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坂井崇俊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

坂井 崇俊(さかい たかとし、1977年12月4日 - )は、日本の政治活動家実業家エンターテイメント表現の自由の会代表(編集長)[1]、株式会社ニューカルチャーラボ代表取締役であり、2012年12月から2016年7月と、2019年7月から2020年12月に参議院議員山田太郎公設第一秘書を務めた[2]

概要

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東京都港区出身。1996年筑波大学附属高等学校2001年京都大学農学部生物機能科学科卒業。みずほ銀行で中小企業融資業務を務めていたが退社し[3][4]コンサルティング会社を4社渡り歩いた後、独立。2013年にエンターテイメント表現の自由の会を設立し、マンガ、アニメ、ゲーム等における表現の自由を擁護する運動を展開している。ニコニコ生放送で放映している番組「山田太郎のさんちゃんねる」に出演している[5]

第24回25回参議院議員通常選挙では山田太郎の選挙対策責任者としてネット選挙運動を指揮し、団体からの支援がない中でそれぞれ29万票、54万票の票を獲得した[6]

2021年、千葉県警が公開していた戸定梨香の動画が非公開となったことを問題視するコメントを発表した[7]

AV産業の適正化を考える会が2024年に開催したシンポジウムに参加しており[8]、アダルトビデオについての表現の自由も主張している[9]

出典

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  1. ^ 山田太郎赤松健『「表現の自由」の闘い方』星海社、2022年3月24日、268頁。ISBN 9784065270844 
  2. ^ 「政治はなぜ技術を潰す?」 “いたずらURL摘発”で弁護士やエンジニア議論 勉強会をライブ配信”. ITmedia (2019年3月20日). 2019年9月21日閲覧。
  3. ^ 坂井 崇俊|コンサルタント紹介 - ワクコンサルティング”. 2019年9月21日閲覧。
  4. ^ 山田太郎Twitterから学ぶ ネット選挙最新テクニック|第19回ネット選挙勉強会を開催” (2016年9月29日). 2019年9月21日閲覧。
  5. ^ 山田太郎『ネットには神様がいる』日経BP、2016年、112頁。ISBN 978-4822239886 
  6. ^ ネットで54万票獲得した山田太郎氏のネット選挙責任者が語る ~新しい民主主義のカタチはネットが作りだす~受付終了”. 選挙ドットコム. 2019年9月21日閲覧。
  7. ^ 美少女Vチューバー 「表現の自由」論争過熱”. 産経新聞 (2021年9月30日). 2021年10月2日閲覧。
  8. ^ 「AV産業の適正化を考える会」顧問の宇佐美典也氏が「AV新法は自公による人権侵害」と指摘”. TOKYO HEADLINE (2024年4月5日). 2024年11月4日閲覧。
  9. ^ 人気セクシー女優が訴えるAV新法のリアルな窮状「女優の生活、人生を左右していることを考えて」”. SPA! (2024年4月10日). 2024年11月4日閲覧。

関連項目

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関連人物

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  • 中谷基志 エンターテイメント表現の自由の会(編集委員)
  • 近藤顕彦 エンターテイメント表現の自由の会(編集委員)

外部リンク

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