要地方道 草久足尾線 | |
路線延長 | 20.748 km |
制定年 | 1974年 |
起点 | 鹿沼市草久【北緯36度38分19.8秒 東経139度36分27.5秒 / 北緯36.638833度 東経139.607639度】 |
終点 | 日光市足尾町【北緯36度36分56.0秒 東経139度28分20.9秒 / 北緯36.615556度 東経139.472472度】 |
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栃木県道58号草久足尾線(とちぎけんどう58ごう くさぎゅうあしおせん)は、栃木県鹿沼市から日光市に至る県道(主要地方道)である。
概要
[編集]鹿沼市西大芦地区(旧西大芦村)から古峰ヶ原高原エリアを経由して鹿沼市・日光市境の粕尾峠に至る道路。東側区間は古峰ヶ原への観光ルートとして、また西側区間は前日光高原への観光ルートとして機能している。中央部の古峰ヶ原付近は車両通行不可であったが、2008年(平成20年)11月25日に古峰ヶ原湿原入り口 - 前日光牧場分岐区間約3.5 kmの道路整備が完了し全線供用された。なお、今回開通区間を含む鹿沼市古峰原から日光市足尾町横根間5.5 kmは12月下旬から4月下旬まで冬期閉鎖となる。
路線データ
[編集]- 総延長:20.748 km
- 実延長:19.962 km
- 起点:栃木県鹿沼市草久(栃木県道14号鹿沼日光線交点)
- 終点:栃木県日光市足尾町(粕尾峠、栃木県道15号鹿沼足尾線交点)
- 認定:1974年(昭和49年)2月5日
歴史
[編集]- 1961年(昭和36年)4月1日 - 足尾古峯原鹿沼線、草久日光線が認定。
- 1974年(昭和49年)2月5日 - 路線変更により、上記2路線の一部が草久足尾線として再認定。
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道草久足尾線が草久足尾線として主要地方道に指定される[1]。
- 2008年(平成20年)11月25日 - 古峰ヶ原湿原入り口 - 前日光牧場分岐区間約3.5 kmの整備が完了し全線供用[要出典]
路線状況
[編集]別名
[編集]- 古峰ヶ原街道
- 麓の鹿沼市街地から古峰ヶ原に至る道路の通称。古峰ヶ原街道の草久 - 古峰ヶ原間が本県道に指定される。
地理
[編集]起点・草久が標高が低く、終点・粕尾峠がもっとも標高が高い。全体的にみて標高差が700m程あり、山裾の谷間沿いに尾根まで登ってゆき、終点側は1,000m級の前日光山地の尾根沿いの道路になる。
複数の登山コースが設定されており、天狗の庭・三枚石コース及び地蔵岳・夕日岳コースは、古峯神社から県道58号線を進んで29番カーブから登山道に入り、沢に沿って登った後に再び県道58号線の39番カーブ(古峰ヶ原峠)に出るコースになっている[2]。さらに県道58号線を進むと地蔵岳・夕日岳コースの夕日岳方面の登山道入口(40番カーブ)がある[2]。
通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- 栃木県道14号鹿沼日光線(鹿沼市草久、起点)
- 栃木県道15号鹿沼足尾線(粕尾峠、終点)
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鹿沼市草久(起点)付近
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鹿沼市草久付近
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鹿沼・日光市境付近
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日光市湖南付近
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日光市足尾(終点:粕尾峠)付近
脚注
[編集]- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ a b “鹿沼登山ガイド 山歩道”. 鹿沼市. 2022年12月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』、2008年。