丹下和彦
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人物情報 | |
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生誕 |
1942年3月??日 岡山県 |
出身校 |
京都大学文学部 京都大学大学院文学研究科修士課程修了 |
学問 | |
研究分野 | 西洋古典学 |
学位 | 文学博士 |
称号 |
大阪市立大学名誉教授 関西外国語大学名誉教授 |
学会 | 日本西洋古典学会、日本独文学会、地中海学会、阪神ドイツ文学会、大阪市立大学ドイツ文学会 |
丹下 和彦(たんげ かずひこ、1942年3月 - )は、日本の古代ギリシア文学者。大阪市立大学名誉教授、関西外国語大学名誉教授。日本西洋古典学会委員(2010 - 2012年度)[1]。
経歴
[編集]岡山県生まれ。1964年京都大学文学部卒[2]、1968年同大学院文学研究科修士課程修了[2]、1970年同博士課程中退。和歌山県立医科大学、大阪市立大学助教授・教授を経て、関西外国語大学教授。2005年に「悲劇の世紀 前5世紀アテナイ精神史としてのギリシア悲劇」で文学博士(京都大学)[3]。
著書
[編集]- 『ギリシア悲劇研究序説』東海大学出版会 1996.2
- 『女たちのロマネスク 古代ギリシアの劇場から』東海大学出版会 2002.7
- 『ライン河 流域の文学と文化』晃洋書房 2006.4
- 『旅の地中海 古典文学周航』京都大学学術出版会 2007.6
- 『ギリシア悲劇 人間の深奥を見る』中央公論新社〈中公新書〉 2008.2
- 『ギリシア悲劇ノート』白水社 2009.10
- 『食べるギリシア人 古典文学グルメ紀行』岩波書店〈岩波新書〉 2012.3
- 『ギリシア悲劇入門』未知谷 2021
- 『ギリシア悲劇の諸相』未知谷 2023
- 『ご馳走帖 古代ギリシア・ローマの食文化』未知谷 2023
- 『ギリシア悲劇余話』未知谷 2024
編著・共編
[編集]翻訳
[編集]- エウリーピデス『メーデイア』-「ギリシア悲劇全集5」岩波書店 1990.5
- エウリーピデス『ヘカベー』-「ギリシア悲劇全集6」岩波書店 1991.7
- カリトン『カイレアスとカッリロエ』国文社〈叢書アレクサンドリア図書館〉1998.6
- アルクマン他『ギリシア合唱抒情詩集』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉2002.11
- アリストパネス『リューシストラテー』-「ギリシア喜劇全集3」岩波書店 2009.1
- 『群小詩人断片 2 アッティカ喜劇Ⅱ』-「ギリシア喜劇全集8」岩波書店 2011.2
- 久保田忠利・橋本隆夫・野津寛・安村典子・吉武純夫共訳
脚注
[編集]- ^ “現役員(2010〜2012年度)” (PDF). 日本西洋古典学会. 2018年10月9日閲覧。
- ^ a b 丹下 和彦 (Kazuhiko Tange) - マイポータル - researchmap
- ^ “悲劇全集3”. 京都大学出版会. 2018年10月9日閲覧。