今崎幸彦
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今崎 幸彦 いまさき ゆきひこ | |
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生年月日 | 1957年11月10日(66歳) |
出生地 | 日本・兵庫県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 京都大学法学部 |
第21代 最高裁判所長官 | |
任期 | 2024年8月16日 - 現職 |
任命者 | 今上天皇(徳仁) |
前任者 | 戸倉三郎 |
任期 | 2022年6月24日 - 現職 |
任命者 | 第2次岸田内閣 |
今崎 幸彦(いまさき ゆきひこ、1957年〈昭和32年〉11月10日 - )は、日本の裁判官。
司法研修所教官、最高裁判所事務総局刑事局長・図書館長、水戸地方裁判所長、最高裁判所事務総長等を経て、東京高等裁判所長官を歴任。最高裁判所判事。2024年8月16日に戸倉三郎の後任として第21代最高裁判所長官に就任。
人物
[編集]主な判決
[編集]- 東京地裁部総括判事として
- 2012年2月24日、検察当局が初めて取り調べの全過程を録音・録画した特別背任事件で、特別背任罪などに問われた不動産ファンド運営会社の元役員に、懲役4年6月の実刑判決を言い渡した[2]。
- 2013年1月25日、元横綱朝青龍からモンゴル開発の名目で約1億円をだまし取った会社役員の男に懲役5年6ヶ月の実刑判決を言い渡した[3]。
- 最高裁判所判事として
- 2023年7月11日、戸籍上は男性で、女性として社会生活を送るトランスジェンダーの経済産業省の職員が、省内における女性トイレの使用を不当に制限されたのは違法だとして国を訴えた訴訟で、制限撤廃の要求に応じなかった人事院の判定を「違法」とする判決を言い渡した[4]。
「経産省トランス女性職員トイレ利用制限事件」も参照
経歴
[編集]- 1957年11月 兵庫県神戸市出身
- 1981年
- 京都大学法学部卒業
- 4月 司法修習生(35期)
- 1983年4月 東京地方裁判所判事補
- 1987年8月 最高裁判所事務総局刑事局付
- 1988年4月 東京地方検察庁検事
- 1991年5月 京都地方裁判所判事補
- 1994年4月 最高裁判所調査官
- 1998年4月 東京地方裁判所判事
- 2000年4月 最高裁判所事務総局刑事局第二課長
- 2002年4月 最高裁判所事務総局刑事局第一課長・第三課長・広報課付
- 2004年
- 2008年2月 最高裁判所事務総局秘書課長・広報課長
- 2010年9月 東京地方裁判所部総括判事
- 2013年1月 最高裁判所事務総局刑事局長・図書館長
- 2015年3月 水戸地方裁判所所長
- 2016年4月 最高裁判所事務総長
- 2019年9月 東京高等裁判所長官
- 2022年6月 最高裁判所判事
- 2024年8月 最高裁判所長官
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ あなたは人を裁けますか ~裁判員制度まで1年~ - NHK クローズアップ現代+
- ^ 全面可視化の特別背任事件、元役員に実刑判決: 日本経済新聞
- ^ 元朝青龍関から1億円詐取の男に実刑 東京地裁判決: 日本経済新聞
- ^ “経産省トイレ利用制限訴訟 性同一性障害の原告逆転勝訴 最高裁(毎日新聞)”. Yahoo!ニュース. 2023年7月11日閲覧。
外部リンク
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