丸山浪弥
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丸山 浪弥(まるやま なみや、1871年5月7日(明治4年3月18日[1]) - 1944年(昭和19年)11月21日[2])は、日本の政治家、ジャーナリスト。衆議院議員(2期)。
経歴
[編集]信濃国安曇郡、後の長野県南安曇郡三田村(現安曇野市)で、農業・丸山実太の二男として生まれる[3]。1890年、明治法律学校を卒業[2][3][4]。1896年3月、北海道庁に入庁し拓殖部に勤務[3]。同年9月、のちの岩内町に転居し『岩内新報』を創刊した[3][4]。
その後、札幌市会議員、北海道会議員、同参事会員、同副議長、同議長、北海道国防義会会長、胆振鉄道会社役員などを務めた[2]。
1924年5月の第15回衆議院議員総選挙で北海道第12区から出馬し当選[2]。以後、第18回総選挙でも当選し、衆議院議員を通算2期務めた[2]。選挙違反で失格、有罪となったことにより1936年6月1日付けで勲四等及び大礼記念章(大正/昭和)、帝都復興記念章、朝鮮昭和五年国勢調査記念章を褫奪された[5][6]。1937年に政界を引退し、満蒙研究会を組織した[3][4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 札幌市教育委員会文化資料室編『札幌人名事典』〈さっぽろ文庫66〉北海道新聞社、1993年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 金子信尚編『北海道人名辞書』第二版、北海民論社、1923年。