マスターマインディド
マスターマインディド | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 騸 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2003年4月3日 |
父 | Nikos |
母 | Haute Tension |
生国 | フランス |
生産者 | Marie-Christine Gabeur |
馬主 |
Mme B Gabeur →Clive Smith |
調教師 |
Guillaume Macaire →Paul Nicholls |
競走成績 | |
生涯成績 | 28戦16勝 |
獲得賞金 | 856,017ポンド |
マスターマインディド (Master Minded) はフランスで生産され、フランスおよびイギリスで調教された競走馬。2008年のクイーンマザーチャンピオンチェイスに優勝した。
マスターマインディドは2006年10月6日にオートゥイユ競馬場の3歳未勝利ハードルでデビューし、この競走を2着に5馬身差で勝利。翌2007年の2月にチェイスに転向してさらに2勝を挙げた。その後コートスターの馬主であるクライヴ・スミスに購買され、フェルディナンド・デュフォレ賞 (G1) ではルビー・ウォルシュが騎乗して2着となり、レース後にイギリスのポール・ニコルズ調教師のもとに転厩した。
同年の12月にエクセター競馬場でイギリスでの初出走を行った。ここではルビー・ウォルシュが負傷のためサン・トーマスが騎乗したが、騎手落馬により競走中止した。しかし、年が明けた1月のハンデキャップチェイスでは鞍上がルビー・ウォルシュに戻って3馬身半差で勝利し、続くニューベリー競馬場のゲームスピリットチェイス (G2) で、1番人気となっていた前年のクイーンマザーチャンピオンチェイスの優勝馬ボイポーウステデスに5馬身の差をつけて重賞初勝利を挙げた。
そして、本番クイーンマザーチャンピオンチェイスでは、定量となったことから[1]ボイポーウステデスが再び1番人気に支持されたが、マスターマインディドはレース中盤から先頭に立つと、激しく追われるボイポーウステデスと対照的にほとんど馬なりのまま突き放し、ゴールでは19馬身の大差をつけて同競走初となる5歳馬による優勝を達成した[2]。このパフォーマンスで、マスターマインディドはスティープルチェイスクラシフィケイションのレーティングにおいてチェルトナムゴールドカップに優勝したデンマン (182) を上回る186という過去8年で最高の評価を受けた[3]。しかし、4月のメリングチェイスでは単勝1.4倍の圧倒的1番人気となりながら、今度はボイポーウステデスに18馬身差で2着に敗れ、シーズンを終えた。
2008-2009シーズンは12月のティングルクリークチェイス (G1) 、1月のビクターチャンドラチェイス (G1) に出走し、それぞれ大差で勝利、更にクイーンマザーチャンピオンチェイスでは先行から直線で押し切り、2着のウェルチーフに7馬身をつけて同レース連覇を達成した。さらに4月末にパンチェスタウン競馬場で行われたケリーゴールドチャンピオンチェイス (G1) では2番人気のビッグゼブをアタマ差おさえて優勝した。
その後、引退するまで6勝を挙げた。
血統表
[編集]マスターマインディドの血統(ニアークティック系 / Nasrullah 5x5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Nikos 1981 青鹿毛 イギリス |
父の父 Nonoalco1971 鹿毛 アメリカ |
Nearctic | Nearco | |
Lady Angela | ||||
Seximee | Hasty Road | |||
Jambo | ||||
父の母 No No Nanette1973 芦毛 フランス |
Sovereign Path | Grey Sovereign | ||
Mountain Path | ||||
Nuclea | Orsini | |||
Nixe | ||||
母 Haute Tension 1994 鹿毛 フランス |
Garde Royale 1980 青鹿毛 アイルランド |
Mill Reef | Never Bend | |
Milan Mill | ||||
Royal Way | Sicambre | |||
Right Away | ||||
母の母 La Vedrelle1977 鹿毛 フランス |
The Scoundrel | Toulouse Lautrec | ||
Malekeh | ||||
La Vela | Vieux Manoir | |||
Passion F-No.7 |
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 Racing Post