コンテンツにスキップ

呉本成徳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
呉本 成徳
2009年8月25日(横須賀スタジアム)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 長野県諏訪市
生年月日 (1981-04-08) 1981年4月8日(43歳)
身長
体重
178 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手三塁手
プロ入り 2003年 ドラフト5巡目
初出場 2007年10月1日
最終出場 2009年7月9日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

呉本 成徳(くれもと しげのり、1981年4月8日 - )は、長野県諏訪市出身の元プロ野球選手内野手)。

経歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

諏訪中3年時の1996年に日本選抜に選ばれる。

松商学園高時代は、1年時の1997年第79回全国高等学校野球選手権大会に出場。1回戦の西京高戦は3対4で敗戦(2打数1安打)。1年生ながら抜群の打撃センスを買われ、長野大会からベンチ入りしていた。本大会では、一塁手のレギュラーだった先輩選手が怪我でメンバーから漏れたため、背番号3の一塁手として試合に出場した。

3年時は主将となり、1999年第81回全国高等学校野球選手権大会に2度目の出場。初戦の尽誠学園高戦は3対6で敗戦。4番遊撃手で出場し、2打数0安打1打点1三振1四死球。

明治大学では、2002年の春季東京六大学リーグ・ベストナイン(一塁手)。

2003年、主将・三塁手で秋季には明大のリーグ1000勝目をサヨナラ本塁打で決める。リーグ1位の3本塁打。リーグ通算67試合に出場し223打数58安打、打率.260、6本塁打、27打点。

明治大学の同期に牛田成樹や、佐藤賢岡本篤志などがいる。

2003年のドラフト5巡目で横浜に入団。

プロ入り後

[編集]

2004年から3年間は一軍出場がなく、二軍でもなかなか打力をアピールできなかった。

しかし2007年は二軍で打撃好調で、打率.296、6本塁打、54打点を記録し、イースタン・リーグ打点王を獲得した。守備では三塁手一塁手に加えて二塁手にも挑戦した。この活躍が認められ、9月25日にプロ4年目にして一軍初昇格。10月1日の対阪神戦で初出場、10月6日の広島戦で初ヒットを記録した。

2008年は二軍でチーム2位の10本塁打を放ち、夏場に一軍で代打要員として起用されたが結果を残せなかった。2009年は代打要員で起用されるも目立った結果は残せず、10月1日付で戦力外通告を受ける。シーズン終了後、12球団合同トライアウトに参加したものの、獲得球団が現れず、プロ野球からの引退をブログで表明した。その後ブログは閉鎖された。引退後は地元長野で家業を手伝っている。

詳細情報

[編集]

年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
2007 横浜 4 4 3 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 .333 .500 .333 .833
2008 6 6 4 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 0 .000 .333 .000 .333
2009 17 17 16 0 4 1 0 0 5 0 0 0 0 0 1 0 0 5 2 .250 .294 .313 .607
通算:3年 27 27 23 2 5 1 0 0 6 0 0 0 0 0 2 0 2 8 2 .217 .333 .261 .594

年度別守備成績

[編集]


一塁












2009 横浜 1 5 0 0 0 1.000
通算 1 5 0 0 0 1.000

記録

[編集]

背番号

[編集]
  • 55 (2004年 - 2009年)

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]