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柴田哲孝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柴田 哲孝しばた てつたか
誕生 (1957-08-07) 1957年8月7日(67歳)
東京都武蔵野市
職業 ノンフィクション作家・小説家
国籍 日本の旗 日本
代表作 『下山事件 最後の証言』
主な受賞歴 日本推理作家協会賞(2006年)
日本冒険小説協会大賞(2006年)
大藪春彦賞(2007年)
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(しばた てつたか、1957年8月7日 -  )は日本ノンフィクション冒険小説作家。

来歴

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東京都武蔵野市生まれ[1]日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションノンフィクションの両分野で活動する。

2006年に『下山事件 最後の証言』で第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞、2007年に『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞。

小説作品は動物をテーマにしたものが多く、また競馬に関するノンフィクションも多い。

1986年から1990年のパリ・ダカールラリーにドライバーとして参戦したほか、南米のアマゾン川に世界最大の淡水魚ピラルクーを釣りに行った冒険旅行記なども出版している。モータージャーナリストとしても活動した。

著書

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ノンフィクション

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  • 私のサンタよ オーストラリア大砂漠4WDの旅(1984年10月 交通タイムス社
  • バラマンディー オーストラリアに怪魚を追う(1991年2月 CBSソニー出版
  • 柴田哲孝の独断と偏見の動物学 愛しのわが仲間たち(1997年6月 善文社
  • 白いサーフボード 日本で初めてサーフボードを作った男・高橋太郎の伝説(1998年8月 たちばな出版
  • 下山事件 最後の証言(2005年7月 祥伝社 / 2007年7月 祥伝社文庫
  • オーパ!の遺産(2006年4月 WAVE出版 / 2011年7月 祥伝社文庫)
  • 日本怪魚伝(2007年3月 角川学芸出版 / 2009年7月 角川文庫
  • サーフィングラフィティー(2007年7月 角川学芸出版)
  • ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃(2018年7月 祥伝社)

競馬関連著書

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  • ライスシャワー物語(1995年11月 経済界
  • 伝説の名馬ライスシャワー物語 人のために生き人のために死す(1998年4月 祥伝社)
  • 伝説のバイプレイヤー 歴史に残らなかった馬が残した物語(1998年5月 ベストセラーズ
  • たった一瞬の栄光 伝説を駆けぬけたサラブレッド(1999年10月 祥伝社文庫)
  • 奔馬、燃え尽きるまで 伝説を駆けぬけたサラブレッド(2000年10月 祥伝社文庫)
  • 逃げ馬物語 逃走者への鎮魂歌(2002年3月 アミューズブックス
  • サンデーサイレンスの奇跡(2008年6月 ベストセラーズ)

小説

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私立探偵・神山健介シリーズ

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  • 渇いた夏(2008年12月 祥伝社 / 2010年7月 祥伝社文庫)
  • 早春の化石(2010年4月 祥伝社 / 2012年3月 祥伝社文庫)
  • 冬蛾(2011年5月 祥伝社 / 2013年12月 祥伝社文庫)
  • 秋霧の街(2012年5月 祥伝社 / 2014年10月 祥伝社文庫)
  • 漂流者たち(2013年8月 祥伝社)ISBN 978-4396634179

有賀雄二郎シリーズ

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  • KAPPA(1991年3月 CBSソニー出版 / 2007年4月 徳間書店 / 2009年2月 徳間文庫
  • TENGU(2006年7月 祥伝社 / 2008年3月 祥伝社文庫)
  • DANCER(2007年7月 文藝春秋 / 2010年4月 文春文庫)
  • RYU(2009年4月 徳間文庫)
  • WOLF(2015年2月 KADOKAWA

田臥健吾シリーズ

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  • デッドエンド(2014年5月 双葉社)
  • クラッシュマン(2016年3月 光文社)
  • リベンジ(2018年 双葉社)

浅野迦羅守シリーズ

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  • Мの暗号(2016年10月 祥伝社)
  • Ⅾの遺言(2017年11月 祥伝社)

片倉康孝シリーズ

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  • 黄昏の光と影(2014年1月 光文社)
  • 砂丘の蛙(2016年3月 光文社)
  • 赤猫(2018年2月 光文社)
  • 野守虫(2020年1月 光文社)

その他の小説

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  • 小説 アイヌ犬(1993年12月 スタジオ類) - 大藪春彦他との共著
  • 悪魔は天使の胸の中に(2008年4月 徳間書店)
    • 【改題】The Profiler 悪魔は天使の胸の中に(2012年5月 徳間文庫)
  • 白い猫(2009年4月 徳間書店)
    • 【改題】MAMONO(2012年7月 徳間文庫)
  • 銀座ブルース(2009年7月 双葉社 / 2011年8月 双葉文庫)
  • 狸汁 銀次と町子の人情艶話(2009年11月 光文社 / 2012年10月 光文社文庫
  • GEQ(2010年2月 角川書店
    • 【改題】GEQ(グレート・アース・クエイク) 大地震(2012年2月 角川文庫
  • THE WAR 異聞 太平洋戦記(2010年12月 講談社)
    • 【改題】異聞 太平洋戦記(2013年7月 講談社文庫)
  • サイコパス(2011年2月 徳間書店)
  • 中国毒(2011年11月 光文社 / 2014年3月 光文社文庫)
  • チャイナ・インベイジョン 中国日本侵蝕(2012年11月 角川書店 / 2014年11月 講談社文庫)
  • 国境の雪(2013年2月 角川書店 / 2015年12月 角川文庫)
  • 永遠の夏 戦争小説集(2015年2月 実業之日本社文庫) - アンソロジー
  • 下山事件 暗殺者たちの夏(2015年6月 祥伝社)
  • クズリ(2015年11月 講談社)
  • 怖い女の話(2019年6月 双葉文庫)
  • 暗殺(2024年6月 幻冬舎)[2]

脚注

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  1. ^ 「週刊 柴田哲孝」(公式ブログ)profile
  2. ^ 『北日本新聞』2024年7月27日付13面『ブックマイスター 国内ミステリー 「暗殺」 元首相銃撃題材の問題作』より。

関連項目

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外部リンク

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