名岐ダービー
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名岐ダービー(めいぎダービー)とは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する名古屋グランパスエイト(愛知県)と、FC岐阜(岐阜県)との対戦をダービーマッチとして扱うための呼称である。
概要
[編集]2008年にFC岐阜がJ2に昇格し、プレシーズンマッチとして対戦した際、一部ファン・サポーターが隣県クラブ同士の対戦を他の地域間の対戦同様にダービーとして呼んだ事が発端である。
過去公式戦でダービーとして実施されたのは、天皇杯全日本サッカー選手権大会のみであることクラブやマスコミ等が公式にダービーとして扱った事は無いなどを理由に、濃尾ダービー、東海ダービー[1][2]、木曽川ダービー等、色々な呼び方が存在しているものの、多数のファン・サポーターはただの「対戦」と呼んでいるのが実情であった。しかし、2016年に名古屋がJ2に降格し、岐阜がJ2に残留したため、2017年に初めてJリーグ公式戦でのダービーマッチが実現する運びとなった。そのためクラブ側は、公式名称を名岐ダービー~木曽川の合戦~とし、ロゴも設置した[3][4]。
Jリーグ・天皇杯通じて公式戦初開催[5] になる岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた名岐ダービー第2戦(J2第35節)は、前売りの段階でチケットが完売[6]。当日の観客動員数もクラブ史上最高の観客動員数を更新[7] するなど大盛況となった。
ホームスタジアム
[編集]チーム名 | スタジアム名 |
収容人員 | 画像 |
---|---|---|---|
名古屋グランパスエイト | 名古屋市瑞穂公園陸上競技場 |
27,000人 | |
豊田スタジアム |
45,000人 | ||
FC岐阜 | 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 | 31,000人 |
戦績
[編集]※公式戦での対戦のみ
- ■名古屋グランパスエイト:3勝1分
- ■FC岐阜:3敗1分
年 | 月日 | 時期 | 会場 | ホーム | 得点 | アウェイ | 観客数 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2008年 | 11月2日 | 天皇杯 | 4回戦 | 豊田 | 名古屋 | 1 - 0 | 岐阜 | 7,597 | |
2009年 | 12月12日 | 準々決勝 | 瑞穂 | 名古屋 | 3 - 0 | 岐阜 | 12,211 | ||
2017年 | 3月4日 | J2 | 第2節 | 豊田 | 名古屋 | 1 - 1 | 岐阜 | 21,878 | |
10月1日 | 第35節 | 長良川 | 岐阜 | 2 - 6 | 名古屋 | 17,027 | |||
2018年 - 2019年は、名古屋がJ1、岐阜がJ2所属のため開催なし。 2020年 - は、名古屋がJ1、岐阜がJ3所属のため開催なし。 |
脚注
[編集]- ^ “2/10(土)「Jリーグプレシーズンマッチ ホットスタッフ名岐カップ FC岐阜vs名古屋グランパス」開催のお知らせ | FC岐阜オフィシャルサイト”. FC岐阜 (2023年12月23日). 2024年2月4日閲覧。
- ^ “2/10(土)「Jリーグプレシーズンマッチ ホットスタッフ名岐カップ FC岐阜vs名古屋グランパス」開催のお知らせ|ニュース|名古屋グランパス公式サイト”. 名古屋グランパス公式サイト. 2024年2月4日閲覧。
- ^ 「名岐ダービー ~木曽川の合戦~」明治安田生命J2リーグ第2節 FC岐阜戦 名称、及びロゴ決定のお知らせ - 名古屋グランパス公式サイトのNEWSより(2017年2月22日)
- ^ 名古屋グランパス戦ダービー名称及びロゴ決定のお知らせ - FC岐阜公式サイトのニュースより(2017年2月22日)
- ^ プレシーズンマッチでは過去何度か行われている。
- ^ 10/1(日)名古屋グランパス戦、チケット完売のお知らせ - FC岐阜公式サイトのニュースより(2017年9月30日)
- ^ ホームゲーム最多入場者数更新のお知らせ - FC岐阜公式サイトのニュースより(2017年10月2日)
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