コンテンツにスキップ

川田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川田駅
駅舎(2006年8月)
かわた
Kawata
B14 阿波山川 (2.9 km)
(4.5 km) 穴吹 B16
地図
所在地 徳島県吉野川市山川町川田64
北緯34度3分41.52秒 東経134度12分15.58秒 / 北緯34.0615333度 東経134.2043278度 / 34.0615333; 134.2043278座標: 北緯34度3分41.52秒 東経134度12分15.58秒 / 北緯34.0615333度 東経134.2043278度 / 34.0615333; 134.2043278
駅番号 B15
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 徳島線
キロ程 34.8 km(起点)
電報略号 カタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1914年大正3年)3月25日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

川田駅(かわたえき)は、徳島県吉野川市山川町川田にある四国旅客鉄道(JR四国)徳島線である。駅番号はB15

歴史

[編集]

初代川田駅(かわだえき)は1907年明治40年)8月28日に徳島鉄道の駅として開業[1]、同年9月1日の国有化を経て1914年大正3年)3月25日の新線開通に伴い廃止された[1]。現在の川田駅は二代目に当たる。

年表

[編集]

駅構造

[編集]
構内(2004年12月、跨線橋から)

島式ホーム1面2線を有する地上駅。木造駅舎は阿波池田に向かって右側にあり、前面が改装されている。駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。

無人駅。1972年(昭和47年)無人化された後[3]簡易委託駅となり、駅舎内で近距離切符を販売していたが、JR四国が発足した頃に簡易委託を取り止めて、完全な無人駅となった。

かつては附近の製糸工場のための貨物輸送を行っていた。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 徳島線 上り 鴨島徳島方面
2 下り 穴吹阿波池田方面

駅周辺

[編集]

麻植郡川田町(その後隣の山瀬町と合併して山川町になる)の中心地で、旧国道沿いに集落が広がる。知る人ぞ知る銘菓「川田まんぢう」の本店が、駅のすぐ近くにある(1872年創業。2023年10月31日職員高齢化等のため閉店)[4]。川田まんぢう(川田まんじゅう)はかつて当駅で立ち売りが行われていた[5]

隣の駅

[編集]
四国旅客鉄道(JR四国)
徳島線
普通
阿波山川駅 (B14) - 川田駅 (B15) - 穴吹駅 (B16)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、656-657頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ “日本国有鉄道公示第254号”. 官報. (1972年9月30日) 
  3. ^ a b 「通報 ●羽越本線南鳥海駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月30日、11面。
  4. ^ ホームの売り子で人気、「川田まんぢう」終着駅へ 消えゆく鉄道菓子朝日新聞デジタル2023年10月14日
  5. ^ 徳島線トロッコ列車「藍よしのがわトロッコ」2022 年上半期の運転について

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]