成田橋
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成田橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 千葉県成田市東町 - 東和田 |
交差物件 | 根木名川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道51号 |
管理者 | 国土交通省 関東地方整備局 千葉国道事務所 |
着工 | 1979年6月 |
開通 | 1981年2月 |
座標 | 北緯35度46分51.4秒 東経140度19分28.9秒 / 北緯35.780944度 東経140.324694度 |
構造諸元 | |
形式 | 鋼単弦ローゼ橋 |
全長 | 98.5m |
幅 | 25.05m |
地図 | |
成田橋の位置 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
成田橋(なりたばし)とは、千葉県成田市にある橋である。国道51号の根木名川に架かる橋。
概要
[編集]- 架設年次 - 1979年(昭和54年)
- 橋梁形式 - 鋼単弦ローゼ橋
- L=98.5m W=25.05m(4車線)
- 道路幅 - 総幅員25m 片側2車線
- 歩道幅 - 両側2.5m
- 所在地 - 千葉県成田市東町~東和田
- 鋼単弦ローゼ橋という当時としては世界で4番目(1953年西ドイツの歩道橋(62m)、1969年オーストラリアの高速道路(133.5m))、日本としては1976年の大阪府堺市の臨海道路にある泉大津大橋(172.5m)に次いで2番目で、珍しい工法で建設されており、巨大なアーチが道路の真ん中に一本あるだけで、車道からの展望に優れ、周囲の景観を損ねないという点で採用された。また、つり材への車の衝突の危険性も少ないという利点がある。
歴史
[編集]成田空港開港に合わせた緊急整備の一環(成田拡張空港関連区間)として、千葉国道工事事務所によって計画、着工された。当時、橋架区間は1日2万台の交通量があり、空港の開港とあいまって交通量が増大傾向にあった。
根木名川は架線幅10m弱の小河川であったが、国道51号と交差する所では、幅は37m有り、道路中心線との交差角は35度と橋りょう計画上非常に不利な条件であった。 このため、河川内に橋脚を設置して二径間とする案と、橋脚を設けないで単径間とする案が検討され、経済性、河川管理上から、単径橋が採用された。
- 1979年(昭和54年)6月 着工。
- 1980年(昭和55年)6月 一部開通。
- 1981年(昭和56年)2月 全面開通した。
- 1981年(昭和56年)6月 全建賞を受賞する。
- 2008年(平成20年)1月 中央分離帯部分にある13本のアーチ鉛直部材(鋼製)の内1箇所について亀裂が確認される。[1]
- 2008年(平成20年)5月 1月~3月にかけて更なる調査をした結果、前回調査で亀裂が見つかった1本を除く12本のアーチ鉛直部材のうち、3本の鉛直部材でそれぞれ新たな亀裂が確認される。調査の結果、溶接時による溶接割れによる亀裂と断定された。[2]
脚注
[編集]- ^ 国土交通省 関東地方整備局 千葉国道事務所 一般国道51成田橋(千葉県成田市)鉛直部材の調査について(PDF/992KB)
- ^ 国土交通省 関東地方整備局 千葉国道事務所 一般国道51号成田橋(千葉県成田市)鉛直部材調査結果について
関連項目
[編集]座標: 北緯35度46分51.6秒 東経140度19分29.0秒 / 北緯35.781000度 東経140.324722度