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丹下和彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
丹下 和彦たんげ かずひこ
人物情報
生誕 1942年3月??
岡山県
出身校 京都大学文学部
京都大学大学院文学研究科修士課程修了
学問
研究分野 西洋古典学
学位 文学博士
称号 大阪市立大学名誉教授
関西外国語大学名誉教授
学会 日本西洋古典学会日本独文学会地中海学会、阪神ドイツ文学会、大阪市立大学ドイツ文学会
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丹下 和彦(たんげ かずひこ、1942年3月 - )は、日本の古代ギリシア文学者。大阪市立大学名誉教授関西外国語大学名誉教授。日本西洋古典学会委員(2010 - 2012年度)[1]

経歴

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岡山県生まれ。1964年京都大学文学部[2]、1968年同大学院文学研究科修士課程修了[2]、1970年同博士課程中退。和歌山県立医科大学大阪市立大学助教授・教授を経て、関西外国語大学教授。2005年に「悲劇の世紀 前5世紀アテナイ精神史としてのギリシア悲劇」で文学博士(京都大学)[3]

著書

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  • 『ギリシア悲劇研究序説』東海大学出版会 1996.2
  • 『女たちのロマネスク 古代ギリシアの劇場から』東海大学出版会 2002.7
  • 『ライン河 流域の文学と文化』晃洋書房 2006.4
  • 『旅の地中海 古典文学周航』京都大学学術出版会 2007.6
  • ギリシア悲劇 人間の深奥を見る』中央公論新社中公新書〉 2008.2
  • 『ギリシア悲劇ノート』白水社 2009.10
  • 『食べるギリシア人 古典文学グルメ紀行』岩波書店岩波新書〉 2012.3
  • 『ギリシア悲劇入門』未知谷 2021
  • 『ギリシア悲劇の諸相』未知谷 2023
  • 『ご馳走帖 古代ギリシア・ローマの食文化』未知谷 2023
  • 『ギリシア悲劇余話』未知谷 2024

編著・共編

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  • 『ドナウ河 流域の文学と文化』松村國隆共編 晃洋書房 2011.4
  • 「第7章 上演形式、劇場、扮装、仮面」- 『ギリシア悲劇全集 別巻』岩波書店、1992

翻訳

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久保田忠利・橋本隆夫・野津寛・安村典子・吉武純夫共訳

脚注

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  1. ^ 現役員(2010〜2012年度)” (PDF). 日本西洋古典学会. 2018年10月9日閲覧。
  2. ^ a b 丹下 和彦 (Kazuhiko Tange) - マイポータル - researchmap
  3. ^ 悲劇全集3”. 京都大学出版会. 2018年10月9日閲覧。