キスム
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キスム | |
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キスムの景観 | |
南緯0度6分 東経34度45分 / 南緯0.100度 東経34.750度 | |
国 | ケニア |
州 | ニャンザ州 |
県 | キスム県 |
人口 (2019年) | |
• 合計 | 397,957人 |
統計[1] | |
等時帯 | UTC+3 (EAT) |
姉妹都市 | アメリカ合衆国バージニア州ロアノーク |
キスム(Kisumu)は、ケニア西部にある都市でニャンザ州の州都及びキスム県の県庁所在地。人口は約39万人(2019年)でケニア西部の中心都市である。ビクトリア湖北東部のカビロンド湾の湾奥部の港湾都市。大ビクトリア湖盆地の中ではカンパラについで重要な都市である。標高は1170mでルオ族の居住が多い[2]。かつてポート・フローレンス(Port Florence)と呼ばれていた。
ナイロビを経由しモンバサと結ぶウガンダ鉄道が1901年に開通した。それに伴い開港され、Port Florence(フローレンス港)と名付けられた。1980年代及び1990年代は貿易が停滞したが、石油のウガンダ輸出に伴い盛り返した。石油を産出しないケニアはモンバサで輸入原油を精製しパイプラインでナイロビ等へ輸送する。キスムからウガンダへはトラック輸送である。 キスムは「交易(スモ)する場」という意味である。また、ルオ語のJo-kisuma「援助物資に依存する人々(people who depend on charity)」が由来であるという説もある[3]。
友好都市にイギリスのチェルトナム、姉妹都市にアメリカのロアノークとボルダ―がある。キスム国際空港が設置されている。
脚注
[編集]- ^ “population statistics”. 15 Apr 2023閲覧。
- ^ 『黒い光と影 未来大陸アフリカ』毎日新聞社、1978年5月、pp161-162
- ^ Wangũhũ Ng'ang'a (2006), Kenya's Ethnic Communities Foundation of the Nation, Gatũndũ Publishers Limited
関連項目
[編集]- トマス・アカレ - 1950年~。キスム出身の作家、ルオ族。代表作は「スラム」
- ジャラモギ・オギンガ・オディンガ - 1911~1994年。ケニア共和国初代副大統領(1964~1966年)。ニャンザ州ボンド出身。
- ライラ・オディンガ - 1945年~。第2代ケニア共和国首相(2008~2013年)。ジャラモギ・オギンガ・オディンガの息子。