コンテンツにスキップ

勇気100%

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「勇気100%」
光GENJIシングル
初出アルバム『HEART'N HEARTS
B面 微笑みをあずけて
リリース
規格 8センチCD
シングルカセット
ジャンル J-POP
アニメソング
レーベル ポニーキャニオン
作詞 松井五郎
作曲 馬飼野康二
チャート最高順位
光GENJI シングル 年表
君とすばやくSLOWLY
1993年
勇気100%
1993年
BOYS in August
1993年
忍たま乱太郎 関連シングル 年表
勇気100%
1993年
ダンシング・ジャンク
1993年
テンプレートを表示

勇気100%」(ゆうきひゃくパーセント)は、光GENJIの21枚目のシングル1993年5月13日(木曜日)にポニーキャニオンから発売された。

概要

[編集]

アニメ『忍たま乱太郎』の主題歌として発表された。光GENJIの7人で歌うバージョンの使用は第1期の1年(1993年から1994年まで)で終了し、1994年から2002年までは光GENJI SUPER5(5人編成)の歌唱によるものが使用された[注釈 1]。2001年4月に本編は作画方式をセル画のフィルム撮影からデジタルアニメーションに移行したが、当時のアニメーションは翌2002年までセル画の映像のまま使用された。ただし、テロップについてはデジタル制作に移行後はデジタル用のものに変更されている。

なお、光GENJI SUPER5およびHey! Say! JUMPによるフルサイズ版はどのCDにも未収録である。

その後、下記のカバー曲の項目に示すように、オリジナル版の歌手と同じジャニーズ事務所所属のグループによりいくつかのカバーが発売されており、全て『忍たま乱太郎』の主題歌として25年以上にわたり使用され続けている。

一部のバージョン(2002・2010・2012・2016)では本作では存在するイントロ冒頭部が省略されている。

光GENJIは本曲で第44回NHK紅白歌合戦に出場し、これがグループとして最後の出場となった。

カップリング「微笑みをあずけて」は「勇気100%」と同じ曲に別歌詞をつけスローテンポにしたもの。「勇気100%」がテレビで披露される際、冒頭は「微笑みをあずけて」で途中からメドレー形式で「勇気100%」に移る演出が多くなされた[注釈 2]

記録

[編集]

グループの絶頂期を過ぎた時期に発表された楽曲であるためオリコンシングルチャートでは最高7位にとどまったが、前述のとおりアニメでの使用が長期間に及んだこともあり幅広い世代に認知されている。マーチアレンジしたバージョンのCDも発売されており、幼稚園小学校運動会行進曲ダンスの題材に使われることも多い。

2019年3月1日には、ソニー・ミュージックエンタテインメントのアニメソング人気投票キャンペーン「平成アニソン大賞」においてアーティストソング賞(1989年 - 1999年)に選出された[1]

売上枚数は、公称で10,9万枚。

オリジナル版収録曲

[編集]
  1. 勇気100% [4:13]
  2. 微笑みをあずけて [3:22]
    • NHK総合テレビアニメーション『忍たま乱太郎』挿入歌
  3. 勇気100%(MINUS LEAD VOCAL KARAOKE)[4:13]
  4. 微笑みをあずけて(MINUS LEAD VOCAL KARAOKE)[3:20]

参加ミュージシャン

[編集]

勇気100%

微笑みをあずけて

  • Keyboards:馬飼野康二
  • E.Bass:川嶋一久
  • E.Guitar:松下誠
  • Chorus:曳田修, 鈴木弘明

カバーしたアーティスト

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ グループは使用開始翌年の1995年9月に解散したが、アニメーションと音源は2002年3月までそのまま使用された。
  2. ^ ただしタイトルに「微笑みをあずけて」は表記されず、2曲合わせて「勇気100%」という扱い。

出典

[編集]
  1. ^ 平成アニソン大賞”. アニソン大賞. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2019年3月8日閲覧。
  2. ^ 「劇場版「忍たま乱太郎」主題歌はなにわ男子、劇中で流れる「勇気100%」の歌唱も担当」『コミックナタリー』ナタリー、2024年7月28日。2024年11月26日閲覧。
  3. ^ Eテレ60特番 「Eうた♪ココロの大冒険」、NHKオンライン。 - 2019年1月25日閲覧。

関連項目

[編集]