大岩義明
個人情報 | ||||||||||||||||||||||||
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国籍 | 日本 | |||||||||||||||||||||||
生誕 | 1976年7月19日(48歳) 日本 愛知県名古屋市昭和区 [1] | |||||||||||||||||||||||
身長 | 170 cm (5 ft 7 in) | |||||||||||||||||||||||
体重 | 67 kg (148 lb) | |||||||||||||||||||||||
スポーツ | ||||||||||||||||||||||||
国 | 日本 | |||||||||||||||||||||||
競技 | 馬術 | |||||||||||||||||||||||
大学チーム | 明治大学体育会馬術部 | |||||||||||||||||||||||
クラブ | nittoh | |||||||||||||||||||||||
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大岩 義明(おおいわ よしあき、1976年7月19日 - )は、日本の馬術選手。株式会社nittoh所属[2]。
人物
[編集]愛知県名古屋市昭和区出身[1]。名古屋学院中学校・高等学校、明治大学商学部卒業[3][4][5]。明治大学では馬術部主将を務めた[3]。
馬術を始めたのは10歳のとき。大学卒業後に1度競技から離れたが、2000年シドニーオリンピックを見て競技に復帰。2001年に渡英[3]。
オリンピックには北京、ロンドン、リオデジャネイロ、東京の4大会連続で日本代表(総合馬術)に選出された[6]。
2008年北京オリンピック総合馬術ではゴージャス・ジョージに騎乗し49位(個人出場のみ)[7]。
2012年ロンドンオリンピック総合馬術個人ではヌーンディドゥコンドゥに騎乗して出場したが、2日目クロスカントリー後半で落馬し失権となった[7]。団体は未成立だったがカナダの検査辞退による順位繰り上げにより12位となった[7]。
2016年リオデジャネイロオリンピック総合馬術ではザ・デュークオブカヴァンに騎乗し20位となった(個人出場のみ)[7]。
2017年、同じく馬術五輪代表選手の武田麗子と結婚。翌年3月には長男が誕生。現在はドイツを拠点としている[8]。
2020年、ポーランドで行われた総合馬術国際競技会で優勝。国外開催の国際総合馬術競技会で2クラス同時制覇は日本人初の快挙である[2]。
2020年東京オリンピックの馬術競技総合馬術では大会直前に騎乗馬をキャレに変更[9]。総合馬術個人49位、総合馬術団体11位となった[10]。
2024年7月29日、オリンピック5大会連続出場でパリ五輪の総合馬術団体に戸本一真、北島隆三、田中利幸とチームを組み、115.80点とし、銅メダルを獲得した[11]。第2種目のクロスカントリーを終えて団体3位だった日本は、北島の馬が馬体検査をクリアできずにリザーブの田中に代わったことで20点を減点され、この時点で5位に後退したが、最終種目では3人とも障害物を落とすことなく減点を抑えてのメダル獲得となった。馬術でのメダルは1932年ロサンゼルスオリンピックの障害飛越個人を制した西竹一以来、92年ぶり2個目で団体は初である[11]。
家族・親族
[編集]曽祖父は、元名古屋市長の大岩勇夫[1]。義父は、元武田薬品工業会長の武田國男(日本経済団体連合会副会長、関西経済連合会副会長)。父方の姉(伯母)が4人おり、そのうちの2人は元フィギュアスケート選手の長瀬洋子と藤森美恵子(共に、旧姓 大岩)[12]、競泳をやっていた別の姉の夫(伯父)に、1960年ローマオリンピックの競泳男子800m自由形リレーの銀メダリストの石井宏[12]がいる。
脚注
[編集]- ^ a b c “河村名古屋市長「金メダルは色々ややこしい」総合馬術団体で“銅”の大岩選手を祝福 戦前の市長のひ孫とも判明”. ニュースOne 公式YouTubeチャンネル. 東海テレビ (2024年8月16日). 2024年8月16日閲覧。
- ^ a b “《総合馬術》ポーランド で大岩選手が一大会2勝 公益社団法人 日本馬術連盟 《Japan Equestrian Federation》”. www.equitation-japan.com. 2021年8月13日閲覧。
- ^ a b c “大岩義明:アルバイト生活から再始動し、オリンピックには3大会連続で出場”. Olympics.com. 2021年8月13日閲覧。
- ^ “東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会”. aichi-sports.jp. 2023年3月16日閲覧。
- ^ “東京2020オリンピック大会-輝け 明大アスリート”. 明治大学. 2023年3月16日閲覧。
- ^ “大岩 義明 (おおいわ よしあき)|馬術|選手プロフィル|東京2020オリンピック・パラリンピック|ニュースサイト:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2021年8月13日閲覧。
- ^ a b c d 池田收「オリンピック馬術競技における日本人選手と携行馬の活動概要―1968年メキシコ大会から2016年リオデジャネイロ大会まで―」『Hippophile』第80巻、日本ウマ科学会、10-24頁。
- ^ “【ザ・馬術】障害馬術の武田麗子、夫婦で五輪3大会連続出場目指す”. スポーツ報知 (2020年1月28日). 2021年8月13日閲覧。
- ^ 「東京オリンピック馬術代表 騎乗馬変更について」公益社団法人日本馬術連盟。2024年8月12日閲覧。
- ^ 「大岩 義明」日本オリンピック委員会。2024年8月12日閲覧。
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2024年7月29日). “総合馬術、団体で日本が銅 大岩義明「決して障害が得意な馬ではない。よくやってくれたなと思う」 32年ロス五輪の西竹一以来、92年ぶり2個目”. サンスポ. 2024年7月29日閲覧。
- ^ a b "「僕の仕事はゴキブリ駆除でした」総合馬術銅"初老ジャパン"の最年長、大岩義明48歳の運命を変えたのは…「初老」の相棒との奇跡の出会い". NumberWeb. 文藝春秋. 1 September 2024. 2024年9月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- 大岩義明 (@yoshiakioiwa) - X(旧Twitter)
- JOC選手個人データ - 大岩 義明