コンテンツにスキップ

オールスター90分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オールスター90分!
ジャンル バラエティ番組
司会者 野口五郎
うつみ宮土理
マギー・ミネンコ
出演者 初代引田天功
あのねのね
アンクルリッキーとファミリー
大山倍達(#1 - #6)
マッハ文朱(#7 - 終)
製作
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1974年10月5日 - 1975年3月29日
(1974年10月26日は休止)
放送時間土曜 19:30 - 20:55
放送分85分
回数全25回
テンプレートを表示

オールスター90分!』(オールスターきゅうじゅっぷん)は、フジテレビ系列局ほかで放送されていたフジテレビ製作のバラエティ番組である。全25回。製作局のフジテレビでは1974年10月5日から1975年3月29日まで、毎週土曜 19:30 - 20:55 (日本標準時)に放送。

概要

[編集]

土曜の放送が廃止された『クイズグランプリ』と『スター千一夜』それぞれの枠、そして土曜20:00枠のドラマの終了によって空いた枠を使って開始された番組。野口五郎うつみ宮土理マギー・ミネンコ初代引田天功あのねのねの5組がお笑いと歌を繰り広げていた。これに大山倍達マッハ文朱の格闘技も披露された。

出演者

[編集]

司会

[編集]

レギュラー

[編集]

主なコーナー

[編集]
天功コーナー
初代天功が催眠術奇術を披露するコーナー。
あのねのねのタイムトンネル
あのねのねの清水国明が科学者、原田伸郎が助手に扮し、タイムトンネルで過去に行った設定で行うコント
夫妻歌合戦
「タイムトンネル」に代わって登場したあのねのねコーナー。ゲスト歌手とそのファンの一般児童が即席夫婦を演じ、歌まねを披露する。審査員は野口・うつみ・マギー・天功が担当、判定は『NHKのど自慢』と同じく、チューブラーベルで行う。
格闘コーナー
当初は空手家・大山倍達が様々な格闘技を披露していたが、1974年11月23日放送分から大山に代わって、当時新鋭女子プロレスラーだったマッハ文朱が、ゲスト(主にコメディアン)相手にプロレス技を披露する様になった。

放送リスト

[編集]
放送日 サブタイトル 主なゲスト 備考
1 1974年
10月5日
壮烈!天功アフリカ象との対決 山口百恵桜田淳子西城秀樹
2 10月12日 天功、マサイ族に大催眠/死闘!角材四方割り 五木ひろしあべ静江
3 10月19日 大魔術!ライオン、スタジオで大暴れ/必殺!10人跳びかわら割り 水前寺清子山本リンダ和田アキ子夏木マリ
(10月26日はプロボクシング中継アントニオ・セルバンテス×門田恭明」のため休止)
4 11月2日 フォーリーブス、バンドでメッタ打ち/かわら15枚ぶちこわし フォーリーブス夏木マリ
5 11月9日 百恵、残酷インタビューで真っ赤ッカ/女頭上かわら割り 山口百恵
6 11月16日 催眠術!風吹ジュン喫茶店で大暴れ/死闘!大山カラテ真剣勝負 和田アキ子、風吹ジュンちあきなおみ 大山倍達最後の出演
7 11月23日 マッハ90分大暴れ! 五木ひろし、あべ静江、井上順 この回からマッハ文朱が出演
8 11月30日 欧州一の催眠術師、天功に決死の挑戦/マッハ・スペシャルであのねのね気絶3分間 五木ひろし、山口百恵
9 12月7日 チビッ子決定版!!大逆襲!マッハ四つん這い 和田アキ子、浅田美代子
10 12月14日 マッハ・スペシャルで涙ボロボロ 三善英史
11 12月21日 チビッ子デストロイヤー、マッハと世紀の対決/あのねのねの芸能重大ニュース
12 12月28日 井上順、チビッ子芸者と結婚か?/マッハ・スペシャルで気絶10人 西城秀樹、西川峰子
13 1975年
1月4日
百恵・マッハ、世紀の対決[1]/マッハ・スペシャルで敏江・玲児ふっ飛ぶ 山口百恵、和田アキ子、あべ静江、風吹ジュン、正司敏江・玲児
14 1月11日 意地悪ジェスチャーで百恵泣く/マッハ・スペシャル!マッハ気絶10分 中条きよしレツゴー三匹、夏木マリ
15 1月18日 マッハ激怒!!チャンバラトリオ、バラバラ チャンバラトリオ今陽子
16 1月25日 遂に放送中止か、天功大催眠/マッハ・スペシャルで千里・万里グニャグニャ 海原千里・万里
17 2月1日 チビッ子西城に夏木マリホレホレ/マッハ・スペシャルで井上順、再起不能? 井上順、夏木マリ、桜田淳子
18 2月8日 チビッ子双子妻に五木アラアラ/マッハ・スペシャルでやすし・きよし行方不明 五木ひろし、横山やすし・西川きよし
19 2月15日 マッハ激怒!!コブラツイストで球児・好児グニャグニャ/天功マジックで、アッコ、アー!! 和田アキ子、青空球児・好児
20 2月22日 百恵ジェスチャーでお面に挑戦/マッハ・スペシャルでずうとるびズルズル 山口百恵、ずうとるび
21 3月1日 マッハやっぱり15歳、色気でスタコラ!!/踊って歌って集団催眠 山本リンダ、夏木マリ、あべ静江、西川峰子
22 3月8日 嵐の13文キック、マッハ、リングで大暴れ/仰天!天功マジックでステージ大混乱 浅田美代子、伊藤咲子
23 3月15日 マッハ大怪獣に挑戦!スタジオ大混乱/決定版!!夏木の腰振りどじょうすくい 八代亜紀ゴジラ メカゴジラの逆襲』公開直前企画
24 3月22日 天功マジック 五郎の左腕ブラブラ/マッハ・スペシャルドカーン!! 井上順、桜田淳子、南沙織中村晃子
25 3月29日 遂にやった!!マッハ世界選手権奪取[2]/五郎必死のフィナーレ 森昌子、山本リンダ

(参照:朝日新聞 縮刷版朝日新聞社、1974年10月5日 - 1975年3月29日付のラジオ・テレビ欄。 

放送局

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 山口百恵とマッハ文朱は、『スター誕生!』(日本テレビ系列)の「第4回決戦大会」に出場し、山口は合格したがマッハは失格したという過去があった。なお前日の1月3日は日本テレビで『スタ誕』の正月特番『欽ちゃん一座正月公演』が放送されたが、ここでも山口とマッハが共演した。
  2. ^ 1975年3月19日に行われた「WWWA世界シングル王座」でマッハが王座を獲得した。
フジテレビ系列 土曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
クイズグランプリ
(1970年4月4日 - 1974年9月28日)
※19:30 - 19:45
【土曜の放送を廃止】
スター千一夜
(1969年10月4日 - 1974年9月28日)
※19:45 - 20:00
【土曜の放送を廃止】
東海道姉ちゃん仁義
(1974年6月8日 - 1974年8月31日)
20:00 - 20:55

土曜特番
(1974年9月7日 - 1974年9月28日)
※20:00 - 20:55
【つなぎ番組】
オールスター90分!
(1974年10月5日 - 1975年3月29日)
欽ちゃんのドンとやってみよう! (第1期)
(1975年4月5日 - 1977年3月26日)