テベッサ
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テベッサ لبرج | |
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市 | |
座標: 北緯35度24分 東経8度7分 / 北緯35.400度 東経8.117度 | |
国 | アルジェリア |
県 | テベッサ県 |
地区 | テベッサ地区 |
面積 | |
• 合計 | 14,227 km2 |
標高 | 858 m |
人口 (2008年) | |
• 合計 | 196,537人 |
• 密度 | 14人/km2 |
等時帯 | UTC+1 (西アフリカ時間) |
テベッサ(ベルベル語:Tbessa/Tibesti, アラビア語:تبسة)は、アルジェリア北東部のテベッサ県の県都。 チュニジアとの国境から20kmしか離れていない。 近くにリン酸塩が埋まっている。 テベッサ式伝統的絨毯が有名である。 2008年の人口は約19.7万人だった。 テベッサには凱旋門や大浴場、寺院、4世紀のキリスト教徒の会堂等の古代の遺品が多い。
歴史
[編集]古代ギリシアでは「テヴェステ」(Θεβέστη)や「ヘカトムピレ(Ἑκατομπύλη)(百の門)と呼ばれていた。
紀元前146年、テヴェステはローマ帝国に併合され、テヴェステと改名された。
1世紀、アウグストゥス第三軍団がテヴェステに駐屯した。 トラヤヌス帝(53年~117年)の下で植民都市になった。 人口は3万人に達した。 ドナトゥス派の議会がテヴェステで開かれた。
東ローマ帝国のユスティニアヌス1世(483年~565年)時代(在位:527年~565年)初期、ソロモン将軍(?~544年)はテヴェステを再建し、現在まで残る墓を建てた。
11世紀、アラブ人のバヌーヒラル人はナイル川と紅海の間に住んでいたが、チュニジアやトリポリタニア、コンスタンティーヌに入植した。
1851年、フランスが占領した。 「テベッサ」と改名され、小郡の中心地になった。 後にアンナバ県の県都になった。
気候
[編集]テベッサはステップ気候(BSk)で、暑く乾いた夏と、穏やかで湿った冬が訪れる。
テベッサの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 24.0 (75.2) |
30.1 (86.2) |
32.0 (89.6) |
32.4 (90.3) |
40.6 (105.1) |
41.3 (106.3) |
42.5 (108.5) |
43.0 (109.4) |
40.0 (104) |
37.3 (99.1) |
31.0 (87.8) |
27.0 (80.6) |
43 (109.4) |
平均最高気温 °C (°F) | 11.7 (53.1) |
13.5 (56.3) |
15.7 (60.3) |
19.2 (66.6) |
24.6 (76.3) |
30.7 (87.3) |
34.2 (93.6) |
33.3 (91.9) |
28.6 (83.5) |
22.6 (72.7) |
16.5 (61.7) |
12.9 (55.2) |
21.96 (71.54) |
日平均気温 °C (°F) | 6.4 (43.5) |
7.7 (45.9) |
9.5 (49.1) |
12.6 (54.7) |
17.4 (63.3) |
22.5 (72.5) |
25.4 (77.7) |
24.9 (76.8) |
21.2 (70.2) |
16.1 (61) |
10.7 (51.3) |
7.5 (45.5) |
15.16 (59.29) |
平均最低気温 °C (°F) | 1.1 (34) |
1.9 (35.4) |
3.4 (38.1) |
5.9 (42.6) |
10.0 (50) |
14.2 (57.6) |
16.5 (61.7) |
16.4 (61.5) |
13.7 (56.7) |
9.5 (49.1) |
4.8 (40.6) |
2.0 (35.6) |
8.28 (46.91) |
最低気温記録 °C (°F) | −8.0 (17.6) |
−6.6 (20.1) |
−6.0 (21.2) |
−4.0 (24.8) |
0.0 (32) |
3.0 (37.4) |
8.9 (48) |
8.0 (46.4) |
2.0 (35.6) |
−1.0 (30.2) |
−3.4 (25.9) |
−11.0 (12.2) |
−11 (12.2) |
降水量 mm (inch) | 27.1 (1.067) |
30.3 (1.193) |
44.8 (1.764) |
30.6 (1.205) |
36.5 (1.437) |
31.2 (1.228) |
11.3 (0.445) |
25.1 (0.988) |
29.4 (1.157) |
23.6 (0.929) |
29.0 (1.142) |
23.6 (0.929) |
342.5 (13.484) |
% 湿度 | 75.1 | 70.8 | 65.0 | 64.1 | 58.7 | 49.6 | 43.9 | 48.3 | 61.6 | 64.9 | 72.2 | 74.7 | 62.41 |
出典1:NOAA (1970-1990)[1] | |||||||||||||
出典2:climatebase.ru (extremes, humidity)[2] |
交通
[編集]テベッサ空港が有る。
外部リンク
[編集]- Official site of Tebessa
- Acta Maximiliani Martyris
- Page with photos of ancient ruins
- この記事にはパブリックドメインである次の百科事典本文を含む: Herbermann, Charles, ed. (1913). "Theveste". Catholic Encyclopedia. New York: Robert Appleton Company.
脚注
[編集]- ^ “Climate Normals for Tebessa”. 11 February 2013閲覧。
- ^ “Tebessa, Algeria”. Climatebase.ru. 11 February 2013閲覧。
参考文献
[編集]- Stein (M.) (ed.) Manichaica Latina 3.1. Codex Thevestinus (Papyrologica Coloniensia volume 27/3.1.) Paderborn, Munich, Vienna and Zurich: Ferdinand Schöningh, 2004, Pp. xx + 328; Stein (M.) (ed.) Manichaica Latina 3.2. Codex Thevestinus (Papyrologica Coloniensia volume 27/3.2.) Paderborn, Munich, Vienna and Zurich: Ferdinand Schöningh, 2006, Pp. vi + 81, ills.