ディエゴ・ウリッシ
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2023年ツアー・オブ・スロベニアにて | ||||
基本情報 | ||||
本名 |
Diego Ulissi ディエゴ・ウリッシ | |||
生年月日 | 1989年7月15日(35歳) | |||
国籍 | イタリア | |||
身長 | 175cm | |||
体重 | 61kg | |||
選手情報 | ||||
所属 | UAE チーム・エミレーツ | |||
分野 | ロードレース | |||
役割 | 選手 | |||
特徴 | パンチャー | |||
プロ経歴 | ||||
2010– |
ランプレ ランプレ・メリダ UAE チーム・エミレーツ | |||
主要レース勝利 | ||||
グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル (2017) ジロ・デ・イタリア 区間8勝 (2011, 2014, 2015, 2016, 2020) ツール・ド・ポローニュ 区間優勝 ツアー・ダウンアンダー 区間優勝 ツール・ド・スイス 区間優勝 ミラノ〜トリノ (2013) ジロ・デッレミリア (2013) | ||||
最終更新日 2024年8月19日 |
ディエゴ・ウリッシ(Diego Ulissi、1989年7月15日 - )は、イタリア、チェーチナ出身の自転車競技(ロードレース)選手。
経歴
[編集]2010年、ランプレ=ファルネーゼ・ヴィーニ(現 ランプレ・メリダ)と契約。
2011年、ジロ・デ・イタリア 第17ステージにおいて、ジョヴァンニ・ヴィスコンティ、パブロ・ラストラス、ヤン・バケランツとの4人のゴールスプリント争いとなり、ゴール直前で先頭に立ったが、ウリッシの後位から道沿いへとチェンジオブスペースを試みたヴィスコンティが、ウリッシのコース取りが邪魔だとして右手でウリッシを払いのけながら1着で入線し、以下同タイムでウリッシ、ラストラスと続いた。しかし、前述のヴィスコンティの行為が違反とみなされ、ヴィスコンティは3位に降着。ウリッシが繰り上がって区間優勝を果たした[1]。
2013年、ツール・ド・ポローニュ第1ステージにて並み居る強豪を抑え、1級山岳を制して優勝[2]。
2014年、ツアー・ダウンアンダー第2ステージでは得意の登りスプリントで勝利[3]。ジロ・デ・イタリアでは第5ステージ[4]、第8ステージ[5]の山岳フィニッシュを制して勝負強さを見せたが、期間中のドーピング検査で陽性となり暫定的に出場停止状態に置かれた[6]。同年9月に疑いが晴れ復帰している[7]。
2015年、ジロ・デ・イタリア第7ステージでも登りスプリントを制して優勝[8]。
2016年のジロ・デ・イタリアも安定した強さを見せ、第4ステージ[9]、第11ステージ[10]で優勝。通算勝利数を6に増やした。
2020年、ジロ・デ・イタリアで第2、13ステージで優勝。通算勝利数を8に増やした。
主な戦績
[編集]2005年
[編集]2006年
[編集]- ジュニア世界選手権自転車競技大会 優勝(個人ロードレース)
2007年
[編集]- ジュニア世界選手権自転車競技大会 優勝(個人ロードレース)
2010年
[編集]2011年
[編集]- ジロ・デ・イタリア 区間優勝(第17ステージ)
- ツアー・オブ・スロベニア 総合優勝(第3ステージ優勝)
2012年
[編集]- セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・ディ・コッピ・エ・バルタリ ポイント賞、ヤングライダー賞(第3,4ステージ優勝)
- フレッシュ・ワロンヌ 9位
- クラシカ・サンセバスティアン 10位
- グラン・プレミオ・インドゥストリア・エ・コッメルチョ・アルティジャナート・カルナゲーゼ 優勝
- グランプリ・シクリスト・ド・ケベック 6位
- ミラノ〜トリノ 2位
2013年
[編集]- パリ〜ニース 総合7位
- セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・ディ・コッピ・エ・バルタリ 総合優勝(第2ステージ優勝)
- バイエルン・ルントファールト ヤングライダー賞
- ツール・ド・ポローニュ 区間優勝(第1ステージ)
- ミラノ~トリノ 優勝
- コッパ・サバティーニ 優勝
- ジロ・デッレミリア 優勝
2014年
[編集]- ツアー・ダウンアンダー 区間優勝(第2ステージ)
- グラン・プレミオ・チッタ・ディ・カマイオーレ 優勝
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝(第5,8ステージ)
2015年
[編集]- ジロ・デ・イタリア 区間優勝(第7ステージ)
- メモリアル・マルコ・パンターニ 優勝
2016年
[編集]- ジロ・デ・イタリア 区間優勝(第4,11ステージ)
- ツアー・オブ・スロベニア 区間優勝(第3ステージ・個人タイムトライアル)
- シルクイト・デ・ゲチョ 優勝
- チェコ・サイクリング・ツアー 総合優勝(第3ステージ優勝)
- グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル 3位
2017年
[編集]2018年
[編集]- ツール・ド・スイス 区間優勝(第5ステージ)
2019年
[編集]- グラン・プレミオ・ディ・ルガーノ 優勝
- ツアー・オブ・スロベニア 総合優勝(第3ステージ優勝)
- READY STEADY TOKYO 東京五輪テスト大会 優勝
2020年
[編集]- ツール・ド・ルクセンブルク 総合優勝、 ポイント賞(第1、4ステージ優勝)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝(第2、13ステージ)
2021年
[編集]- ツアー・オブ・スロベニア 区間優勝(第4ステージ)
- セッティマーナ・チクリスティカ・イタリアーナ 総合優勝(第1、4ステージ優勝)
2022年
[編集]- グラン・プレミオ・インドゥストリア・エ・アルティジャナート 優勝
- ツール・デュ・リムザン 区間優勝(第3ステージ)
2023年
[編集]- ツアー・オブ・オマーン 区間優勝(第4ステージ)
2024年
[編集]- セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・ディ・コッピ・エ・バルタリ 区間優勝(第2ステージ)
- ツアー・オブ・オーストリア 総合優勝、 ポイント賞(第3ステージ優勝)
- ツール・ド・ポローニュ ポイント賞
脚注
[編集]- ^ ジロ・デ・イタリア2011第17ステージ ヴィスコンティ失意の降格 勝利は21歳のウリッシの手に
- ^ ツール・ド・ポローニュ2013第1ステージ ポーランド一周が北イタリアで開幕 1級山岳ゴールでウリッシが勝利
- ^ ツアー・ダウンアンダー2014第2ステージ速報 ランプレメリダのウリッシが登りスプリント勝利!新城幸也は43位
- ^ ジロ・デ・イタリア2014第5ステージ ランプレメリダのウリッシが登りスプリント制覇 新城幸也が落車
- ^ ジロ・デ・イタリア2014第8ステージ ウリッシが1級山岳モンテコピオーロで2勝目 エヴァンスが総合首位に立つ
- ^ ディエゴ・ウリッシ ドーピング陽性 ジロでステージ2勝を果たしたディエゴ・ウリッシがサルブタモール陽性
- ^ ディエゴ・ウリッシがレース復帰へ サルブタモール陽性により暫定出場停止中のウリッシがレース復帰
- ^ ジロ・デ・イタリア2015第7ステージ 最長ステージでウリッシが登りスプリント制覇 コンタドールは首位を守る
- ^ ジロ・デ・イタリア2016第4ステージ 最大勾配18%の登りで抜け出したウリッシが独走勝利 2位のドゥムランが首位奪回
- ^ ジロ・デ・イタリア2016第11ステージ マリアローザを含む3名の逃げ切り決まる ウリッシが今大会2勝目をマーク
参考文献
[編集]- ディエゴ・ウリッシ - サイクリングアーカイヴス
- ディエゴ・ウリッシのプロフィール - ProCyclingStats