契丹語
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契丹語 | |
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話される国 | 契丹 |
地域 | 中国北部, モンゴル |
消滅時期 | 1243年 (耶律楚材が最後) |
言語系統 |
側モンゴル諸語?
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表記体系 | 契丹文字 |
言語コード | |
ISO 639-3 |
zkt |
Linguist List |
zkt |
Glottolog |
kita1247 [1] |
契丹語(きったんご)は、かつて契丹で話された言語。
モンゴル諸語に近いと考えられているが、その一方で現在のモンゴル諸語から再構されるモンゴル祖語との違いも大きいため、ユハ・ヤンフネンは「側モンゴル語」(Para-Mongolic) のひとつに位置づけている[2]。
二種類の契丹文字で書かれた諸墓誌から知られている。2010年にロシア科学アカデミーの所蔵でNova N 176という契丹語の文献が見つかった。
ほかに、『遼史』国語解には漢字で契丹語を記して、その意味を説明している[3]。
脚注
[編集]- ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Kitan”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History
- ^ Janhunen, Juha (2003). “Para-Mongolic”. In Juha Janhunen. The Mongolic Languages. Routledge. pp. 391-402
- ^ 遼史 巻一百一十六 国語解 (wikisource)
参考文献
[編集]- 愛新覚羅烏拉熙春 「契丹文墓誌より見た遼史」松香堂 2006
- 契丹語・契丹文字研究の新展開