東北通
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東北通(とうほくどおり)は、北海道札幌市豊平区から同市厚別区に至る都市計画道路。正式な名称は札幌圏都市計画道路3.4.41東北通。
豊平区と白石区、および清田区と厚別区の境界を作る道路である。一部豊平区美園1条1丁目 - 1条2丁目は、豊平区内を通過する。
概要
[編集]- 起点:札幌市豊平区豊平1条3丁目[1](主要市道9901号旭山公園米里線(南7条米里通)交点[2])
- 終点:札幌市厚別区大谷地西5丁目[1](北海道道341号真駒内御料札幌線(厚別滝野公園通)交点[2])
- 延長:7.77 km
- 札幌市認定路線
- 豊平区豊平1条3丁目 - 豊平区豊平1条13丁目 : 豊平1条線(路線番号:3-50-01437)(豊平1条1丁目 - 豊平1条3丁目は東北通に含まれない)
- 豊平区美園1条1丁目 - 厚別区大谷地西5丁目 : 白石連絡線(路線番号:3-00-09619)
地理
[編集]歴史
[編集]- 開拓時代は農道であり、雨天の日はぬかるみになりやすく、近隣住民である吉田善太郎が道路の補修をしていたことから、吉田の道普請(みちぶしん)と呼ばれていたこともある。
- 白石村と月寒村(後年は豊平村)の境界であることから、村界道路と呼ばれたり、町制施行後は白石町と豊平町の境界となったことから、町界道路と呼ばれていた。
- 東北通の名称の由来
- 1892年(明治25年)頃、現在の東北通に接する豊平区月寒東のうち、月寒川を隔てて西側を「西北通り(にし・きたどおり)」、東側を「東北通り(ひがし・きたどおり)」と地区名を分けていた。
- 1963年(昭和38年)2月、北海道中央バスによるバス路線ができ、当時、東北通り(ひがし・きたどおり)と呼ばれていた向ヶ丘通との交点あたりにできたバス停(終点)が「東北通り(ひがし・きたどおり)」であった。バスの行き先表示などには漢字で書かれていることから、近隣の住民ではない人たちから、「とうほくどおり」と読まれるようになり、町界道路の名称もいつのまにか「東北通り(とうほくどおり)」と呼ばれるようになったことから、現在の東北通の名称がついたとする説が有力。2019年(令和元年)7月現在、それ以外の説は主張されていない。
- 栄通との関係
- これらの名称の変遷の結果、地域名が道路名に変化し、道路名が地域名に変化することとなった。また、現在の白石区南部の「○○通」という住居表示の地区の中で唯一、地域名と道路名が一致していない。
主な接続道路
[編集]- 主要市道9901号旭山公園米里線(南7条米里通)
- 菊水旭山公園通
- 米里行啓通
- 北海道道89号札幌環状線(環状通)
- 北野通(約90mの接続した道路がある)
- 白石中の島通
- 水源池通
- 北海道道453号西野白石線(白石藻岩通)
- 向ヶ丘通
- 東月寒通
- 清田通
- 北海道道341号真駒内御料札幌線(厚別滝野公園通)
河川
[編集]周辺
[編集]- 札幌東年金事務所
- 札幌市立東園小学校
- 札幌市立豊園小学校
- 北部方面隊札幌駐屯地飛び地
- 札幌市立月寒中学校
- アサヒビール北海道工場
- 札幌市立あやめ野中学校
- 北星学園大学
- 北星学園大学短期大学部