千宗室 (16代)
表示
せん そうしつ 千 宗室 | |
---|---|
生誕 |
千 政之 (せん まさゆき) 1956年6月7日(68歳) |
国籍 | 日本 |
民族 | 日本人(大和民族) |
出身校 | 同志社大学文学部心理学科卒業 |
職業 | 茶道家 |
配偶者 | 容子内親王 |
子供 |
長男:chori(キクチ・ミョンサ) (戸籍名:菊地明史) 長女:阪田万紀子 次男:千敬史 |
親 |
父:千玄室 母:千登三子 |
親戚 |
甥:伊住公一朗 甥:伊住禮次朗 |
公式サイト | 公式ウェブサイト |
千 宗室(せん そうしつ、1956年〈昭和31年〉6月7日[1] - )は、茶道裏千家家元16代玄黙宗室で斎号は坐忘斎。本名政之。若宗匠時代は宗之。裏千家の家元は代々『宗室』を襲名する。
経歴
[編集]父は、千玄室(15代汎叟宗室・鵬雲斎 )。母は、登三子。妻は、三笠宮崇仁親王と同妃百合子の第2女子・容子内親王。弟は、伊住政和。子は、長男・chori(チョリ。戸籍名・菊地明史(きくちあきふみ)、詩人、2014年12月分家[2]2024年8月20日肺炎で死去)、長女・阪田万紀子(葵祭・第54代斎王代[3])、次男・敬史(若宗匠、千宗史[4][5])の2男1女がいる。甥に伊住公一朗、伊住禮次朗(亡弟政和の息子)。
同志社大学文学部心理学科卒業。大徳寺にて参禅得度。斎号坐忘斎を授く。2003年(平成14年)に第16代家元となり、宗室を襲名。文筆家として知られ、随筆集を多数著している。またジャズやSFにも興味を示すなど、従来の「茶道家元」の枠に収まらない活動を展開している。2019年(平成31年/令和元年)春、紫綬褒章を受章[6]。
京都造形芸術大学教授、学習院女子大学客員教授。日本ペンクラブ会員。立命館大学父母後援会会長。
法然院貫主梶田真章、在フランス特命全権大使伊原純一、京都銀行頭取土井伸宏とは京都教育大学附属高等学校の同期。
著書
[編集]- 書庫のなかから 1-2 千政之 淡交社 1984-1986
- まずは一服 千宗之 主婦の友社 1987.7
- 坐忘閑談室 千宗之 淡交社 1989.4
- 六角形の部屋 悩みのひととき 千宗之 角川書店 1991.7
- 食べたつもりで 千宗之 淡交社 1992.7
- 若宗匠の双鶴居日月 写真随筆集 千宗之 スタジオ・シップ 1995.2
- 味見三昧 食をめぐる24の随想 千宗之 主婦の友社 1996.5
- おいしい台詞 千宗之 小池書院 1997.12
- ほおづえついて 千宗之 京都新聞社 1998.2
- 小川日記 某月某日 千宗之 淡交社 1998.5
- 母の居た場所 千宗之 中央公論新社 2000.2 のち文庫
- 私の二十四節気日記 千宗之 中央公論新社 2002.11
- 『昨日のように今日があり』(講談社 2006)
- 自分を生きてみる 一期一会の心得 中央公論新社 2008.5
- 京都あちこち独り言ち 淡交社 2009.10
- 裏千家茶道点前教則 1-11 淡交社 2010-2011
共著
[編集]- 大徳寺 高田明浦 淡交社 2007.12 古寺巡礼京都
脚注
[編集]- ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ^ 【ご報告】苗字がかわりました - ウェイバックマシン(2015年2月23日アーカイブ分)
- ^ 第54代 斎王代 千 万紀子さん 京都新聞
- ^ 裏千家若宗匠に家元次男・敬史さん 次期家元の格式、来年10月継承京都新聞
- ^ 裏千家次期家元の敬史氏日本経済新聞
- ^ “令和元年春の褒章 受章者 京都府” (PDF). 内閣府. p. 1 (2019年5月21日). 2023年5月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 裏千家ホームページ 茶の湯に出会う、日本に出会う - 裏千家公式サイト