柏木健宏
柏木健宏 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県 |
生年月日 | 1981年5月8日(43歳) |
血液型 | AB型 |
騎手情報 | |
所属団体 | 特別区競馬組合 |
所属厩舎 | 東京都騎手会 |
勝負服 | 胴黄、袖赤、青一文字 |
初免許年 | 2000年 |
免許区分 | 平地 |
騎手引退日 | 2023年3月31日 |
柏木 健宏(かしわぎ たけひろ、1981年5月8日 -)は、地方競馬・大井競馬場東京都騎手会に所属していた元騎手である。父で元騎手・調教師の柏木一夫、祖父柏木三郎も元調教師。
来歴
[編集]井上弘之厩舎から騎手デビュー。2000年10月13日大井競馬第9競走マーキュリー賞(B2三組B3一組)5番人気ミラーズミガで初騎乗(13頭立て10着)。同年10月15日大井競馬第2競走3歳条件戦を4番人気マルカミシルで勝利し、初勝利。
一時半年間ほど騎乗を自粛、その後柏木一夫厩舎に所属変更し、騎乗を再開する。
2004年地方競馬通算100勝達成。
2006年6月25日2回福島4日目第11競走福島テレビオープンでウエノマルクンに騎乗のため遠征し、同日第2競走3歳未勝利戦ノーブルウィングで中央競馬初騎乗(15頭立て13番人気14着)。
2008年3月27日大井競馬第2競走C3 4歳選抜牝馬を5番人気ショウリノマツリで優勝し、地方競馬通算200勝を達成した。
2009年11月11日第9回川崎競馬3日目第10競走第9回ローレル賞をキョウエイトリガーで優勝(14頭立て8番人気)し、重賞初制覇[1]。
2010年6月4日第4回大井競馬5日目第4競走2歳新馬戦をネコマンザイで優勝(5頭立て2番人気)し、4902戦目で地方競馬通算300勝達成[2]。
地方通算成績は7145戦460勝・2着544回・3着558回・勝率6.4%・連対率14.1%(2013年11月1日現在)
中央通算成績は6戦0勝。
フジノウェーブの調教をつけていることでも知られていた[3]。2010年5月5日第22回かしわ記念で実戦騎乗も果たした(14頭立て7番人気7着)[4]。
2019年6月4日、大井競馬第4競走で5頭落馬の多重事故に巻き込まれて落馬。後続馬に頭部を踏まれる形で負傷し病院に搬送され、一時意識不明の重体に陥った[6]。同月13日に意識を回復したがその間に骨折箇所(左踝、肋骨、鎖骨)の手術、右大腿部脱臼の処置が行われ、集中治療が続いていた[7]。3年近くの療養の後、乗り運動もこなすようになるなど回復していた[8]が、2023年3月31日付で騎手を引退する事が発表された[9]。同年3月30日、同様に3月末をもって定年のため調教師を引退する実父の柏木一夫の勇退セレモニーにも姿を見せ、花束を贈呈した[10]。
主な騎乗馬
[編集]脚注
[編集]- ^ 11月11日(水)「ローレル賞(川崎)はキョウエイトリガーが制す」ほか - ラジオNIKKEI
- ^ 大井の柏木健宏騎手が地方通算300勝達成! - 競馬ラボ
- ^ フジノウェーブとカクテルラウンジ - 南関魂
- ^ 2010年かしわ記念のフジノウェーブには柏木健宏騎手が乗る 柏木も出世したもんだ - チキン馬券師の競馬ブログ
- ^ 大井競馬場所属騎手の所属きゅう舎変更について - 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA
- ^ 4日大井4Rで5頭が落馬・競走中止 柏木ら2騎手が救急搬送 - サンスポZBAT!競馬 2019年6発4日
- ^ 4日から落馬で意識不明の柏木健宏騎手、目を覚ます - スポーツ報知 2019年6月14日
- ^ ~柏木健宏騎手~ - 南関魂 高橋華代子の南関東競馬ブログ 2022年5月16日
- ^ 柏木 健宏騎手の引退について - 東京シティ競馬 : TOKYO CITY KEIBA 2023年3月23日
- ^ 大井競馬場で三坂盛雄師、柏木一夫師の勇退セレモニー 定年により31日付で引退 - 日刊スポーツ 2023年3月30日