クリチム
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クリチム Кричим | |
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座標:北緯42度3分 東経24度28分 / 北緯42.050度 東経24.467度座標: 北緯42度3分 東経24度28分 / 北緯42.050度 東経24.467度 | |
国 | ブルガリア |
州 | プロヴディフ州 |
政府 | |
• 町長 | アタナス・カルチェフ |
標高 | 253 m |
人口 (2005年9月13日) | |
• 合計 | 9,513人 |
等時帯 | UTC+2 (EET) |
• 夏時間 | UTC+3 (EEST) |
郵便番号 |
4220 |
市外局番 | 03145 |
クリチム(ブルガリア語: Крѝчим / Krichim)は、ブルガリア中南部にある自治体、およびそれを中心とした基礎自治体である。プロヴディフ州に属し、ペルシティツァに近い。ロドピ山脈の北斜面のふもと、上トラキア平地にあり、プロヴディフからは南西に20キロメートルに位置している。マリツァ川の支流・ヴチャ川が町の中を流れる。
初期ビザンティン時代より人の居住が確認されており、ヴチャ川が渓谷に入る箇所の両岸に要塞が築かれた。中世の間、この地はビザンティン帝国とブルガリア帝国の間の係争地となり、支配者はたびたび入れ替わった。1230年にブルガリア皇帝イヴァン・アセン2世の征服後の石碑が残されており、「ツァール・アセン、クリチムを征服しこの石に座る」と記されている。
ブルガリア民族復興期には、この地域で数少ない修道院学校が置かれていた。生神女修道院と聖ヴラチ修道院の2つの修道院があり、オスマン帝国時代のブルガリアの言語・文化維持に貢献していた。
町には正教徒のブルガリア人やムスリムのトルコ人の他、ポマク(ムスリムのブルガリア人)やムスリムのロマなども住んでいる。正教の聖コスマ・ダミアン聖堂とイスラム教のモスクがあり、2宗教が平和的に共存している。
クリチムにちなんだ命名
[編集]南極大陸・サウス・シェトランド諸島のリヴィングストン島にあるクリチム峰は、クリチムにちなんで命名された。
脚注
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