宮村優子 (脚本家)
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みやむら ゆうこ 宮村 優子 | |
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プロフィール | |
誕生日 | 1958年7月24日(66歳) |
出身地 | 日本 東京都 |
主な作品 | |
テレビドラマ |
『慶次郎縁側日記』シリーズ 『花燃ゆ』 |
宮村 優子(みやむら ゆうこ、1958年[1]7月24日[2] - )は、日本の作家、脚本家。漫画の執筆も行う。
東京都出身。早稲田大学第二文学部[3]卒業[4]。
略歴・人物
[編集]東京都立豊多摩高等学校在学中に「旺文社全国学芸コンクール」入賞をきっかけに物語の執筆に興味を抱き、高校3年時の担任の勧めで早稲田大学第二文学部に進学する[3]。大学時代、宮村裕子名義で下森真澄との「現役女子大生の本音」を売りにした「ANO ANO」を『月刊宝島』に連載。にっかつロマンポルノで『ANO・ANO 女子大生の基礎知識』として映画化もされた。
卒業後、フリーライターなどの活動を行う。『漫画アクション』の名物コラム・コーナー「アクション・ジャーナル」にも参加した。プロットライターを務めながらシナリオを学び、1984年に日本テレビ系の『25才たち・危うい予感』でシナリオライターとしてデビューした[4]。
声優の宮村優子は同姓同名の別人。このことについて、「『あんたバカぁ?』[注 1]の方ではない」という主旨の発言や[5]、「宮村の出演する作品の脚本を書きたい」旨の記述がある[6]。
作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- 25才たち・危うい予感(1984年、日本テレビ)
- ハーフポテトな俺たち(1985年 日本テレビ)
- 外科医・有森冴子(1990,1992年 日本テレビ)
- 夏色のアルバム(1990年、TBS)
- 看護婦物語〜小児病棟25時〜(1990年、日本テレビ 水曜グランドロマン)
- 君だけに愛を(1991年 日本テレビ 土曜グランド劇場)
- あなたの知らない世界 不思議な愛の物語 「帰郷」(1991年、日本テレビ)
- 連続テレビ小説(NHK)
- おべんきょう(1992年 TBS 愛の劇場)
- 花嫁の憂うつ (1993年、読売テレビ ドラマシティ)
- 銀の雫 「インバネス」「連れ合い」(1993年、NHK総合 プライム10)
- オバサン咲いた!(1993年、NHK総合 土曜ドラマ)
- 子子家庭は危機一髪(1993年 TBS 愛の劇場)
- つばさ(1994年 NHK ドラマ新銀河)
- 赤ちゃんが来た(1994年 NHK ドラマ新銀河)
- 日本一短い「母」への手紙 「嫁ぐ日」(1995年、日本テレビ)
- 春よ、来い(1994-1995年 NHK 連続テレビ小説)[要出典]
- いらっしゃい(1996年、NHK総合 ドラマ新銀河)
- なんじゃもんじゃの木の下で(1997年 テレビ朝日)
- 活動寫眞の女(1999年 NHK)
- しくじり鏡三郎(1999年 NHK)
- 六番目の小夜子(2000年 NHK教育 ドラマ愛の詩)
- 夏の王様(2001年、NHK総合 ドラマDモード)
- 火曜サスペンス劇場(日本テレビ)
- 警視庁鑑識班13(2002年)
- 旅行添乗員 椿晴子「ごもっともでございます」(2004年)
- どっちがどっち!(2002年 NHK教育 ドラマ愛の詩)
- 赤ちゃんをさがせ(2003年、NHK総合 連続ドラマ)
- ゆうれい貸します(2003年 NHK 金曜時代劇)
- 慶次郎縁側日記(NHK 金曜時代劇)
- 慶次郎縁側日記(2004年)
- 慶次郎縁側日記2(2005年)
- 慶次郎縁側日記3(2006年)
- こちら本池上署(2004年 TBS 月曜ナショナル劇場)
- 柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い(2007年 NHK 木曜時代劇)
- 花の誇り(2008年 NHK 時代劇スペシャル)
- 風に舞いあがるビニールシート(2009年、NHK総合 土曜ドラマ)
- マドンナ・ヴェルデ〜娘のために産むこと〜(2011年 NHK ドラマ10)
- 港町相撲ボーイズ(2011年、NHK 富山発スペシャルドラマ)
- 極北ラプソディ(2013年 NHK)
- 七つの会議(2013年 NHK)
- 大河ドラマ 花燃ゆ(2015年 NHK)[1]
- 相棒season14 第14話「スポットライト」(2016年2月3日 テレビ朝日)
- 相棒season15 第9話「あとぴん〜角田課長の告白」(2016年12月7日 テレビ朝日)
- 花嵐の剣士 〜幕末を生きた女剣士・中澤琴〜(2017年、NHK BSプレミアム スーパープレミアム)
- アシガール(2017年 NHK 土曜時代ドラマ)
- アシガールSP 〜超時空ラブコメ再び〜(2018年、NHK 特集ドラマ)
- そろばん侍 風の市兵衛SP〜天空の鷹〜(2020年、NHK 正月時代劇)
- わげもん〜長崎通訳異聞〜(2022年、NHK総合 土曜ドラマ)[7]
- おいち不思議がたり(2024年、NHK BSプレミアム4K・NHK BS BS時代劇)
テレビアニメ
[編集]- 電脳コイル(2007年 NHK教育)第7話の脚本
ラジオドラマ
[編集]著書
[編集]- 『Ano・ano : super real gal's magazine 』下森真澄,宮村裕子著 (1980年9月、JICC出版局) のち徳間文庫
- 『ANO・ANO 2 恋の教科書』下森真澄,宮村裕子著 (1981年、JICC出版局) のち徳間文庫
- 『君だけに愛を』宮村優子著 (1991年、ワニブックス)
- 『電脳コイル』(2007年4月19日第1巻発売、全13巻、徳間書店)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 声優の宮村優子が演じたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレーの台詞
出典
[編集]- ^ a b “平成27年大河ドラマ『花燃ゆ』制作発表!主演は井上真央さん”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2013年12月3日). 2020年5月17日閲覧。
- ^ 『ザ・ヒーローズ2 宝島ロングインタビュー集』JICC出版社
- ^ a b “平成28年度 第41号”. 東京都立豊多摩高等学校. 公孫樹. 2020年5月17日閲覧。
- ^ a b “クリエイター:宮村優子”. Japan Creator Bank. 映像産業振興機構. 2020年5月17日閲覧。
- ^ 日経ホーム出版社「日経WOMAN」 2000年6月号
- ^ 徳間書店『電脳コイル』公式サイト
- ^ “永瀬廉さん主演 土曜ドラマ『わげもん~長崎通訳異聞~』2022年1月8日スタート!”. 日本放送協会 (2021年10月28日). 2022年1月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- クリエイター:宮村優子 - Japan Creator Bank