晋語
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晋語 | |
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晋語/晋语 | |
話される国 | 中華人民共和国 |
地域 |
山西省全域 内モンゴル自治区中部 河北省の一部 河南省の一部 陝西省の一部 |
話者数 | 6305万人 |
話者数の順位 | 22 |
言語系統 | |
表記体系 | 漢字 |
言語コード | |
ISO 639-1 |
zh |
ISO 639-2 |
chi (B) zho (T) |
ISO 639-3 |
cjy |
晋語 | |||||||
繁体字 | 晉語 | ||||||
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簡体字 | 晋语 | ||||||
漢語拼音 | Jìn Yǔ | ||||||
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晋語(しんご、拼音: )は、シナ・チベット語族、シナ語派の言語の一つである。山西省、陝西省の北部、河北省西部、内蒙古自治区の西部および河南省の一部で話される。太原語が晋語の代表とされる。1987年の調査によると話者は4500万人。官話方言(北方話)の一部とされることもあるが、官話からは独立した大方言区とすべきであるとの説もある。
命名
[編集]「晋語」の「晋」は山西省の略称であるが、方言区画としての「晋語区」は行政区画としての山西省=「晋」と同一ではない。「晋語区」の中心地域が、山西省即ち「晋」にあるゆえに、「晋語区」と命名された。[1]
起源
[編集]晋語の起源には2つの説がある。1つの見解は、晋語の起源は秦晋方言に由来すると考えられている。なぜなら、「切韻序」によると、「秦陇則去声為入」という特徴が現代の晋語に合致しているからである。もう1つの見解は、晋語の起源は趙魏方言に由来すると考えられている。古代の趙国の三代都城が現在も晋語圏に属しているためである。現在の晋語圏は、春秋時代の晋国、戦国時代の趙国の大部分領土、および戦国時代の韓国北部、魏国西北部領土を含んでいる。
下位方言
[編集]下位方言として以下の8個が挙げられる。
特徴
[編集]- 入声 - [-ʔ]として保存されている。
- 鼻韻尾 - 歯茎鼻音[n]と軟口蓋鼻音[ŋ]の区別があるが、[m]はなく、[n]に合流している。また[ŋ]も[n]に合流する傾向にある。
- ほとんどの晋方言には 5 つの声調があり、地域によっては 6 つ、7 つ、または 4 つの声調がある。
- 晉語の全有声無声音の進化方法は4種類ある。
- 晉語には、官話方言と大きく異なる特徴的な単語や古語が多く残っている。
脚注
[編集]- ^ 張 麟声「中国語における「晉方言」のイエス•ノー疑問文の構文パターンについて」