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名岐ダービー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

名岐ダービー(めいぎダービー)とは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する名古屋グランパスエイト(愛知県)と、FC岐阜(岐阜県)との対戦をダービーマッチとして扱うための呼称である。

概要

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2008年にFC岐阜がJ2に昇格し、プレシーズンマッチとして対戦した際、一部ファン・サポーターが隣県クラブ同士の対戦を他の地域間の対戦同様にダービーとして呼んだ事が発端である。

過去公式戦でダービーとして実施されたのは、天皇杯全日本サッカー選手権大会のみであることクラブやマスコミ等が公式にダービーとして扱った事は無いなどを理由に、濃尾ダービー東海ダービー[1][2]木曽川ダービー等、色々な呼び方が存在しているものの、多数のファン・サポーターはただの「対戦」と呼んでいるのが実情であった。しかし、2016年に名古屋がJ2に降格し、岐阜がJ2に残留したため、2017年に初めてJリーグ公式戦でのダービーマッチが実現する運びとなった。そのためクラブ側は、公式名称を名岐ダービー~木曽川の合戦~とし、ロゴも設置した[3][4]

Jリーグ・天皇杯通じて公式戦初開催[5] になる岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた名岐ダービー第2戦(J2第35節)は、前売りの段階でチケットが完売[6]。当日の観客動員数もクラブ史上最高の観客動員数を更新[7] するなど大盛況となった。

ホームスタジアム

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チーム名 スタジアム名
収容人員 画像
名古屋グランパスエイト 名古屋市瑞穂公園陸上競技場
27,000人
瑞穂陸
瑞穂陸
豊田スタジアム
45,000人
豊田ス
豊田ス
FC岐阜 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 31,000人
長良川
長良川

戦績

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※公式戦での対戦のみ

名古屋グランパスエイト:3勝1分
FC岐阜:3敗1分
月日 時期 会場 ホーム 得点 アウェイ 観客数
2008年 11月2日 天皇杯 4回戦 豊田 名古屋 1 - 0 岐阜 7,597
2009年 12月12日 準々決勝 瑞穂 名古屋 3 - 0 岐阜 12,211
2017年 3月4日 J2 第2節 豊田 名古屋 1 - 1 岐阜 21,878
10月1日 第35節 長良川 岐阜 2 - 6 名古屋 17,027
2018年 - 2019年は、名古屋がJ1、岐阜がJ2所属のため開催なし。
2020年 - は、名古屋がJ1、岐阜がJ3所属のため開催なし。

脚注

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  1. ^ 2/10(土)「Jリーグプレシーズンマッチ ホットスタッフ名岐カップ FC岐阜vs名古屋グランパス」開催のお知らせ | FC岐阜オフィシャルサイト”. FC岐阜 (2023年12月23日). 2024年2月4日閲覧。
  2. ^ 2/10(土)「Jリーグプレシーズンマッチ ホットスタッフ名岐カップ FC岐阜vs名古屋グランパス」開催のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト”. 名古屋グランパス公式サイト. 2024年2月4日閲覧。
  3. ^ 「名岐ダービー ~木曽川の合戦~」明治安田生命J2リーグ第2節 FC岐阜戦 名称、及びロゴ決定のお知らせ - 名古屋グランパス公式サイトのNEWSより(2017年2月22日)
  4. ^ 名古屋グランパス戦ダービー名称及びロゴ決定のお知らせ - FC岐阜公式サイトのニュースより(2017年2月22日)
  5. ^ プレシーズンマッチでは過去何度か行われている。
  6. ^ 10/1(日)名古屋グランパス戦、チケット完売のお知らせ - FC岐阜公式サイトのニュースより(2017年9月30日)
  7. ^ ホームゲーム最多入場者数更新のお知らせ - FC岐阜公式サイトのニュースより(2017年10月2日)

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